インカレ直前4年生インタビュー(1)磯野洋樹

2017.08.22
 新たなる歴史への挑戦が始まる。9月1日から3日間、学生の頂点を決める日本学生選手権(インカレ)が開催。昨年度、明大は創部初の男子総合連覇を成し遂げ、今年度は3連覇に挑む。一方の女子もシード権奪還を目指し、男女共にチーム一丸となって戦いにいく。 

 今回、9回にわたりインカレに出場する4年生を紹介していきます。第1回は背泳ぎ2種目に出場する主将・磯野洋樹(法4=春日部共栄)のインタビューをお送り致します。(この取材は8月12日に行ったものです。)

――今年の明治はチームとしていかがですか
 悪くないと思います。みんなも良いコンディションでインカレまで来ています。僕自身として全体では不安はないですね。

――昨年と比べて、今年のチームは
 僕ら4年生の個性が強いことがあります。去年よりも個性的で、おもしろいチームだなというのは実感しています。

――3連覇のプレッシャーは感じますか
 あまりプレッシャーというのは感じませんね。本当に個人、個人が強い実績を残しているので、この調子でいけば3連覇は間違いなく取れると思っています。逆にプレッシャーを感じると引きずってしまうことがあるので、そういうことを考えずにボジティブにいこうと考えています。

――コミュニケーションを積極的に取っているとのことでしたがどんなことをされていますか
 ミーティング後に全員でご飯行ったりもしました。全体練習でも、全員集まれませんでしたが、こうやって練習し、リレーもして盛り上げることがしっかりできたのではないかなと思っています。

――現在のご自身の調子はいかがですか
 高地合宿や、浜松合宿でもいろいろ積んでき手ごたえを感じました。インカレでは良い結果出るんじゃないかなと楽しみにしています。


――7月31日から約1週間、浜松での夏合宿に参加されました
 自分自身、毎年妥協することが多かったです。なので、その気持ちの強化として頑張りました。気持ちの面では例年より強化できたのではないかなと思います。

――現4年生について教えて下さい
 個性的な4年生が集まって、インカレ3連覇に向けての思いが強いと思います。個性的でありながらも、インカレへの思いは誰よりもあると思っています。

――4年間で印象に残っている試合やレースはありますか
 しいていうなら、僕自身が初めて出た2年生の日本選手権ですかね。初めて出た日本選手権で、準決勝まで残れたというのもありまして、そこから自分の立てる目標が少し変わったように思います。

――ラストインカレでの個人目標は何ですか
 これまでインカレでB決勝までしか残れていなかったので、今年はもう100m、200m背泳ぎの両方でA決勝に残れるようにしたいです。タイムとしては100mがまだ55秒台を出したことがないので、出したいです。200mも2分1秒もまだ出せていませんが、インカレでは2分0秒台を出していかないとA決勝に残れないと思うので、そのタイムに向けて頑張っていきます。そしてチームを盛り上げて貢献できるようにキャプテンとして頑張っていきたいです。

――最後に、ラストインカレに向けて意気込みをお願いします
 (チームとしては)3連覇しか考えてないです。悔いを残してはいけないのですが、良くも悪くも最後のインカレ、大会を楽しんで泳いで終わりたいです。

――ありがとうございました

◆磯野洋樹(いその・ひろき) 法4 春日部共栄高出 179cm・72kg 100m背泳ぎ自己ベストは56秒14

[村田萌衣子]