女子エイトが4連覇達成 男子エイトも3位の大健闘/全日本選手権

2016.11.14
 紫薫の歴史に名を刻んだ。今季最後の大会である全日本選手権が行われ、女子エイトが4連覇を達成した。また、男子エイトは3位と大健闘を見せた。リオ五輪代表の冨田千愛選手(平28政経卒=現明大大学院)が乗った女子舵手なしクォドルプルも3位入賞を果たした。櫻井克茂主将(法4=岐阜県立加茂)と濱口稜(政経4=法政二)が乗った男子舵手なしクォドルプルは、順位決定戦で1位となり、全体で5位入賞。いい形で4年生のラストレースを締めくくった。

 気持ちは一つだった。「とにかく楽しくこげた」とクルー全員が口を揃えた女子エイト。コース整備により、スタートが20分程遅れたが「逆にそれでリラックスできた」(植松香穂・文3=岐阜県立加茂)と、プラスに変えた。500m地点でほかの3艇と1艇身差を付け、そのままペースを落とすことなく堂々の1着。4連覇を成し遂げた。
 「正直勝てないと思っていた」(角久仁夫監督)。決勝の前日まではバラバラだったというクルーたち。しかし決勝では、9人の思いは一つになった。「自分が勝たせよう」(中尾真琳・農4=熊本学園大付属)。「絶対に4年生を勝たせたい」(植松)。4年生のラストレースに懸ける思いと、後輩たちの先輩への感謝の気持ちは、優勝という最高の結果で実を結んだ。来季の目標はもちろん5連覇だ。「明治の伝統」(山田加奈・商3=宇和島東)である女子エイトの歴史を刻んでいく。

 男子エイトも躍動した。インカレ2位と躍進した今季最後のレースで3位入賞を果たした。インカレ王者である2位の日大を0.11秒差まで追い詰めた。「みんなが僕の最後のレースだから勝たせたいと言ってくれた」(大竹崇寛・商4=東濃実)。「兄貴的存在」(大久保亮・農3=猿投農林)と慕われる大竹のラストレースに後輩たちは全力を出し切った。来季は「リベンジするしかない」(大久保)女子とのアベック優勝も見据え、男子エイトもさらなる飛躍を誓う。

 「黄金コンビ」もラストレースを終えた。男子舵手なしクォドルプルは、前日の準決勝で惜しくも敗れたが、順位決定戦で1着。5位入賞を果たした。「背負うものがなくなったので楽しくこげた」(櫻井)と笑顔で振り返った。「インカレで負けた中央に借りを返せた」(濱口)という順位決定戦のレースでは、ゴールの瞬間クルー全員でガッツポーズ。優勝には手が届かなかったが、2年生からタッグを組んで戦ってきた2人の集大成にふさわしいラストロー。リベンジは後輩に託された。

 今季すべての大会が終了した。4年生はこれをもって引退となる。来季は「オンとオフがしっかり作れるチームにしたい」(大久保)。悔しさも何度も味わった今季のリベンジを果たすべく、紫薫を背負ったクルーたちの挑戦は続く。

[織田有衣子]

試合後のコメント
角監督

「今回は事件を起こそうと思っていたんだよ。男女共にエイトで優勝したら事件だからね。それは達成できなかったけど、その一歩手前まで来ているんだよ。これはどこの大学にもできないんだ。そういう夢を追いながらやっているんだよ。男子エイトは4年生一人だったけどよくやったよ。女子は昨日までは優勝できないと思っていたんだよ。それが3連覇を経験していることが生きた。それが男子エイトにはなかった。本当に不思議だよ。昨日まではバラバラだったのに、今日のレースは化けた。それがスポーツのいいところなんだよ。プラスアルファの力が出せる。女子は点数を付けるなら100点以上になっちゃうよ。自分たちも分かっていると思う。(今シーズンを振り返って)今シーズンは優勝が少なかった。これまではある意味小艇狙いというのがあったんだけど、今年は大艇を主体にしたからというのが大きい。軽量級、インカレ、全日本で二つしか勝っていないんだけど、ステップアップできると思う。(来年のチームに期待することは)それはもう夢を追ってね、男女で優勝を狙いにいきたいね」

