
インカレ直前4年生インタビュー(6)後藤滉平
今回、9回にわたりインカレに出場する4年生を紹介していきます。第6回は100・200m平泳ぎに出場する後藤滉平(政経4=筑陽学園)のインタビューをお送り致します。(この取材は8月12日に行ったものです。)
――現在の調子はいかがですか
強化合宿から帰ってきまして、そこから徐々に疲労を抜きながら調子を上げていくという段階です。これからという感じですね。
――夏合宿や練習で手応えはありますか
うまくいかないところがあって、それを改善しようとしながら試行錯誤した合宿でしたね。4年間の経験と学んだことを生かして、合宿に入ったときよりはうまく終えることができたので、自分としては選手として成長できていると思います。
――具体的に合宿中でうまくできなかったところはどこですか
故障とかケガではないですけど、合宿入る前に疲労が溜まりすぎてしまって、体調を崩しかけた時がありました。そのせいで体が思うように動かないことがあったので、コンディションという面でうまく切り替えができませんでした。
――チームの雰囲気はいかがですか
自分はいつも寮外で練習しているので、多くチームのみんなと接する機会はないですけど、一体感があり、過ごしやすくいいチームだと感じています。そういう意味では4年間で雰囲気はより良いものとなったと思います。
――チームの理想像はありますか
今各自ができることに全力をそそぐことができて、チーム同士で協力しあえることです。それが当たり前のことでありますが、チームの目指すところだと思います。7割くらい達成していると思います。特に4年生はそこらへんができていて、ネガティブな選手はあまりいないと思います。
――昨年度とのチームの違いはありますか
平泳ぎのチームとして言えば、小日向(一輝・平29商卒=現セントラルスポーツ)先輩が抜けたことが大きなところです。記録上では自分のタイムが一番速いので、小日向先輩の穴を埋められるように 全力を尽くさないといけないと思います。また小日向さんとは違って自分は記録が不安定ですが、他のレギュラーに少しでも安心感を与えられるようなパフォーマンスをしていきたいです。
――今年のチームの強みは何ですか
総合力が高いですね。また個人でも松元(克央・政経3=千葉商科大付)や仲家(槙吾・ 政経3=八王子)など突出して競技力が高い選手もいるのも売りですね。
――チームの中での自分の役割は何ですか
良い順位、タイムで泳ぐことはもちろんのことですがその中でライバル校の中央や中京の選手をどれだけブロックできるかというのが自分の仕事だと思います。
――4年生の良さは何ですか
とてもフレンドリーですね。他の学年に比べて横のつながりが強いと思います。そのつながりを生かしてインカレで戦っていきたいと思います。
――磯野(洋樹・法4=春日部共栄)主将について教えてください
ここ1番でよく噛みますね。上から目線になってしまいますが、なりたての頃よりは随分と話せていますし、いろいろなことを経験して成長しているなと思います。相談ごとにも真摯に対応してくれて、信頼できるので同期の中で一番真面目だなと思います。
昨年のインカレですかね。ともに予選になってしまうんですけど200はベスト出ましたし、100に関しては3年ぶりくらいに0秒台を出せたので、自分はまだまだやれるんだぞということが確認できた試合でした。
――悔いに残っているレースは何ですか
1、2年の全てのレースですかね。記録が伸び悩んでチームに貢献できなかったのであんな思いは二度としないようにと自問自答しながら練習してきました。
――個人の目標はどこにありますか
100、200で決勝に残ることです。タイム的にも難しくないのでそこをきっちり狙うことです。またチームの一員として戦うのでライバル校の選手をブロックすることですね。
――他校の平泳ぎについて教えてください
渡辺一平さん(早大)とか毛利さん(東洋大)など各大学で強い選手が多いので彼らに何とか食らいついてチームに貢献できたらなと思います。
――インカレへの意気込み
最後のインカレなので、そこで悔いが残らないように、また明治に来て良かったと思えるような内容で終えられるよう頑張ります。
――ありがとうございました
◆後藤滉平(ごとう・こうへい) 政経4 筑陽学園出 177cm・73kg 柏洋スイマーズ所属 200m平泳ぎの自己ベストは2分10秒87
[綾部禎]
関連記事
RELATED ENTRIES