(19th Race)インカレ直前特集2017(3)3年生インタビュー
☆池西拓海(営3=栄北)☆
出場予定種目:スクラッチ、チーム・パーシュート、ロードレース
――今の心境はいかがですか
緊張しています。まだ1週間前ですけどやらなきゃいけないことが多くて、まだ頭の中で整理できていないですね。
――昨年とは違いますか
去年とは違って出る種目が多くて、特に自分のメイン種目のスクラッチに出られるようになって状況も違うので、それなりに心境は変わっています。
――現在の調子は
ロードしか走っていなくてバンク練習もしていないので、明日からバンク合宿ですけど、自分がどれだけ走れるかによって今の調子が分かるかなと思います。
――伸ばしたいポイントは
一番伸ばしたいのは単発的なスプリント力です。スクラッチではとても重要になるので伸ばしたいと思います。苦手な部分なので、そこが変われば結果も変わってくるのではないかなと思います。
――ここまでのインカレを振り返って
1年、2年のときはあまり期待されていない部分も大きくて、3年になってから出る種目が増えて、より頑張らなければいけないと思っています。
――この1年で成長した部分は
競技的な面で言うならば持久力ですね。長距離の力が伸びたので、それだけ動き回ることができ、レース展開もそれだけ幅が増えたと思います。(きっかけは)去年のインカレもありますし、筋トレや日々の練習、バンク練習とか全部含めてそうなったんじゃないかなと思います。何か1つ欠けていたらこうなってなかったんじゃないかなと。
――目標順位は
スクラッチは優勝を目標にしています。団抜きは優勝と言いたいところなんですけど、今の結果的に難しいと思うので目標は表彰台と考えています。ロードは全然走れていなくて、みんなのサポートもしくは完走を目標にしています。
――チームの中での役割は
そこらへんはよく分からないですね。
――今の4年生はどんな存在ですか
難しいですね。いろいろ競技の面でも自分より上でしたし、みんなを引っ張る力があって、生活面でもしっかりしているところがあって、それぞれ後輩を引っ張っていた部分があるのでそういう部分を見せられて尊敬していますし、先輩たちから学べることを最後まで学べたらと思います。
――今年は昨年出られなかったスクラッチに出場されます
うれしいですね。でもどちらかというと緊張の方が大きいです。
――この1年で今までと変えた部分は
下級生から上級生になったという部分が大きかったです。その分後輩に負けていられないというので精神的な部分でも成長できましたし、競技面でも3、4年がメインなのでその分モチベーションも上がって質の高い練習ができたのではないかなと思います。
――今年も明大の多くの選手が好成績を残しました
同期が結果を出す中自分は結果を出せなくてとても悔しくて。だからそういう部分でもモチベーションを上げるという意味でもとても刺激を与えられたかなと思います。
――最後に意気込みをお願いします
スクラッチが今年で最後なので何としてでも最後に良い結果を残せるように頑張っていきたいと思います。
☆隈園郷史(政経3=明大中野)☆
出場予定種目:1kmタイムトライアル、チームスプリント、ロードレース
――インカレ直前となった今の心境を教えてください
昨年のリベンジという気持ちで今回のインカレを迎えようとしています。
――出場種目で力を入れている種目を教えてください
ロードは高い順位を狙わずに、トラック2種目に絞って今年は戦っていきます。
――トラックはどのような練習をされていますか
今年は比較的に持久的なトレーニングを去年より多めにしてきました。これからは本番になるべく近い練習を多めにやって行きます。
――調子はどうですか
まだ暑さに対して体が適応しきれていないところがありますけど、調子は悪くありません。この後の合宿で最後の仕上げをして、本番に臨みます。
――3回目のインカレですが
自分たちが引っ張る立場にあると思うので、自分の種目で成績を残すのはもちろんですけど、周りにも気が配れるような存在になることができれば良いと思います。
――チームの雰囲気はどうですか
今年は昨年よりもアットホームで和やかな雰囲気で迎えられています。もちろん縦のつながりもありますけど、しっかり言いたいことは言える仲なので、チームワークとして良いと思います。
――チームへ貢献どのように貢献していきたいですか
チームに対しては成績で返すしかないので、ポイントをなるべく高く積み上げて、学校の総合順位をあげることを目標にしています。
――インカレの目標を教えてください
目標は優勝です。チームスプリントは東日本、全日本で勝ってきているので、インカレでも勝って、今年のチームスプリントは全部勝ちたいです。自信はあります。
――最後にインカレへの意気込みをお願いします
今年は大学入ってから3年目で一番調子が良い年なので、大学に入ってから1番の成績が出せるように頑張ります。
☆酒井翔(法3=裕誠)☆
出場種目:ポイントレース(補欠)、チーム・パーシュート(補欠)
――合宿での練習内容について教えてください
午前中が全体的に個人の練習で、午後はチーム種目の練習になります。(今年の出場予定種目)昨年と同じ種目の補欠です。
――インカレまでどのような練習をしていきますか
ポイントレースはインターバルの力が必要なので、できるだけ全部の練習を休憩少なめでやっていこうと思います。ほぼ全部チーム・パーシュートの練習になるので、タイムが出るようにしたいです。
――1番力を入れてきた種目は何ですか
ポイントレースです。好みだからですね。
