
住永翔がU―19日本代表に選出!
住永のコメント
――U―19日本代表に選出された率直な感想を教えてください
「日の丸を背負うということで、プレッシャーを感じました。ですが、個人的にも初めての体験ですので、呼ばれた時はすごくうれしく思いました。(今回の選出を通して)自分のやるべきことをしっかりやって、その後の代表に呼ばれるというよりも、自分が成長できればと思っています」
――U―19日本代表に選出されたことはどのように知りましたか
「栗田(大輔)監督から電話で聞きました。U―20日本代表候補に選ばれた時は栗田監督から直接話を聞きました」
――日本高校選抜では何か手応えをつかめましたか
「手応えというよりも世界の選手とサッカーをすることができて、個人的にも大きな経験になったと思います。日本ではなかなか経験できないフィジカルやスピードなどを体験できました。そこは自分にとってもすごいプラスになったと思います」
――U―20日本代表候補で経験できたことは何ですか
「4泊5日という日程でしたけど、いろんな選手とのコミュニケーションという面では多くの会話ができました。大学生もいれば、プロの人もいて、高校生もいて、様々な選手たちが混合していたんですけど、自分がどんどんいろんな人に会話をしたりして、練習の中でいい雰囲気でできたのは個人的に良かったと思います。Uー20アメリカ代表戦では日本人でも結構できるんだなという感触はありました。でも、最後の最後で勝ち切ることができないことが日本の弱さかなと思いました。そこは改善していけたらと思います」
――個人的にU―20アメリカ代表との試合での一番の課題は何ですか
「課題は判断の遅さや判断ももっと早くしないといけないと思います。それでも一個一個の技術は通用する部分もあると思うし、そこで自分の技術をどう生かしていくかというところが今後の課題だと思います」
――日本人でも通用するところは何であると感じましたか
「集中力や粘り強さというところは海外の選手に比べて、日本の方があると思いますし、90分間走り続ける体力や忍耐力という部分でも日本の方が長けていると思います」
――明大ではトップチームで試合には出られていない中で、どういった点が評価されたと思っていますか
「チームのために自分が動けることや日本高校選抜での行動を見てくださったと思っています。明大で試合に出れていない中でも、明治大学体育会サッカー部の一員としてU―19日本代表に行くからには、そこで得たものを明大に持ってきて、パフォーマンスとして披露しないといけないと思っています」
――U―19日本代表では10番を背負います。プレッシャーなどは感じていますか
「(プレッシャーは)感じているというか、10番を背負うということはやっぱりちゃんとしたプレーをしないといけないですし、チームの中心にならないといけないと思っています」
――U―19日本代表で吸収したいことは何ですか
「基本的に全てを吸収したいですが、特にプレースピードを吸収したいと思っています。フィジカルはもともとの体の付き方が違うので外国人選手の方が強いです。ですので、面と向かって戦う以外の方法も探りながらやっていきたいと思います」
――日本高校選抜、U―20日本代表候補での経験を生かして、どう戦っていきたいですか
「生かすというよりも今までの経験がそのまま出ると思います。いきなり新しいことができるというわけではないので、その積み重ねをプレーの面で出していきたいです」
――トゥーロン国際大会でのチームと個人の目標を教えてください
「チームとしての目標はもちろん大会ですので、優勝することです。個人としての目標は一日一日のトレーニングや試合を無駄にしないようにして、やはり公式戦ですので、勝ちにはこだわりたいと思っています。そして、日の丸を背負うことの責任の重さをしっかり自分の中でかみ締めて、チームの中心選手としてどんどん試合を動かして勝利に貢献したいです」
――ありがとうございました
[古賀章太郎]
◆住永 翔(すみなが・かける) 政経1 青森山田高出 172cm・66kg
ポジションは主にボランチ。持ち味は正確なコーチングと冷静な判断力。明大ではセカンドチームの一員としてインディペンデンスリーグに出場している。
関連記事
RELATED ENTRIES