(20th Race)インカレ直前特集2017(4)4年生インタビュー
第四回は、大学生活最後のインカレを迎える4年生に意気込みを語ってもらいました。(取材は8月21日に行ったものです。
出場予定種目:ケイリン、チームスプリント
――インカレを直前に控えた心境を教えてください
特に緊張している訳でもなく、プレッシャーも感じていないです。最後のインカレなので、全力で楽しみたいと思っています。楽しんで自分の力を出して成績を収められればなと思います。
――ケイリンとチームスプリントはどちらに照準を合わせていますか
チームスプリントに重点を置いていて、チームスプリントは確実に優勝を狙っていきたいです。ただ、自分はチームスプリントに関してはそこまで修正点とかないので、それよりもケイリンでできるだけポイントが取れるようにしたいと思っています。
――チームスプリントは全日本チャンピオンとして出場します
優勝、優勝ときているので、やっぱり最後も優勝したいです。自分は緊張やプレッシャーよりも勝ちたい気持ちが強いです。
――インカレ直前の合宿ではチームスプリント中心に取り組むのでしょうか
そうですね。チームスプリント中心にいきます。チームスプリントの最終調整ですね。交代の練習だったり、スタートの練習をやっていきたいです。
――ケイリンにはどう臨みますか
もちろん、優勝は狙っています。個人戦(全日本学生個人トラック)でも決勝に乗れて、まあ降格で6位になってしまったんですけど、4位には入れていました。個人戦は上2人が中大の選手で、インカレでは1人しか出ないというのであれば表彰台も狙っていけるんじゃないかと思います。
――今のコンディション、仕上がりはいかがですか
悪くはないですね。実際に会場のバンクに乗ってみてどうかなって感じです。
――美鈴湖のバンクは得意でしょうか
33バンクでのケイリンは得意ではないです。チームスプリントはいいんですけど。ケイリンはうまくやっていきたいです。
――チームの雰囲気はいかがですか
それぞれが目標を立てて行動していて、チームの総合力はあると思います。そこを直前の合宿でさらに高めていければなと思います。
――インカレでの目標を教えてください
短距離のリーダーとしては短距離全員が確実に入賞すること。チームスプリントも確実に優勝を狙って、予選で1位2位のタイムを出して決勝に残らなければいけません。確実に入賞とは言いましたが、入賞と言うだけではぎりぎりの入賞になってしまうので、表彰台を狙うというメンタル面の部分も直前の合宿で言おうと思ってます。
――板倉選手にとって最後のインカレになります
今までいろいろあったなと思います。良い思い出もあれば、悪い思い出もあって。でも、本当にここまでやってきてよかったと思っています。最後は明治に恩返しするつもりで最高のパフォーマンスができたらと思います。
――インカレ後はどうされるのでしょうか
ナショナル合宿に行った際にコーチから誘いを受けたので、これからも競技は続けます。伊豆に拠点を置いて、代表としてオリンピックを狙っていきます。
――最後に意気込みをお願いします
色んな人に応援されてここまできたので、最後は悔いのないように。チームスプリントは期待されてると思うので、期待に応えられるように優勝という結果を残せればなと思います。
出場予定種目:インディヴィデュアル・パーシュート、1kmタイムトライアル、チーム・パーシュート、ロードレース
――インカレを前に現在の心境をお願いします
緊張しすぎることなくリラックスして過ごせています。
――現在の調子は
先週ロード班の合宿に参加してかなり乗り込んだおかげもあり、トラックの方でも調子が上がっているのを実感しています。
――今までのインカレを振り返って
1、2年の時に無難に入賞を重ね、総合優勝に最も近かった昨年度のインカレでは表彰台を期待されていました。しかし結果は入賞をさえできないという足の引っ張りようでした。1、2年で入賞はしていましたが、最高潮かと聞かれてうなずけるようなものではありません。毎年この時期になるとパッとした走りができていなかったので、最後のインカレでは最高の状態で出走します。
――1年間で成長した点
やはり就活があったので競技面で成長というのは実感できていません。
しかし、就活を通して社会というものを少し学んだので人間的には成長できたのでは?というふうに考えています。
――出場種目の目標順位
今までインカレで個人追い抜きでの表彰台を経験できていないので確実にそこは取ります。
チーム・パーシュートでは上位での入賞、あと私が1年の頃に出した明大記録を塗り替えたいと思います。1kmタイムトライアルは現実的に考えて入賞は厳しいと思われるので脚に刺激を入れるという意味で良い走りができたらなぁと思っています。あと自己記録の更新ができれば最高ですね。ロードレースは完走を目指したいと思います。部員の中でも私が一番出場種目が多いので集中力を切らさず全力を出しきります。