――インカレに向けての目標を教えてください
総合3位以内に入ることです。補欠なのでサポートメインで。出ることになったら頑張ろうかなと思います。
――最後にインカレに向けての意気込みをお願いします
補欠ですけど、チームとしては補欠を使わないでいくのが1番いいと思います。
☆野本空(政経3=松山工)☆
出場予定種目:ロードレース
――インカレ直前となった今の心境を教えてください
合宿もしっかりできて、距離も走ったので準備はできているかなと思います。
――長野合宿ではどのような練習をしていましたか
レース距離に対応できるような練習をしたので、レースでもしっかり走れると思います。レースが170kmぐらい走りますけど、それに対応できるように全体で200kmくらい、ちょっと多めにして走り切れたので大丈夫だと思います。
――合宿での思い出は何かありますか
岐阜県の乗鞍岳っていう「君の名は。」の聖地に行きました。景色がとてもきれいで。標高も高くて雲も突き抜けていて、外国の景色みたいでした。
――合宿以外でやっていた練習を教えてください
昨年も自転車を乗り換えていたのですけど、今年も平坦系のフレームで練習をこなして、大会で軽量フレームを使って力を発揮できるようにしてきました。
――健康面のケアはどのようにされてきましたか
規則正しい生活を送ることを大事にしてきました。まず三食必ず、面倒でも取るのを心掛けて。早朝練習も多いのでそこで力を発揮できるように時間も考えて睡眠取るようにはしてきました。
――インカレ前の課題はなんですか
トップスピードがあまりないので、そこが課題だと思いますけど、それを補えるくらいのスタミナは付いていると思うので、そこをうまく使っていきたいです。
――今回のロードレースのコースはいかがでしょうか
一周12kmくらいの周回コースで、序盤下って後半上りというアップダウンコースですね。昨年のCSCのコースに似ているので、僕でもしっかりと力を発揮できると思います。
――予想しているレースプランはありますか
脚が一回疲労すると回復しないコースなので、しっかりペース配分考えて、後半勝負できるのが理想ですね。トップスピードはないですけど、スタミナがある分他の選手を引き離せるかなと。鹿屋体大の山本選手や、日大の岡本選手など海外でも活躍している選手がたくさんいるので、そういう選手をマークしながら戦っていきたいです。
――インカレに向けて、チームの雰囲気はどうですか
短距離も全国大会で優勝していたりして、ロード班も比較的成績を上げてきて、部としても盛り上がってきているので、今年は昨年よりいい成績を残せたらいいなと思います。
――特にロード班での仲はどうですか
合宿が本当に厳しかったので(笑)団結力も高まったかなと思います。1年生の花田選手(凱成・農1=祐誠)も実力的にまだちょっと足りない部分はありますけど、積極的に先輩たちに戦おうという意思を見せて勝負挑んできたりしているので、今後の成長が楽しみです。
――昨年のインカレ優勝はプレッシャーになっていますか
そうですね。昨年の成績を考えれば優勝以外はがっかりされる。周りもそれほど喜べない感じになると思うので、僕としてはやはり連覇狙って走りたいと思います。
――今回が4年生と走る最後のレースになります
眞砂さん(英作主将・政経4=高松工芸)は、僕も出身四国なので元々強い選手でとても有名だったので、尊敬して大学入った部分もあります。松本さん(祐典・法4=北桑田)もすごくお世話になっています。U―23(23歳以下)の強化選手とかにもなっていて、そういう選手にロードレースの走り方や展開とかを教えてもらって今の自分の成長があるかなと。
――後輩で期待している選手はいらっしゃいますか
さっき言った花田です。彼は1年目で厳しいと思いますけど、今回のインカレを経験して、1年後2年後に結果残してくれるような選手になればいいなと思います。
――総合優勝に向けてチームで必要になることは
昨年のチーム力ほどは及ばないかなと思いますけど、それでも他の大学と明大だと個々の実力的には差はそこまでないと思うので、やっぱり一人一人が最善の動きをすれば結果もついてくると思います。
――インカレの後には愛媛国体が控えています
今はインカレに全力を注いでいる感じですね。インカレ終わったら完全に国体に照準を合わせてやっていきたいと思っています。
――愛媛国体とインカレの違いは何だと思いますか
インカレのコースはアップダウンに対応しないといけないので体重とかもシビアに調整して臨まないといけないですけど、国体は平坦なコースで自分の重たい体を持ち上げる必要がなくて、ある程度筋肉付けてもトップスピードさえ出れば走れるので、そこが違います。国体では団抜きも走りますけど、その種目で平たん走れるようにして、ロードレースに向けていきたいなと思います。
――最後にインカレへの意気込みをお願いします
今年はトラック班も成績が出てきているので、昨年よりいい成績残して最後となる4年生にいい思い出をつくってほしいなと思います。
――4選手とも、ありがとうございました!
◆文部科学大臣杯 第73回全日本大学対抗選手権自転車競技大会◆
日程:8月31日~9月3日
会場:トラック:長野県松本市三才山 松本市美鈴湖自転車競技場(333.33m)
ロード:長野県大町市美麻地区 公道周回特設コース 1周 12.6km
次回はインカレ開幕直前特集として、4年生の直前インタビューをお伝えいたします。お楽しみに!
[自転車部担当一同]
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