男子舵手なしクォドルプルクルーリーダー・櫻井
「今日のレースは良かったです。今回のレースで一番学んだのは練習がやっぱり大事だということですね。インカレと比べて気持ちが切れた部分もあって、そこで練習の質とか量が落ちてしまってそれが顕著に出てしまったと思います。でも大会中に成長できて、最後は楽しくこぐことができたので、結果的には良かったのかなと思います。生まれて初めてメダルを取れない大会だったので、ある意味印象深い大会になりましたね。僕たちの苦手だった部分のスタート出ることができたし、今日のレースみたいにスタートで出てコンスタント伸ばして、ラストスパートで気持ちよくゴールするというレースを吸収していってくれればと思います。(昨日からの気持ちの切り替えは)逆に清々しいというか、背負うものがなくなったので、10年間やってきた集大成のレースになるので楽しく楽にこごうと思っていました。楽しくこぐことを最優先に考えたいい大会でしたね。最後発作で倒れるのが常なんですけど今日は笑顔で上がって来られたので良かったです。(女子とエイトは4連覇を果たしました)素直にうれしいです。主将になる前だったら他の種目が結果を出して、自分の結果が出なかったら悔しい思いがあったんですけど、今日は素直に応援しました。男子エイトも確実に差は詰まってきていると思うので、来年はアベック優勝できるように頑張ってもらいたいです」

男子舵手なしクォドルプルクルー・濱口
「今日の順位決定戦でやっと良いのが出たなと、あれが昨日出てたらとはあるけど、それが難しいところかなと思います。今日は順位決定戦ではあったけど、インカレで負けた中央に借りは返せたからそこは良かったと思います。あまり良いものが出ていなくてやばいなと思うところはあったんですけど、予選でステップアップして、準決勝は負けたけど、今日は中央に勝てました。最後は俺たちの持ち味である中盤で差し返すレースができたと思うし、あとはそれを後輩にも吸収してもらえればと思います。あまりないタイプというか、ボートはスタートで出たところが勝つスポーツだから、そういうスタイルがあるんだぞって、一つの勝ち方として残すことができたから、菊池(渉太・政経2=猿投農林)も太田(貴明・法1=岡山東商)も分かっていると思うから、残せるものがあったから、最後やってきたことが間違っていなかったなと思えました。インカレ覇者にも意識が統一されていれば勝てるし、悔しいけどこれで引退なので後輩たちを応援したいです」

男子エイトクルーリーダー・大竹
「(決勝のレースは)最高に楽しい6分間でした。今回全日本の舞台で企業を相手に戦えることが本当に誇らしかったし、インカレで負けた日本大学とも僅差で後輩たちも自信になったと思います。何よりも向こうは日本代表を背負ってる選手が多い中で、明治でもやれるんだぞと示すことができたのが何よりもうれしかったです。エイトで出場することになるまではすごく長かったけど、インカレが終わってからはすぐ切り替えてやれたから楽しい2か月でした。インカレオフの1週間くらいで燃え尽きたものは全部流して、また切り替えて全日本へということは事前に言ってあったから、切り替えの部分では後輩たちもすごいなと思います。(クルーでは唯一の4年生でした)みんなが僕の最後の試合だから勝たせたいと言ってくれて、レースが終わった後も1位取れなくてすみませんとみんなが言ってくれて、込み上げるものがありました。そういう気持ちが伝わってくるから、最高のメンバーだったと思います。(来年に期待したいことは)僕がクルーリーダーをやっていたけど、個人個人がリーダーみたいな感じで引っ張ってくれていました。それはすごい今後につながることで、僕がいなくなっても続いていくことができるし、今度は逆に同期だけになるから言い合える環境で、守るとこは守って、伸ばすとこは伸ばしてとメリハリを持ってやってもらいたいと思います。あいまいなままにやってしまったところもあったので、やるときはやる、休むときは休むと。(副将としてもチームをまとめました)僕があいまいなことを言うと、あいまいなまま選考が始まって、ぐちが出て終わってしまう。それが絶対に嫌で、やることはやろうと、しっかりとシビアに提示をしてそれをやらせるというふうにやってきました。自分の中では満足しています。僕は後輩に何も押し付けないから、エイトで出ろとも言わないし、自分たちがこれで優勝したいという船で優勝してほしいなと思います。それを来年ひっそりと見に来て応援したいなと思っています」

