
開幕3連勝 成蹊大に2年連続の完封勝利/関東大学対抗戦
攻守の一体
87の得点が完封を生んだ。先制点が生まれたのは前半12分。敵陣深くで得たマイボールラインアウトからモールを形成。ひるむことなくゴールラインを越え、フッカー武井日向(商2=国学院栃木)が飛び込んだ。試合開始直後は成蹊大の内へと攻めてくるスタイルに対応できず決定力に欠けた明治だったが「10分間で対応し、攻め方が理解できた」(スタンドオフ忽那鐘太・文3=石見智翠館)。ここから明治の猛攻が始まった。セットプレーから確実にトライを重ね47-0で迎えた後半15分、相手のペナルティーに対しスクラムを選択。敵陣22メートルラインから井上遼(政経3=報徳学園)がボールをキープし続けそのままグラウディング。「残り5メートル、気持ちで押し切った」(右プロップ久原綾眞・政経4=佐賀工)。明治の十八番のスクラムトライで観客を沸かせた。
今試合のテーマに掲げた「シャットダウン」。筑波大戦から2週間ディフェンス面を鍛え上げた。「基本に戻って一人一人がディフェンスラインにこだわった」(右センター鶴田馨・営4=筑紫)。また、自陣に攻め込まれるとスクラムハーフ福田健太(法3=茗溪学園)がキックで自陣の守りを打破するなど確実な戦略が功を奏した。ただ終始、支配率で圧倒した明治。絶え間ない得点が最大のディフェンスとなった。
圧巻の初陣
BKに期待のメンバーが揃った。後半30分1年生が魅せる。敵陣10メートルでボールを受け取った左センター森勇登(政経1=東福岡)は鋭いステップで相手を抜き去った。22メートルまでゲインし、右からフォローに入ってきた右ウイング石川貴大(政経1=報徳学園)へパス。ボールを受け取った石川は快足を飛ばし相手を寄せ付けることなくトライを挙げた。対抗戦初出場となった森だったが、試合を通してプレッシャーのかかった局面でのサイドをすり抜ける突破力が見られた。また鋭い判断力から生まれるパスはタックラーにギリギリまで接近して放たれる。「1年生らしいプレーやチャレンジができた」(森)と対抗戦初出場の緊張は感じられなかった。同じく対抗戦で初スタメンとなった石川は筑波大戦に続き何度もラインブレイクする場面が見られた。「今日よりも印象強いプレーをしたい」(石川)と向上心も強い。期待のBKコンビがこれからの強豪相手にとっても脅威となるはずだ。
春の雪辱を晴らす。現在、明治、帝京大、早稲田、慶応が3勝で並んでいる。これからの一敗が優勝への道を閉ざしてしまう。順調に勝ち星を重ねているが次戦の相手は慶応。春にはディフェンス力不足で敗れている。しかし「一戦一戦成長してやってこれている」(左ロック古川満主将・商4=桐蔭学園)と春の明治はもういない。後半戦を占う大事な一戦をものにする。
[鈴木貴裕]
試合後のコメント
左ロック古川満主将(商4=桐蔭学園)
「今日はシャットダウンという目標で、ノートライに抑えようというフォーカスでやっていたのですが、しっかりそれに対して全員で遂行できました。結果としてもそれが表れたのですごくよかったかなと、次につながる成長したゲームができたかなと思います。筑波戦で失トライが多かったので、そこの修正というところでディフェンスをもう少し整備しようというのを2週間やってきたのですが、そこに対して結果として表れたと思います。前半なかなかうまくいかない時間帯もあったしストレスやフラストレーションも溜まるような入りだったのですが、そこはしっかり修正して自分たちの強みに立ち返ることができて、前半の終盤には修正ができました。こういうゲームもあるので、悪かったところを良くできたというところは良いことかなと思います。セットプレーでは優位に立てるというふうには思っていたので、しっかりそこはこだわりを持っているところですし、逃げずに80分間メンバーが変わっても新しい明治のスタンダードというところを意識してできたことはすごくよかったと思います。ラインアウトも雨でしたけどなかなかの獲得率だったのでそこもよかったと思います。コンディションが悪いのも悪いなりにしっかり対応して、それでもうまく取れたのでよかったです。今日梶村がいないというのもありましたけど、ややうまくいかないところもありましたが出たメンバーがしっかり頑張っていました。