(男子部)専大に9点差で敗戦 3勝2敗で関東トーナメントに臨む/京王電鉄杯

 大会最終日は明大と同じ1部リーグ所属の専大との対戦。9点差で敗れ京王電鉄杯は4位に終わった。今大会の反省を生かし関東トーナメントに挑む。

 スターターは渡辺翔太(政経2=宇都宮工)、綱井勇介(文4=大阪学院)、須藤昂矢(営3=桐光学園)、森山修斗(政経4=瀬田工)、今川友哲(営4=大阪桐蔭)。

 射程圏内に捉えたが勝ち切れなかった。前半を1点ビハインドで折り返し、続く第3Q(クオーター)。2メートルを超える留学生・フィリップ(専大)の高さに手を焼き、15点差までリードを広げられてしまう。しかし、迎えた第4Qでは「スクリーンでつくったズレから攻めることができた」(須藤)。須藤が周りを上手く使いながらドライブを仕掛け得点を重ねる。さらに、今川もフィリップをかわしながら2本のダブルクラッチを決め流れを引き寄せた。3点差まで詰め寄ったが、インサイドを止めきることができず9点差で敗戦。今試合も留学生の高さに苦しんだが「留学生がいるチームに勝てないと上にいけない」(須藤)。5月から始まる関東トーナメントで一つでも順位を上げるためにもこの苦手意識の克服を急ぎたい。

[長沼遼太]

試合後のコメント
須藤

――今日の試合を振り返って
「留学生がいるチームなので相手よりもディフェンスを激しくしたり、相手より走ったりできないと勝てないと思います。ですが、今日は1試合通して相手の方が走るプレーが多かったし、自分たちのミスから相手に走られてしまいました。そこは反省点です。後半はディフェンスからアグレッシブにやっていたら自然と自分たちの流れに戻りましたし点差も縮められました。そういうアグレッシブなプレーを負けている時以外にも出せるようになりたいです。今川さんがドライブにいって何本か決めたりとか、みんな攻めきれる力は持っているので出し切りたいです。今大会の反省をして、トーナメントにつなげたいです。留学生がいるチームに勝てないと今年は上に行けないのでビデオを見て次につなげたいです」
――第4Qのドライブが決まった要因
「1試合通して特に意識的に変えたところはないんですけど練習で逆サイドからの動きを意識している結果だと思います。個人技ではなくてスクリーンからズレをつくって気持ちよくシュートを打てたのでそこは続けていきたいです」
――この大会を振り返って
「個人的には良い形で点に絡めていたし、課題だった3Pシュートも少しずつ改善できていると思うのでそういう部分は良かったと思います」