男子エイトクルー・大久保
「出せるところはしっかり振り絞って出せたと思います。(2位の日大まであと一歩まで迫りましたが)自分たちの実力は出すとこはしっかり出せたので、悔いはないけど、やっぱり悔しいです。(大竹さんとのラストレースになりましたが)大竹さんには僕は一番お世話になっていて、僕の兄貴的存在です。いつも一緒にご飯に行ったり、映画見に行ったり、ドライブ行ったり、本当にずっと一緒に行動していたんで、家族みたいです。家族と一緒にこいだレースでした。最後っていうのは、大竹さんとも昨日から話していました。レースの内容は良かったので、最終レースにふさわしかったかなって思うので、さみしなっていう感じはないです。普段の生活ではさみしくなりますけど。来年は絶対もうリベンジするしかないです。来年したいです。インカレはエイトじゃないにしても、全日本ではエイトでできるぐらいの実力を小艇でも付けていきたいです。絶対エイトで優勝できるところまで来ているので、勝ちたいです。(今後どんなチームを作っていきたいですか)やるときと休むとき、オンとオフが作れるチームを目指したい。全員がそういうふうに一気にスイッチを変えて、やるときはやる、休むときは休むっていうのができれば、もっとまとまりのあるいい集団になっていくと思います。オンとオフが切り替えられてない人がいたら、そこは注意していって、そこで注意されても受け身の姿勢をしっかりとってっていうことが全員ができれば、もっとまとまれると思います。そういうチームを作りたいです」

女子エイトクルーリーダー・山本杏香(政経4=浦和第一女子)
「本当に楽しかったの一言です。正直、決勝にいくのは不安も大きかったです。9人の力が一つになって明治魂を見せれたと思います。ほっとしています。周りの人が喜んでいるのを見て、4連覇できたんだなって。ゴールした瞬間は、本当にうれしかったです。団結力がすごいなって、全員の心が一つになった明治は、どのチームにも負けないと思えました。やることはやってきたので、集中力と気持ちが一つになれば、技術というよりも、気合いだっていうのだったのでうまく化けれたかなと思います。ラストレースだとは思ってはいたんですけど、ひとこぎひとこぎ全力で楽しんでっていうのが自分の中にあって、4年生3人乗っていて、3人とも楽しもうって言って乗れていたので、それが優勝という形で返ってきてよかったです。4年間振り返ってみて、つらいことの方が多かったんですけど、この勝つ一瞬のために4年間やってきたんだなって、改めて最後の最後に実感することができました。つらかったですけど、終わり良ければ全て良しで本当に勝てて良かったです。4年間の集大成のこぎを出せたと思います。これからは後輩たちの応援にも足を運びたいし、相談役だったり、そういう形で関わっていきたいです。強い後輩たちなので、これからは任せたぞと伝えたいです」