森も持ち味を出してどんどんゲインを切ったりディフェンスも引っ張ってくれたので、そこは梶はいなかったですがまずまずで良かったのではないかと思います。うまくいかない時間帯というのもありますが、そこの修正を梶がいない中でどうやっていくかというところはこれからの課題で、いい勉強になったかなと思います。一戦一戦成長してやって来れていると思いますし、今回の成蹊戦も大差で勝ちましたがしっかりシャットダウンできたというのは僕たちの自信にもつながると思います。それと青学戦でできなかったところができるようになったということは成長の証になっていると思うのでそこはしっかり自信を持って、慶応に向けて明治のやってきたことをもう一度そこに立ち返れるように2週間準備すればいい準備ができるのではないかと思います」
左プロップ久原綾眞(政経4=佐賀工)
「今日のチームのテーマであるシャットダウンを遂行できたので、チームとして大きな成長できた試合でした。雨だったのでミスが目立つ場面がありましたが、自分たち選手間で修正できたのは収穫です。ハンドリングミスでスクラムが多くなるのはFWで予想していました。マイボールでもヤンボールでも相手にプレッシャーかけれたので、そこはFWとして成長した部分です。スクラムトライの場面は、まだ22メートル入ったところで、BKからST(スクムトライ)狙えるなら狙っていいというコールが出たので、FWはST狙う気持ちでいきました。途中、エイトが出すかなと思ったんですけど、バックから残り5メートルというコールが聞こえて気持ちで押し切りました。特に前田剛がコールしてくれました。押せると感じていた中でST取れたのは成長だと思います。個人的にはコーチ陣から、スクラムでプレッシャーかけて運動量で勝負して今まで通りやってくれと言われていました。振り返ってみてもプレッシャーかけれたので良かったと思います。慶応戦は明治が苦手な部分が毎年あると思います。アタックでもディフェンスでも個人的なスキルが求められます。一対一の部分で勝たないといけないので、体を当てるのを重点的にやっていきます」
右プロップ祝原涼介(情コミ3=桐蔭学園)
「明治のハイスタンダードを80分間やるというのを目標にしていました。しかし、雨が降っていたので、イージーミスが多くなったり、簡単にトライを取ろうとしてしまっていて前半の序盤は思うようなリズムが作れませんでした。前半の中盤からFWがいつも通り前に出るようになって、良いトライが取れるようになりました。最初からFWがダイレクトに体を当てるべきでした。前日練習が良かった分、今日のアップはあまりよくなかったです。それも序盤にリズムに乗れなかった要因だと思います。モールはできた部分できなかった部分があるので、修正していきます。スクラムはプレッシャーを与えることはできましたが、終始圧倒したわけではないので、明治のスクラムを組めるようにやっていきます。ファーストペナルティーは修正できたので、同じミスを何回もしなかったのは次につながると思います。ボールキャリーの回数は前回と比べて少なかったですが、セットプレーでは自分の仕事はできたと思います。今年の慶応はスクラムにフォーカスにしています。僕たちがスクラムで負けると、チームにリズムを生み出せないです。逆にプレッシャーをかければ、チームはリズムに乗っていきます。慶応戦ではボールキャリーの回数も意識して臨もうと思います」
右ロック舟橋諒将(文3=札幌山の手)
「全体的には前半の最初の方あまり自分たちの形がつくれなかったのでそこでペースを直すのに苦労したのですが、前半の後半あたりからしっかり明治の形が出たので良かったです。無失点で抑えるというのはチームで掲げていたところで、全員が集中して絶対に取られないという気持ちで80分間できたと思うので、そこは本当に成長したと思います。僕が最初前半でミスしてしまってロックからしっかりテンポがつくれなかったので、そこは個人としても僕は反省しなければいけないなとは思います。スクラムはレフリーともコミュニケーションを取ってしっかりコントロールできていたと思うし、ラインアウトも雨だったというのはありますがそこはあとは個人のキャッチとかスローのスキルだったので、全体的にコミュニケーションとかリフトの精度はできていたと思うので良かったです。