(17th Race)インカレ直前特集2017(1) 1年生インタビュー
☆荒川仁(政経1=千葉経大付)☆
出場予定種目:スプリント、チームスプリント
――自転車を始めたきっかけを教えてください
元々子どもの時から自転車に乗るのが好きでよく乗っていました。テレビでツール・ド・フランスを見て、自分も競技をやってみたいなと思ったのがきっかけです。競技を始めたのは高校からです。
――明大を選んだ理由は何でしたか
板倉先輩が同じ高校で、明治に来ようかなと。他にも強い選手がたくさんいるので、活躍してる選手と一緒に練習したいってのがあります。
――自転車部に入っての印象をお聞かせください
チームの雰囲気もなじみやすくて、4年間頑張れそうだなと思いました(笑)。(特に仲が良いのは)板倉先輩が一番仲が良いですね。板倉先輩はスタートが日本でトップレベルに速いので、そういう技術面を教えてもらったりしてます。
――高校と大学で違うと思ったところはどこですか
自発的に行動したり、メニュー考えたりっていう、考える部分が増えましたね。あとは高校の練習みたいに何時から何時とかはなくて、授業の合間に走ったりとかうまく時間を使って練習するのが大変だなと思います。2コマ空いてたら一回寮に帰ってきて、走ったり筋トレしたりって感じですね。
――同期とはどのような雰囲気でやっていますか
同期も高校時代から知り合いだったりで、仲良くやってます。まだ5人全員で出かけたことはないんですけど、夜飯食べにいったりとかはあります。
――インカレに向けての今の心境をお聞かせください
チームスプリントが全日本優勝して、チャンピオンジャージーを着て走るので、何としても優勝したいと思います。プレッシャーもありますけど、ジャージーを着て走れる喜びの方が大きいです。
――チームスプリントにおいてレースプランはありますか
まずは一走の板倉先輩に確実に付いていくということと、自分が二走なので垂れないでスピード維持して、良い流れで隈園さん(郷史・政経3=明大中野)に渡す感じですかね。
――合宿ではどんな練習をされますか
長野のバンクに慣れるのが一番で、あとスピード系の練習も多くしたいと思います。タンデムっていう2人乗りの自転車があるんですけど、それだと75kmとかスピードが出るので、その後ろに付いて走ったりとか、重いギアを掛けて負荷を掛けたりとかですね。(スプリントは)結構対戦が苦手なので、甲斐(俊祐・営1=別府商)と対戦の練習をしていきたいです。
――自分が総合優勝のカギとなることにプレッシャーはありますか
確かにそうなんですけど、走る時は一旦忘れてレースに集中して頑張りたいです。
――今のコンディションはいかがですか
8月ずっと雨であまりピストバイクの練習ができてないので不安はあるんですけど、足の状態は悪くないので合宿で仕上げていきたいです。
――チームスプリントとスプリント、それぞれの目標を教えてください
チームスプリントが優勝。スプリントでは予選で3位以内、決勝でも3位以内です。
――最後にインカレに向けての意気込みをお願いします
チームスプリントで3人の息を合わせて優勝目指して頑張りたいです。
☆梅本泰生(法1=石田)☆
出場予定種目:チームパーシュート
――自転車を始めたきっかけについて教えてください
香川県出身で中学時代に野球部に所属していていました。野球はずっと続けていて高校に入ってから、違うことをやってみようと思っていました。高校に入ると偶然自転車部があったので、入部しました。練習をしているうちに自分に向いている種目だと思い、ひたすら練習をしていたら、全国大会でも結果を残すことができ、今に至ります。
――高校の自転車部は強かったですか
数年に1人ぐらいは強い選手が出ていて、部員は1学年4人で、全員で多くても12人の小規模な部活でした。それなりに人数が少ないので、一人一人にあったメニューができ、集団としてではなくて、個人個人でやることができたので、とてもやりやすかったと思います。
――高校時代を振り返ってみてどうですか
2年生の冬にあった全国大会で個人種目2位になって、その後2位に満足しすぎて、インターハイ、JOC(ジュニアオリンピックカップ)や国体で結果が出せなかったです。春と夏はあまり練習をせず、結果が出ていないので、今思えば後悔していています。結局入賞はできたのですけど、表彰台に上ることができなかったので、もっと練習をしておけばと少し後悔しています。
――明大に進学した理由を教えてください
全国2位になるまでは、大学に行くとは決めていませんでした。大学から声が掛かれば、自転車競技を大学でも続けようと思っていて、もし大学から声がかからなければ、就職しようと思っていました。5月に明大から声が掛かって、面接をして、是非頑張りたいと思い、明治大学に入学しました。一番始めに声を掛けてくれたのが、明大でした。