女子エイトクルー・有山裕美子(文4=浦和第一女子)
「ブイの故障で、レース開始時刻が10分くらい遅れたんですけど、逆にそれでみんなリラックスできて、他のチームが焦っている中で明治は落ち着けていました。アップの時から、思い切っていこうという感じで、最後の方はどんどんいい方向へとまとまりがでてきていました。スタートは正直あんなに出れると思っていませんでした。こいでいて気持ちがいいなと思っていたらスタート出れていました。気持ちよくこぐことができましたね。4年生の中では結構4連覇意識していて、絶対つなげたいって気持ちがありました。でも、あまり言うとプレッシャーをかけてしまうし、言わなかったです。ゴールした瞬間は、みんなにありがとうという気持ちがあって、1本1本に思い込めて全部出し切ろうと思ってやって、悔い無くできました。特に同期は、みんなで寝食を共にして、普通だったら見せない部分までお互い見せ合って、だからこそ、言葉が無くても分かり合える存在になっていきました。仲間との絆は4年間、時間をかけてできたものだし、大きいものだなって思います。みんながまとまり始めたのは、むしろ、最後の1年から半年にかけてで、それまではつらいことも多かったし、全部がうまくいったわけではなかったです。最後までずっと試行錯誤を繰り返していました。今日、勝てて優勝して終えることができたのは幸せなことです。まずは大学生活を楽しんで、これからはボートに代わる新しい何かを目指して頑張っていきます」

女子エイトクルー・市川美咲(法3=川越女子)
「スタートで出ることができてからは、自分たちのこぎに集中した結果、相手の追い上げを気にせずに突っ走ることができたのでよかったなと思います。昨日は、しっかり落ち着いて、リラックス、リラックスと確認しました。自分は、他大学のコックスさんとは経歴が違うし、正直、強いコックスの人と乗りたかったかもしれないのに、自分と一緒に最後のレースを共にしてくれた4年生にはありがたいなという気持ちです。4年生のみなさんは個性的な方たちで、いい意味で自分も気が楽になりました。気を張らずに接することができて、4年生と楽しい生活が送れました。4年生を勝たせてあげたい気持ちが強くて、レース中のコールもほとんど4年生にかけていました。4年生そんなんでいいのかって。4年生に金メダル渡そうってずっと日頃から思っていたので、言おうと思っていなくても口に出てしまうものでしたね。コックスとして過ごさせてもらった時間を大切にしたいので、これからは船の上には出なくても、みんなのこぎに携わっていきたいです」

女子エイトクルー・中尾
「スタートは案外他のクルーも出ていなくて、どんどん前に行きました。最後までミスはしないようにと心がけていました。しっかり一本一本噛みしめながらこぎました。決勝は結構厳しいなと思っていて、でも、自分が1年生だった時の2、3、4年生も応援でそろっていて、高校の時の同期も熊本から来てくれたり、たくさん応援してくれている人がおめでとうと言ってくれた時に勝ったんだって思いました。私はゴールした瞬間は、勝ったとはおもっても実感がなくて、判定で白旗が上がった時に勝ったなと思いました。敗者復活戦に回っていなかったら、逆にプレッシャーを感じていたと思います。敗者復活戦も経験して、簡単に4連覇はさせてくれないんだなって思いました。決勝はプレッシャー無く、挑戦者のような感じでした。7年間を全部レースに注ぎ込もうと、攻め惜しみはしないって決めてました。自分が勝たせようというくらいの意気込みで、でも、みんなで勝ちに行こうって。この寮では1366日目なんですけど、朝4時半からの練習を何回もしてきたし、それで負けたら今までの日々は何だったんだってなってしまうから、出し切ろうとしました。インカレは自分の力不足だったってすごく思ってて、北村をもうちょっと頼ればよかったなって。今回は北村を後ろから支えるぞって、インカレで温存した分を出しましょうって北村が言ってくれて、だから、信じて大きくこぎました。インカレ出れなかったのは本当に悔しいかったし、総合も早稲田に取られて、今回の全日本ではタイトル取れて、ほっとしてます。集団生活は楽しくて、ホームシックにもならなかったです。明治を選んでよかったです。これからみんな離れるんですけど、これからも支え合っていきたいです。太ったりせずに、後輩にあの先輩頑張っているから頑張ろうと思ってもらいたいです。新しいことにもどんどん挑戦していく姿勢を見せたいです」