――主将として意識すること
大会中のチームのかじ取りはもちろんのこと、士気の向上にも努めたいと思います。
――同期部員の存在
同期の仲は非常に良く、全学年中1番だと自負しています。
同期にサポートしてもらうと順位が良くなるというジンクスもあったりします(笑)。
インカレ中も同期とのコミュニケーションはしっかりとっていきます。
――就活からの復帰は大変でしたか
4年生になってから目立った活躍は一切できていません。今現在も復帰できているかと問われると難しいですね。しかしこのインカレで眞砂が戻ってきたというような印象を他大学に与える走りをします。
――今年のチームカラーは
難しい質問ですね…。やはり明治といえば紫紺なのでチームカラーは紫色になるのでしょうか。紫は赤と青を混ぜるとできる色です。赤色のように情熱を持ち、青のように冷静沈着に物事を考える、そんな二つを合わせた最強の紫! って感じでしょうか(笑)。
――ロードではどんな戦いがしたいですか
トラックの得点によってロードでの動きが変わってくるのでトラック次第でしょうか。
昨年度に野本が優勝したので今年度も連覇を果たしたいですね。
――インカレへの意気込みをお願いします
昨年の汚名返上をするためにもチーム一丸となって全力でインカレに挑みますので応援よろしくお願いいたします。
☆松本祐典(法4=北桑田)☆
出場予定種目:ロードレース
――インカレを直前に控えた心境を教えてください
集大成として、しっかりと最後の仕上げをしていきたいと思ってます。自分はこれで競技の最前線からは退こうと思ってるので、競技人生最後として後悔ない良い形で終われるように頑張りたいです。
――就活などで大変なシーズンだったと思います
3月から6月にかけて全然乗れなくて、自転車競技をする上で冬はかなり距離を乗り込む時期なんですけどそれができなかったので、6月の個人ロードも完走できるか心配なほどでした。でも個人ロードからどんどん乗ってきて、昨年の実力を取り戻せてると思います。チーム全体が強くなってきて助けられているので、個人というよりはチームとして走る感覚です。なので気持ちの面で自分が就活だったから、とかは全然考えてないですね。
――ロード班の夏合宿ではどのような練習をしましたか
今回はインカレで使うロードコースを走って、景色変えるために別の場所も取り入れながら追い込めました。実際のレースより多く周回したり結構早いペースで走ったり、上りの部分を重点的に走ったり、インカレでもしっかりと実力を出せるような練習ができたと思います。
――ロード班の雰囲気はいかがですか
昨年はチームワークがすごくて野本(空・政経3=松山工)が優勝できたりしたんですけど、今年もロード班は良いです。お互いをライバル視しながら尊敬もできる関係性を築けていて、刺激し合って高め合えるチームになってますね。
――部全体で今年はどのようなチームですか
全体的にみんなが高め合えるチームになってきたんじゃないかなと思います。今までは個人で結果残せれば良いというイメージが少しあったんですけど、今は競い合って高め合ってというイメージの方が強いです。ロード班に関しては、昨年がチームワークと言っても実際は3人が走れるっていう感じだったんですけど、今年は長距離5人が走れるので、そこも変わってきてますね。昨年は最上級生が思い切り引っ張る感じだったんですけど、1年生でかなり速い子が入ってきて全体が強化されてきているので、今年は全学年で戦えるというか、層が厚くなってきているなと思います。
――1年生への期待はありますか
ありますね。1年生全員がインカレ出ることになっていて、種目もかなり重要なところを任せているので、その活躍によって総合順位も変わってきます。なので期待もそうですけど、1年生でも責任感を持って勝つつもりでやってほしいです。
――目標を教えてください
明治で個人の連覇とロード総合優勝です。ロード総合は昨年1ポイント差で2位で。前半のチームTTだったりでポイント取れてないのでロード総合とるのは難しい部分だとは思うんですけど、狙える実力はあると考えています。
――最後のインカレに向けて意気込みをお願いします
自分自身インカレに良い思い出がなくて、毎年ロードだけ出させてもらってるんですけど1年も2年もリタイアで、昨年でようやく17位くらいで。インカレに調子合わせることがなかったとこもあるんですけど、今年は最後なので全精力を注いで、インカレで今年一番のレースをしようと思っています。
――3選手とも、ありがとうございました!
◆文部科学大臣杯 第73回全日本大学対抗選手権自転車競技大会◆
日程:8月31日~9月3日
会場:トラック:長野県松本市三才山 松本市美鈴湖自転車競技場(333.33m)
ロード:長野県大町市美麻地区 公道周回特設コース 1周 12.6km
[自転車部担当一同]
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