箱根駅伝2017直前インタビュー(7)皆浦巧、三輪軌道
今回は3年連続でのエントリーとなる皆浦巧(情コミ3=豊川)、全日本駅伝に出走した期待のルーキー三輪軌道(理工1=愛知)の2人のインタビューをお送りいたします。(この取材は12月11日に行なわれたものです)
皆浦
――本番が迫ってきていますがいかがですか
わりとこの前まで学連とか上尾までの調子は悪すぎたのですが、今はだんだん上がってきてピークを箱根に持っていけそうです。
――記録会でタイムが伸び悩んだ原因はご自身で何だと考えますか
本当に原因は分からないんですが、学連とか最近の試合は体重が重かったですね。あえて原因を挙げるならたぶん。今は2kg痩せました。
――この1年を通して、ご自身の成長を感じますか
タイムが伸びれば成長したと分かりやすいですが、今年は伸び悩みましたね。耐える1年でした。
――エース不在といわれる中で、プレッシャーはありますか
いや、今はわりと16人調子良いので、そんなにないですね。予選会のときは感じましたけど。
――自分の性格を一言で表すと何ですか
負けず嫌いですね。あまり表には出ないですけど、たまに言われます。レース中だと、抜かされないようにしたり抜かれても絶対後ろにつきました。もし、負けたらその相手のことを意識していました。
――3度目のエントリー入りですね
3年目なので走りたいな、と思っています。
――希望する区間はありますか
去年エントリーされたので6区。走れるならどこでもいいですけど、しいてあげるならです。
――最後に意気込みをお願いします
どこの区間でもしっかり自分の持っている力を出し切って区間1桁を狙いたいです。
三輪
――エントリー入りされて今のお気持ちはいかがですか
まずまず練習もできているので、このまま本番に向けて調整できていけばいいと思います。
――本番が迫ってきていますがいかがですか
まだ緊張とかはないですが、気持ちが高ぶってきている部分はあります。
――チームの雰囲気はどうですか
そんなにかたくなっている感じではなく、リラックスできていると思います。
ーーチームが「エース不在」と言われ、プレッシャーを感じることはありますか
そんなに感じることはないですけど、今は故障者もいないですし、良いチーム状態だと思います。合宿でもみんな設定タイムを守ってできていたので、1人を補える力のあるチームになっていると思います。
――自身の走りの特徴はどこだと思いますか
他の選手がいたら食らいついて行って、ラストスパートには自信があるので追い上げられたらと思います。
ーー大学に入って成長を感じる部分はどんなところでしょうか
一番は長い距離に対する不安が無くなったことだと思います。入った当時は距離が離れてしまうと気持ちが切れてしまって、メンタル面が弱い部分があったんですけど、最近では離れてもそれを最低限に抑えようと思って走ってます。
――走ってみたい区はありますか
ありえないかもしれないですけど3区です。往路の憧れもありますし、比較的平坦なコースなので自分の持ち味を生かせるかなと思います。
――箱根駅伝に向けて目標を教えてください
チームとしては6強を崩して6位以内に入ることで、個人としては5位以内に入れるように頑張りたいと思います。
[辻成美・高野夕]
明日は籔下響大(営4=須磨学園)、吉田楓(営4=東海大山形)のインタビューを掲載します。お楽しみに!
号砲まであと3日
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