――チームの雰囲気はどうですか
とてもやりやすいです。先輩の上下関係が少しはありますけど、先輩方も後輩に気を遣ってくれ、いろいろなことをしてくれるので、後輩としてもやりやすい良い環境だと思います。明大に入って今は良かったと思っています。
――同期の雰囲気はいかがですか
同期は5人で、一人一人にあった種目があるので、練習は別々になります。集団で寮生活をしていて、1年生の仕事もあるので、分担して日々助け合っています。この1年間同期と頑張っていきたいと思います。
――出場するチームパーシュートはどうですか
今年は団体競技のチームパーシュートしか出場できないですけど、高校から明治に入ればチームパーシュートを走りたいと思っていたので、今は目標が達成できて良かったです。ここで結果を出して、明治大学の総合得点もしっかり取って、明治としての力になりたいです。あと2週間で始まってしまいますけど、しっかりと体調を整えて、今までのインターハイの結果よりも良い結果を残せるように頑張りたいです。
――調子はどうですか。
出場するのはトラック種目ですけど、トラック種目の練習を1ヶ月ぐらいできていません。今の練習を見た感じだと、そこまで落ちてはいないので、しっかりとこの1週間追い込んで、インカレに全ての力を出し切れるように頑張りたいです。調子自体はあまり悪くないと思います。
――合宿ではどのような練習をされるのですか
チームパーシュートは決められた周回をできるだけ4人で早く走る競技ですけど、明日から始まる合宿は実践的な4kmを走り、少し多い5kmを4人で早く走る練習をして、本番に向けて走るのが一番なので、長く走る練習をします。
――初のインカレ緊張はされていますか
試合前は一番緊張すると思いますけど、一番下の学年にいるのは追いかけるしかないので、後輩がいない分しっかりはしれるように頑張りたいです。
――チームの雰囲気はどうですか
4人で合わせて練習は1カ月くらいしていないですけど、個人個人がしっかり練習していると思います。4人のコンディションはわからないですけど、大丈夫と思います。
――自信はありますか
高校時代はインカレで出場するチームパーシュートは香川県で結果を残していて、チームパーシュートは結構自信があります。少なくとも入賞は絶対目標として、表彰台に上がれるくらいいい走りができたら良いと思います。
――大学入ってから成長したと感じることはありますか
国体で結果が出ていなくて、自転車を諦めかけていた時期がありました。心機一転でウエートトレーニングを冬場に取り入れて、4月から大学の試合が始まりましたけど、そこでは高校時代よりもはるかに良いタイムが出てタイムが伸びていました。ウエートトレーニングのかいがあって、東日本大会でも良いところまでいくことができたので、少しは高校より成長していると思います。
――どのような練習をされてきましたか
平坦を走ることを得意としているので、今まではセーブして走っていたところをなるべく8割9割で走るように練習から心掛けて、練習の強度を高めるようにしています。
――最後にインカレへの意気込みをお願いします
4年生も最後で、香川県出身の先輩と走るのは最後になると思うので、先輩の背中を追いかけてきた分、今までのお礼をしっかり結果で返したいです。最低条件が8位入賞で、目標としては表彰台に上がることなので、最後まで頑張りたいです。
☆甲斐俊祐(営1=別府商)☆
出場予定種目:タンデムスプリント
――自転車を始めたきっかけについて教えてください
中学の頃に卓球をやっていたんですけど、自分が進んだ高校に卓球部がなくて先輩に自転車を勧められて始めてみようかなと思って始めました。身長が結構高かったので体格的にも声を掛けられたのかなと。
――明大に進学した理由を教えてください
明治の先輩方はみんな自転車が強いので、憧れもあり明治に行きたいと思いました。板倉玄京さんを尊敬しています。
――インカレ直前に取り組みたいことはありますか
最後の追い込みなのでやれることをやって、悔いのないようにやるだけですね。
――インカレ対策は何をしてきましたか
長い時間全力でこぐので長めに本気でこぐ練習と、ギアが重いので負荷をかけたトレーニングとかをやってきました。筋トレや体幹トレーニングなどもやってきました。効果は実感していて、足の感覚はいい感じですね。
――インカレでの目標を教えてください
初めてのインカレなので、場の雰囲気に飲まれないように自分の力を出し切るレースをしたいと思います。1番は明治大学の総合優勝に貢献することです。
――最後にインカレへの意気込みをお願いします
まずは表彰台に向けて頑張って、悔いのないようレースをしていきたいと思います。
出場予定種目:ロードレース
――インカレ直前の心境はいかがですか?
