男女ともに白星を飾る/関東学生1部リーグ戦

2018.04.08
 今季初勝利をつかみ取った。連敗の中、対戦した今回の相手は東大。前半の50メートルから終始ペースを握り、リードを持って後半に進む。後半の30メートルでは、前半で300点台を記録していた選手が安定した射を維持した。王座進出に向けて一戦も負けられない状況の中、奮起したのは花井大起(政経2=明大中野)。「射っている時の感覚が良かった」(花井)とチームトップの654点をたたき出し、チームをけん引した。花井の他にも、高木敬徳(法3=逗子開成)も650点の活躍。650点の大台を2人が超え、3839点でチーム新記録を更新した。悲願の王座進出へ、次戦は強豪・立大を撃破する。

 女子は昨年のリベンジを果たし、破竹の開幕3連勝を収めた。リーグ3戦目の相手は昨年、24点差で惜敗を喫した法大。因縁の相手を前に、初のリーグ戦に臨んでいる荒井公佳(政経2=共立女子)が自己新記録となる640点をマークし、勝利に大きく貢献した。「周りの先輩たちが声をかけてくださるので緊張しないで臨めている」(荒井)。無声応援の中行われた試合だったものの、終始明るいムードでチーム新記録となる2471点を記録するなどチームは好調だ。次戦は格上、早大が相手。チーム一丸で勝利を目指す。

[髙橋昇吾・藤田幸大]

試合後のコメント
[男子]
高木
――650点を出しました。
 「自己ベストです。練習でも出たことのない点数です。体調が良かったのもありますが、後ろで応援してくれていた同期や先輩方、後輩がアドバイスしてくれました」

花井
――今日の良かった点はどこですか。
 「射っている時の感覚が良かったです。いつもは50メートルに関しては力んで射っていましたが、今日はそれが全くありませんでした。試合で出せて良かったです」

――チームの勝因はどこにありますか。
 「50メートルで大崩れしている人もいませんでしたし、全体的に雰囲気が良かったです。今日は良い試合ができました」

[女子]
太田葉月(政経3=明大明治)

――今日の振り返りと次戦への意気込みをお願いします。
 「最近、調子が悪かったので636点を出せたことは素直にうれしいです。チームの点数も安定してきているのでこのまま力を出せれば王座が見えてくると思います。次戦の早稲田さんは強いので自分の力を全部出せるよういいコンディションで臨みたいです」

荒井
――今日の振り返りと次戦への意気込みをお願いします。
 「自己新(640点)でした。周りの先輩たちが声をかけてくださるので緊張しないで臨めています。次戦はあまりこの点数にとらわれすぎずにできればなと。授業も始まるので調子を崩さずにやっていければと思います」

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