
法大に逆転で開幕戦白星スタート/関東学生春季1部リーグ戦
リーグ開幕戦は残り10分からの逆転劇だった。シュートの決定率で精彩を欠き、前半から法大を追い掛ける苦しい状態が続く中、相手の2分間退場で数的有利となった後半21分から工藤龍毅主将(政経4=桃山学院)や宮崎大樹(営3=法政二)などの活躍で5点差をひっくり返した。
宮崎がこの試合初めてリードを奪う得点でチームの勝利に貢献した。常にリードを許す展開も「まだまだ勝てると思っていた」と物おじしないプレーでチーム最多の7得点。競った場面での勝負強さを見せつけた。
4年生2人も逆転勝利を呼び込む活躍を見せた。19―24の後半21分、相手の反則得た7㍍スローを工藤が冷静に決めると、後半から敷いた3―2―1ディフェンスが機能し始め飛知和龍哉(営4=法政二)が好セーブを連発した。「最後まで諦めなかったことがでかかった」と工藤。リーグ戦の経験が長い2人の勝負強さがチームを救った。
前半は開幕戦特有のプレーの硬さが出た。相手GKに得点を阻まれる場面が目立ち、ペースをつかめなかったことは今後の課題となる。それでも開幕戦の逆転勝利は「チームの自信につながる」と工藤。1年前の春季リーグも開幕1週目で2連勝したことが自信につながり優勝につながった。次の立大戦でも勝利し、開幕ダッシュを成功させたい。
[吉田周平]
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