女子エイトクルー・植松
「決勝のレースはめっちゃ楽しかったです。正直、予選と敗者復活戦は思ったようにレースできなかったので、すごく不安で。今年は4連覇が懸かっていて、すごく不安だったんですけど、スタートして300mぐらいこいだら「これはいけるな」と思って、勝てるっていう確信がそこでもうありました。すごく楽しくこげました。最初のスタート前にハプニングがあったんですけど、逆にいい意味でリラックスできました。プレッシャーはほとんど感じなかったです。今まで自分が勝ってるレースって、500mで絶対に相手より出ていて、その感覚が戻ってきて、絶対に勝てるって確信しました。(4年生はラストレースとなりましたが)4年生を絶対に勝たせるぞっていう気持ちで、ずっとこいでました。4年生がいたから今の私たちがいるし、次は自分たちの代になるので、次につなげていきたいです。もう5連覇は見据えているので、来年も頑張ります。エイトは今年は特に、簡単な気持ちで臨んで勝てる種目ではないって分かっているので、明治は女子エイトで、ちゃんと試合で臨んで勝てるっていうのを見せて、明治は総合力があるって思わせるような、チーム作りを来年していけたらと思う」

女子エイトクルー・北村梨花(政経3=長崎明誠)
「昨日までは本当にみんなバラバラで、勝てないかなって思っていたんですけど、今日の朝から雰囲気が変わってて、これはいけるかもって思って、みんなで心がひとつになったレースだったと思います。(4連覇へのプレッシャーは)最初は気にしてたんですけど、もう途中からそういうプレッシャーはなしで、1つのレースとして考えようと思って、あんまり感じずにこぎました。(4年生とのラストレースになりましたが)エイトの後ろのポジションに4年生3人と私が乗っていて、私が1番後ろのシート位置からまとめて、仲間意識を持ってこいでいたので、最後絶対勝たせてあげたいなって思いながら頑張りました。来年は5連覇目指します」

女子エイトクルー・山田
「全体的に楽しいレースができました。3年間大学でボートをしてきて、個人的には初めての優勝で。今までメダルは獲ったことはあるんですけど、金メダルはなくて。今日のレースで相手より出たときに周りを見て「みんないない!」って思って、そこでいけるなって思いました。8レーススタートが遅れましたが)20分も遅れちゃうと、集中力が切れてしまう部分もあったんですけど、その中でもみんなが気持ちを切らさずにできたのは、声掛けしたりっていうことがずっとできていたからで、そこで周りのクルーとの差が出たかなって思います。切らさずにもう1回スタートできたっていうことが、ほかのクルーよりいいスタートダッシュが切れたことで、勝因の1つだと思います。私自身は大きい大会でエイトに乗ることは初めてで、初めてなのに4連覇が懸かっていて、個人的にはすごくプレッシャーがありました。(4年生とのラストレースになりましたが)私自身勝ちたいっていうのもあって、その上で、もっと4年生を勝たせたいっていう気持ちがあって、それは私だけじゃなくほかの3年生のみんなにもあったと思うし、それが最後まとまれた要因だと思います。最初は本当にまとまりがなくて、でもなんでまとまれたかっていうと、4年生3人を勝たせたいっていうところで、後輩みんながまとまれたので、良かったなって思います。(5連覇はやはり見据えていますか)早稲田はずっと女子クォドで連覇していて、私たちはエイトしかなくて。新たな歴史を作るっていう面では、ほかのクルーでも優勝するのが一番いいんですけど、やっぱりエイトの5連覇、6連覇っていうのは、明治の伝統なのでつなげていく必要があると思います。それはこれからも変えずに私たちの代でも5連覇目を目指していきたいと思います」