メンバーもいつもとは少し違いましたがそこはみんな全然気にしていないと思いますし、今できるフルのメンバーで落としていてもしっかり成蹊戦に対して100%の気持ちでいけるメンバーだったと思うので、そこは気にしていなかったです。練習でずっと合わせていたので、やりにくさとかもなかったです。慶応戦に向けては個人としては今日全然ロックとして仕事ができていなかったので、そこはしっかり反省して次の試合に修正するのと、修正してそれをチームの勢いに貢献できるようにしたいです。チームとしては慶応には春負けているので、やっぱり接戦のところで負けないように、しっかり1本1本を大事に点数を重ねていくのが大事かなと思います」
左フランカー前田剛(営4=報徳学園)
「今週は相手を無失点に抑えることをターゲットにしてきたので、まずそれを遂行できたことは良かったです。自分たちのミスや反則から自陣に攻め込まれるシーンもあったんですが、テーマに掲げたシャットダウンを全員が意識してディフェンスにしっかりと戻れてましたし、特にFWの近場のディフェンスのところで体を張って相手のアタックを止めれていました。今後強豪チームとやっていく上で自分たちのミスや反則でペースを崩したところから失点につながることも多くなると思うので、コミュニケーションをしっかり取って防げるところは防いでいかないといけないです。前半の20、30分くらいは相手も体を当ててディフェンスしてきて、その中で自分たちのハンドリングエラーであったり状況判断のミスがありました。モールは春シーズンが終わってから武器にしようとここまで取り組んできて、FW全員が自信とプライドを持ってやってますし、筑波も今回もモールトライを取れたというのはさらに自信につながったと思います。前半の最後でやっと自分たちのラグビーができるようになって、連続でアタックできるようになっていたのでハーフタイムではその流れを継続して、もう一度シャットダウンをするんだと全員で意思統一して後半に臨みました。今年のFWはフィットネスであったりフィジカルであったり、セットプレーの部分でも毎日ハードワークし続けているので、僕自身試合をする前から常に自信を持っています。スクラムトライに関しても、セットプレーにフォーカスしてユニットで練習を行っているので、その成果をしっかりと出せている証拠だと思います。点数が離れてしまうとみんな楽にトライを取ろうとしてしまう時があるので、明治のラグビーを80分間やり切るという意味で、小手先のプレーに走らずに自分たちのスタンダードを高く持つこと、FWがフィジカルで勝って空いたスペースをBKが攻めるということをトライを取るたびに言ってました。やっぱりみんな人間ですし勝てると思ったら甘くなってしまう部分はあるので、勝っているシチュエーションで甘くなる前に自分が一回締めて次のキックオフ、リスタートからしっかりやっていこうと。バックスリーの層が厚い中で石川(貴大)が出てくるというのは底上げという意味でもチームに良いエネルギーを与えてくれています。ですがまだビッグゲームであったり試合経験というのは浅いので高校の後輩ということもありますけど、試合中でもコミュニケーションを積極的に取るように今後も心がけていきたいと思います。今年自分に求められているのはディフェンスラインにすぐ帰るだとか、寝てる時間を2秒以内にしてすぐ立ち上がるということなので、そこはフランカーとして入っているわけですし特に意識してます。次の慶応戦でも、明治のラグビーを遂行するためにはまずFWから勝っていく必要があります。まだ2週間あるので、良い準備をしてハードワークして臨みたいと思います」
右フランカー佐藤諒(政経2=国学院久我山)