不安な気持ちというよりは、楽しみな気持ちの方が大きいです。
――初めてのインカレになります
僕は初めてのインカレですが、4年生は最後のインカレです。4年生とは入学してとても短い期間でしたが、インカレは4年生と一緒に走る最後のレースと思うので、安心して引退してもらえるように頑張るぞと、気合が入っています。
――ロードレースでの目標を教えてください
入賞できるように頑張ります。
――全日本学生個人ロードレースでの完走は自信になっていますか
個人戦は、全体的に完走率も高かったので自信にはなりませんが、終盤に積極的に動けていたのでそこは、よかった点だと思います。
――インカレ前合宿での仕上がり、コンディションはいかがですか
インカレの仕上がりとしては明治大学に入学してから、この数ヶ月で確実に力はついてきたと思うので、体調など崩さず本番を迎えたいと思っています。
――インカレ前合宿では何を取り組みましたか
インカレ合宿では、とにかく頭が狂ったように高い山に登りまくりました。股ずれになり、腰が砕け泣きそうでしたが、終わってみれば楽しかったです。
――最後にインカレへの意気込みをお願いします
レースが始まるとすぐに調子にのってしまうので、それをいい方向に持っていけるように集団の前の方で積極的なレースを展開したいです。
☆渡邉慶太(政経1=浦和工)☆
出場予定種目:チーム・パーシュート、ポイントレース、ロードレース
――自転車を始めたきっかけについて教えてください
兄が自転車競技をやっていて、それを見てかっこいいと思い小5から始めました。
――高校時代について教えてください
1、2年は顧問の先生にしっかりと指導していただいていたんですけど、2年の夏からは顧問の先生が変わってほとんどが自主練になってしまって大変でした。
――高校時代の思い出を教えてください
2生が変わってから、みんなで頑張って練習したのが大変だったなという思い出ですね。自主練になってから各自の練習になってしまっていたんですけど、結果的にインターハイで総合8位に入れたのはうれしかったです。
――明大に進学した理由を教えてください
先輩方がとても強いと聞いたので入りました。実際明大自転車部に入部してみて結構馴染みやすくて良かったです。寮生活になって、母親とかに任せていた洗濯をやらなきゃいけなかったりで大変です。
――練習で新たに感じることはありますか
高校時代は距離を乗る練習をできていたんですけど、東京に来て、交通量が多いのですぐ止まったりあまり走れないなと感じています。
――3種目出場とタフな大会になると思いますがどう捉えていますか
1年生でこんな3種目も出してもらえることは本当にありがたいことです。なので、本当に練習しっかりやってます。
――力を入れている種目とレースプランを教えてください
ポイントレースです。レースプランというよりは、とにかくしっかり付いていって勝負どころを見逃さずに攻めていってポイント取りたいです。
――最後に意気込みをお願いします
初めてのインカレなので、挑戦者として勝負できたらなと思います。
――5選手とも、ありがとうございました!
◆文部科学大臣杯 第73回全日本大学対抗選手権自転車競技大会◆
日程:8月31日~9月3日
会場:トラック:長野県松本市三才山 松本市美鈴湖自転車競技場(333.33m)
ロード:長野県大町市美麻地区 公道周回特設コース 1周 12.6km
次回はインカレ開幕直前特集として、2年生の直前インタビューをお伝えいたします。お楽しみに!
[自転車部担当一同]
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