
ルーキー松本の活躍で国士大撃破 初勝利を挙げる/春季関東大学1部リーグ戦
第3セット目以降も松本の勢いは止まらない。コースを切った力強いスパイクでさらに得点を重ねた。「堂々したプレーで引っ張ってくれた」(小川)と、松本は途中出場ながら14得点を挙げチームの初勝利に大きく貢献。決定力不足に悩んでいたチームに希望の光が差した。
負けられないは戦い続く。松本、三輪のルーキーコンビの活躍でチームは調子づいてきた。次週は順大、慶大との対戦。特に順大は開幕戦で昨季2位の筑波大をストレートで破っており勢いに乗っている。「残りの前半戦は全勝」(小川)という目標を果たし、後半に控える上位チームとの対戦をいい状態で迎えたい。
[大西健太]
試合後のコメント
鈴木康時監督
――今日の試合を振り返っていかがでしたか。
「昨日1敗をして、今日からの仕切り直しということで、みんなだらけることなくできたので、そこは良かったと思います」
――今週の2戦残った課題はありますか。
「やっぱりサーブですね。冬の練習でも意識してやってきたのですが、まだ足りないなと思うので、これからしっかり詰めていきたいと思います」
小川
――本日の試合を振り返ってどうですか。
「サーブミスが多かったです」
――2セット目の松本選手の活躍はいかがでしょうか。
「松本は1年生なので緊張もあるかと思いましたけれど、緊張していた割にはとても試合慣れしている堂々したプレーで引っ張ってくれたと思います。ひたすら楽しんでいて思い切った、引かないプレーが良かったです。サーブミスは多かったですけれど、スパイクとレシーブに関しては全力でプレーしていたので、チームに影響を与えたと思います。それが勝てた大きな要因だと思います」
――今週2試合を振り返ってどうですか。
「ほぼ下級生のチームなので、緊張や試合のつくりが分からないこともあると思っていましたけれど、100点ではないですけれど、そこそこ戦えるレベルになってきたので、後は練習や練習試合でやってきたことを100%出せるようにすれば上位チームも倒せると思います」
上林
――今日のスパイカーの調子はいかがでしたか。
「スパイカーの調子は良かったです。1セット目はかみ合わず、硬かったですけれど、2セット目は代わった松本が思ったよりもいい動きをしていたのでトスを上げやすかったです」
松本
――デビュー戦はいかがでしたか。
「最初は緊張しました」
――今日の試合を振り返っていかがですか。
「コースの打ち分けはできていたと思うのですが、ブロックに引っ掛かったり、アウトになったりしてミスが出ていたので、ミスをなくしていきたいと思います」
――来週への抱負をお願いします。
「今日駄目だったところを修正してもう少しチームの勝ちに貢献できるように頑張っていきたいです」
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