「入りの部分で明治ペースがなかなかつかめなかったんですけど、前半のうちにチームとしてまとまれて修正できていたのでそこはレベルアップを感じれた部分です。小さいコミュニケーションと個人のスキルを徹底することが最初少しできませんでした。そこは準備不足が出てしまったところだと思うので、またここから2週間かけて修正していきたいです。個人的には気持ちをぶつけるというところを大事にしていたので、常に声掛けを忘れないように意識してました。今日はラインアウトが多くてそこでしっかりボールが取れたり、相手のボールをスチールできたりという部分が多かったので自分としてはすごく自信がつきました。スクラムトライであったりモールトライであったりに関しては、1年間通して春からこだわってきているところなので素直に嬉しいです。ですがやはり課題というのは必ず残っていると思うのでこれから慶応、帝京、早稲田とやっていく上で自分たちのスタンダードというのは下げないようにしたいです。なかなか相手がフェーズを重ねてアタックしてくる場面がなかったので、数としてはそんなにタックルは行ってないと思うんですけど、キックオフの後だったりタックルすべきところでは相手の芯をしっかりと捕らえてできていたので、そこは継続して自分の強みを試合で出していきたいです。今回シャットダウンというのをチームのフォーカスとして挙げて、結果0点に抑える試合だったり自分たちで修正を効かせる試合ができると分かったので、明治として80分間戦い抜くというのは今後も徹底してやっていきたいと思います」
ナンバーエイト井上遼(政経3=報徳学園)
「前半は自分たちのミスでもたもたしてしまったんですけど、全体を通して目標であった『シャットダウン』ができて良かったです。ナンバーエイトはボールタッチ数が多くて楽しかったです。前半はミスが多くてFWとBKが前に出られなかったので得点するシーンが多くなかったんですが、前半ラスト10分でしっかりと良い形でトライに持っていけたのが良かったです。ハーフタイムは、前半の最初のほうはFWでアタックするのかBKでアタックするのかというところをチームで統一しました。22メートル内に入ったらFWで取ったり、余ったらBKで取り切るというところを話し合いました。それが後半でうまくできたと思います。(後半のスクラムトライ)その前からFWがしっかりスクラムで押すぞという意識でいて、ゴール前でアドバンテージ取ってスクラムを選択して、明治らしいトライができました。相手に一対一で前に出られるところがあったんですけど、自分はそこでボディ」が高くなって相手に受けちゃったところもあったので、そこは少し反省しています。FWはモールトライやスクラムトライがあって、明治がこれからしようとしていることが現れた試合だと思います。ペナルティーがブレイクダウンで二つほどありました。成蹊相手にそういうことをしてしまうとこれからの慶応帝京早稲田で苦しくなってしまうので、ブレイクダウンでの戻りを早くして、相手をしっかりとクリーンアウトすることを意識してやっていきたいです。次の慶応はこれから帝京早稲田と戦っていう上で自分がレベルアップするのに一番重要な試合になると思うので、しっかり勝ち方にこだわってやっていきたいです」
スクラムハーフ福田健太(法3=茗渓学園)
「今週のテーマがシャットダウンというところでどんな相手でも明治のスタンダードを下げないように考えていました。最初の方は天候もあったと思うのですがその明治のスタンダードができませんでした。その前半の悪いところも去年までだったらずるずるとそのままいっていたと思いますが今日は試合中に修正できたのでそこは春から成長してきた部分だと思います。相手はディフェンスが狭いのでしっかりとBKに振って相手のラインを広げていくようにしていきました。相手のディフェンスもよかったのでなかなかBKのラインを広げて難しかったです。あと天候が悪かったのでとにかく敵陣でプレーできるようにキックも多用していきました。次の慶応は春に負けている相手なのでBKもいいですし丹治もいますのでまずは春の借りをしっかりと返すことを考えていきます。あとは内容にもしっかりとこだわって明治のスタンダードが春とは違うというのを慶応に見せつけてやろうと思います」
スタンドオフ忽那鐘太(文3=石見智翠館)
