箱根駅伝2017直前インタビュー(6)中島大就、東島清純
今回は全日本駅伝で区間3位の好走を見せた中島大就(商1=世羅)、自身初のエントリー入りを果たした東島清純(営2=米子松陰)の2人のインタビューをお送りいたします。(この取材は12月11日に行なわれたものです)
――今の調子はいかがですか
しっかり練習はしているので順調と言えば順調です。ここから上がっていくと思います。まだ、3週間(取材当時)あるのでドキドキはしていませんがやることはきちんとやっていこうという感じです。
――エントリーされてどのようなお気持ちですか
信頼してもらったということでその期待には応えたいですし、1年生だからと言って絶対に先輩には勝てないということはないので攻めの走りをします。今は2区や3区といった主要区間を任されるような選手になりたいと思っています。
――ロードレースにかなり自信を持ってらっしゃるようですが
ロードは好きとか嫌いとかではなく頑張れば走れてしまう感じです。理由はわかりません。逆にトラックは苦手というかピーキングの持って行き方が難しいです。でも自分はロードでブレーキにはならないので大丈夫です。走る前からブレーキすることを考えたら走れないのでいいイメージを持って走りたいです。
――走る際には何を意識していますか
大前提には自分が頂点にたどり着くために走っています。前はチームのためと思って走っていたのですが、高校の時にトレーナーの方から、みんな自分のために走っているのだからそれでは限界があると教わりました。なので自分のために走って、それが人のためになるように意識しています。
――箱根駅伝とはどのような大会だと考えていますか
最初はすごい大会だなと思っていました。今はちょっと違って、箱根はみんな見てくれるので自分を支えてくれた人に対して恩返しの場だと思っています。また、自分の中では世界と戦いたいなという思いがあるのでそれの通過点でもあるなとも思っています。
――箱根での目標を教えてください
自分のベストを尽くして強い先輩方と対等に戦いたいです。強い人が多いと思うので、区間賞は難しいかもしれません。でも取りたいです。そして良い位置で襷を渡せるようにしたいと思います。
東島
――エントリー入りされて今のお気持ちはいかがですか
入ることよりも、入って本戦で走ることを目標にやってきたので、16人へのエントリーは当然の事だと思っていますし、残り3週間で本戦を走れるようにしっかりと調整していきたいと思います。
――本番が迫ってきて何か心境の変化はありますか
去年シード落ちして予選会からになって、10月に予選会を走ってから少し気が緩んだ時もあったんですけど、大会本番が近づいてきたことで気持ちが引き締まってきたように感じます。
――チームの状態はいかがですか
全体的に練習もできていて調子も良さそうなので、とてもいい雰囲気でできていると思います。
――昨年との違いはありますか
チーム全体としては故障者が少なくなったというのが大きいと思います。
――自身の現在の調子はどうでしょうか
11月くらいから練習の消化具合もよくなってきていて、良い状態でやれていると思います。
――今シーズンでご自身が成長したと思うのはどんなところでしょうか
今年は1度も故障をしていないっていうのと、走りのぶれが少なくなったことだと思います。
――出走に向けて自信の程はいかがでしょうか
今は周りのみんなが調子がいいので、自分が走りたいって言うのはもちろんなんですけど、誰が選ばれたとしてもチームとして信頼できると思うので、そこはあまりこだわりすぎずにいきたいと思います。
ーー箱根駅伝に向けて意気込みをお願いします
チームはもちろん前々から言っている5位以内とシード獲得というのはありますし、個人としては走ることができたら区間5位以内に入ってチームに貢献したいと思います。
◆紙面掲載記事はこちら⇒明大スポーツ第472号
[曽我怜平・高野夕]
明日は皆浦巧(情コミ3=豊川)と三輪軌道(理工1=愛知)のインタビューを掲載します。お楽しみに!
号砲まであと4日。
関連記事
RELATED ENTRIES