【瓦版】いざ決戦の王座へ/全日本大学王座決定戦展望

2017.06.30
 今年こそ悲願を果たす。29日から全日本大学王座決定戦が開幕。第4シードの明大は2日目から始動する。昨年は2回戦で山梨学大に敗戦。悔しいシーズンを過ごしたが、今年は期待の新戦力も集まり準備は整った。初の優勝へ全てを懸ける。

成長
 敗戦から1カ月、王座奪取だけを考えてきた。春季リーグでは決勝まで駒を進めるものの、因縁の相手・山梨学大に後半猛追を受け逆転負けを喫した。しかし「得点力不足も良くなってきている」(平井一樹・文3=天理)。特にエースの谷光未有(法4=天理)は得点源であるPC(ペナルティーコーナー)で〝超攻撃型〟の中核を担う。春季リーグでも重要な場面でPCを沈めてきた。明大の優勝には谷光の力が不可欠となる。「必ずてっぺんを取る」(谷光)。エースが真価を見せつけたい。

始動
 「立ち上がりをいつも以上に引き締めて」(川村敬亮主将・政経4=今市)。今季は前半からの攻めが好調の要因の一つとなっている。また鵜飼聡太(政経1=丹生)など頼もしいルーキーも台頭し、得点力にも明るい兆しが見えている。王座でも〝超攻撃型〟のホッケーを貫きたい。最後に笑うのは明大だ。

[記事・東後太一 レイアウト・藤田幸大]