【瓦版】混戦極めるリーグ戦上位に食い込め!

ホームでの歓声を力に変える。今年も明大和泉体育館でホームゲームが開催される。例年は2日間の日程だが、今年は1試合のみ。攻撃的なプレーヤーがそろう日大を迎え撃つ。

4年ぶりベスト4へ

 リーグ戦上位へ向け、カギとなる試合だ。現在7勝7敗で6位の明大。得失点差はあるものの、5位の大東大も同じく対戦成績を7勝7敗としており、例年以上に混戦を極めている。日大は現在最下位だが「ここで負けてしまうと下位に行く可能性もある」(齋藤拓実・営4=桐光学園)と気を引き締めて臨む。4位以上に与えられるインカレのシード権を奪取するためにも、残り4戦で、勝ち星を一つでも多く積み重ねたい。

勝利へ導くキーマン
 今季ブレーク中の3人が、ホームでも大暴れする。シーズンを通じて走り勝つバスケを展開している明大。その中核を担うのは、今季プレータイムを伸ばしている須藤昂矢(営2=桐光学園)、松本大河主将(文4=能代工)、綱井勇介(文3=大阪学院)の3人だ。須藤は昨年ベンチ外だったものの、今季は2年生ながらスターターとして11試合に出場。チームメートにも「最強」(野口龍太郎・政経2=九州学院)と言わしめるフィジカルの強さを生かし、相手を切り裂くドライブでゴールを狙う。明治らしい泥臭いプレーでチームを鼓舞するのは松本。流れを引き寄せる3Pシュートを得意とする。また綱井は、司令塔である齋藤、吉川治耀(情コミ4=京北)のマークがきつくなったときに「1番としての役割も果たしてチームの流れをつくりたい」。スターターとしての出場機会も増え、チームの要となっている。「落としたくない試合でホームゲームというのは良いこと」(綱井)。ベスト4に向け、まずはホームで勝利の女神を振り向かせる。

◆穴のない日大を打ち破れ◆
 1日のみとなったホームでの試合で迎えるのは日大。身長208㎝の留学生・ケイタ、現在アシストランキング1位の新号、そして1クール目の対戦で4本の3Pシュートを決められた松脇がそろう、攻撃力の高いチームだ。「全員で走れば勝てる」(今川・営3)。持ち味を存分に発揮できるかがカギだ。

[記事・織田有衣子 レイアウト・亀井笙子]

★第93回関東大学1部リーグ戦星取表★
順位 大学名 拓大 専大 筑波大 白鴎大 大東大 明大 青学大 早大 東海大 日大 勝敗
拓大 ●○ ○○ ○● ○- ○- ○○ ○- ●○ ○- 11勝3敗
専大 ○● ○- ○- ●○ ●- ●- ○○ ●○ ●○ 8勝6敗
筑波大 ●● ●- ○- ●● ○○ ○- ●○ ○- ○○ 8勝6敗
白鴎大 ●○ ●- ●- ○- ○○ ○- ●● ○● ○○ 8勝6敗
大東大 ●- ○● ○○ ●- ○- ●○ ●○ ○- ●● 7勝7敗
明大 ●- ○- ●● ●● ●- ○● ○○ ○○ ○- 7勝7敗
青学大 ●● ○- ●- ○● ●○ ●○ ○- ●● ○○ 6勝8敗
早大 ●- ●● ○● ○○ ○● ●● ●- ○- ○- 6勝8敗
東海大 ○● ○● ●- ●○ ●- ●● ○○ ●- ○- 5勝9敗
10 日大 ●- ○● ●● ●● ○○ ●- ●● ●- ○- 4勝10敗
※第14節終了時点

◎応援へ行こう!
10月21日対日大戦 17時10分トスアップ
◆会場◆
明大和泉体育館(明治大学の学生は学生証提示で入場料が無料となります)
◆アクセス◆
京王線 明大前駅より徒歩5分