「今日のテーマがシャットダウンでやっていたので結果的に0点で終われたのは一番良かったです。ディフェンスラインをそろえることと、内側との連携というのを80分間通してできました。最初の10分間で相手のディフェンスラインが内側によると分析できたので。その10分間で対応し、攻め方が理解できました。外に振ろうと話をしました。ミスが重なってしまったこともあったので、エリアをとる方法に変えました。敵陣でのスコアのリズムを出ました。自陣では焦らず福田と自分のキックでまず敵陣に行ってからディフェンスするというのを徹底しました。前半の後半から修正して外中心のいいアタックができました。BKのラインも最初は浅かったのですが、深くためたことによってスコアにつながりました。(対抗戦初スタメンだが)試合に出場したらスタメンもリザーブも関係ないのであまり気にせず臨みました。外側のコールを聞き逃して自陣で無駄なショートパントキックを蹴ってしまって相手に取られてしまったのでもっとFWをオーガナイズしてうまく外に運べたと思います。慶応はアタックもディフェンスも両方いいので、明治のスタンダードを崩さずにFW、BKの連携をうまく行えるようにしたいです」
左ウイング渡部寛太(文4=愛媛県立北条)
「前半は雨も強く振っていて自分たちのラグビーができない時間が続きました。いいアタックもできなかったのですが前半の途中から徐々に感覚を取り戻せてきていたと思います。キックも使いだして相手陣でプレーするようになって明治ペースになっていきました。この試合は自分にとってやっぱり大きいもので自分の中でも思いというのは強かったです。(トライを振り返って)一つ目はその前に同じような展開でトライを取りきれなかったので絶対取ろうと思っていて何とか走りきれて取れました。2トライ目は三股が抜けていくのが見えて練習中だと彼は蹴ってくることが多いのでそこを待っていたらちょうどきてトライしました。3つ目は(髙橋)汰地が持ってきてくれたのを最後置いただけでした。慶応は要所要所のキーマンがしっかりとボールを持って攻めてきます。春負けているので絶対に借りを返したいです。毎回戦術は決めて試合に入るのですが今日は天候も合わなかったこともあり修正をもっと早くできればよかったと思います。アタックでも細かいミスがやっぱりありました。石川も森にも刺激をもらっています。まだ次どのメンバーが出るのかは全く分からないのですが自分が出たら慶応には春の借りを返してNEWMEIJIとして変わっているのでそこを見せつけていきます」
左センター森勇登(政経1=東福岡)
「今日は公式戦の最初の試合ということで、トライもできて1年生らしいプレーやチャレンジもできました。この秋初の対抗戦で、意識するというか、ミスをしないようにという不安がありました。雨の中の試合ということで、ボールが滑りやすかったのですが、テープを巻いたりして対策していました。なので自分的には影響はなかったです。トライシーンはキックカウンターでボールが回ってきた時に外にスペースがありませんでした。なので自分で前にあったスペースに仕掛けたらトライが取れたので良かったです。好材料としては、0点で抑えられたことが一番良かったです。慶応戦に向けては、出ることができたら自分は今日よりもよりミスを減らして良い試合にしたいと思います」
右センター鶴田馨(営4=筑紫)
「チームとしてシャットダウンを達成できて良かったです。天候が悪い中でファンブルやミスが起きるのは想定していたのですが、その中でももっと精度を高めていくためにコミュニケーションやスキルを大事にしたかったです。ボールを持ったら前に出るという意識があったのでアタックにリズムがあったと思います。最初からラインの幅を広げてアタックしていたのですが、相手が思った以上に内にいいディフェンスをしてきたので、修正していいアタックできました。梶村がいなかったので、僕と寛太(渡部)でBK自体がいいアタックができるようにゲームの流れは判断するようにはしていました。点数も取れましたし、0点に抑えたので良かったです。ラインスピードを上げるのは毎回のことですが、もう一度基本に戻って一人一人そのディフェンスラインにこだわりました。(森は)彼自体も実力があっていいアタックもできていたので良かったです。センターの層が厚くなるのも自分にとってもいい刺激になるので嬉しいです。負けないように頑張ります。慶應は去年僕らが逆転勝ちをして必死で勝ちに来ると思うので、一個一個のプレーの丁寧さで試合を自分たちのものにしたいです」
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