
慶大の壁厚く インカレ初戦敗退/全日本学生選手権
悲劇だった。同点で終え迎えたSO戦。慶大の6人目に決められ追いつめられた中で川村がボールをセットした。しかし、相手GKのスティックにボールをはじかれ審判のホイッスルが鳴り、初戦敗退が確定。慶大応援席は大盛り上がりする中、選手たちはその場で力尽きたように崩れていった。「こんなところで終わるはずではなかった」(松波大介・営4=岐阜各務野)。明大は2年前からSO戦は8連勝中で自信があった。それだけに精神的にもきつい敗戦となった。
難敵にまた阻まれた。秋季リーグ戦で敗れた慶大と1カ月ぶりの再戦となったが、あと一歩及ばなかった。得意とする松波のオーバーラップを中心とした右サイドの組み立てができず。一方慶大は高い位置からボールを奪いにいきチャンスを演出し、秋リーグに比べ明大の攻撃時間を短くした。これで慶大には2014年の春以来勝ち星がなく4連敗。「気持ちの部分で負けている」(川村)と苦手意識もある。来年も春季リーグ戦で同じプールに入ることが決まっているだけに苦手意識の払拭と慶大対策は急務。「来年は絶対に勝つ」(川村)と春での必勝を誓った。
後悔が残るシーズンとなった。昨シーズンは春季リーグ優勝とインカレ準優勝と飛躍の年になったが、今季は春季リーグ戦3位が最高。シーズンを通じて縦方向に急ぎ、攻撃の歯車がかみ合わなかったのが得点不足の原因だ。今回の試合でもMFとFWの連携がうまくいかずFWがサークル付近ではないところでボールをもらいチャンスをつくれない場面も多く見られた。今年は選手がそろっていながらも「ただ個の団体にしただけで、チームじゃなかった」(國友督仁・政経4=丹生)。連携プレーが年間を通してうまくいかなかったシーズンとなった。
来年は古豪復活へ再出発の年になる。インカレ初戦敗退により来年度のインカレシード権を失った。春はシード権を懸けて王座ベスト4が目標となる。「この悔しい思いをみんなに二度としてほしくない」(國友)。来季は谷光未有(法3=天理)や川村をはじめとした実力者がそろう世代。さらに多くの選手がすでにチームの中心となっている2年生が上級生の仲間入りをし、チームを支えることになる。2年前から始まった復活への歩みは止まった形となったが、この悔しさを胸にさらなる飛躍へ。来季明大の逆襲がはじまる。
[常光純弘]
試合後のコメント
松波
「先制点取れたのはすごくよかったが、後半点数入れられてしまった部分はもったいなかった。慶応が自分の右攻撃を完全にシャットアウトしにきていたので、やりたいようにやれなかった。(主将として苦労したことは)まとめられてるかわからないけど、チームをまとめるのが難しかった。基本的には3年生。我が強いっていうか。俺は俺はっていうやつが多すぎる。来年は誰がキャプテンになるかわからないが、キャプテンを支えてくれる同期も僕らみたいに少ない。キャプテンの候補になるやつは何人かいるが、みんなプレーはできるのでプレーで引っ張っていけるのはすごい強みだと思うので、それを強みにしてみんなまとめていけたらいいと思う。(4年間は)つい最近1年生で入ってきたばっかだったはずなのに、いつのまにか4年生で最上級生の代が始まって。そしたらインカレもなって。あっという間だった。キャプテンになって部活の面では人をまとめたり、引っ張っていくことが非常に難しかった。精神面では部活通していろいろと、普通の人が経験できないことを経験できたのでそれはすごいプラスになった。インカレ準優勝、リーグ戦優勝とかっていうのは4年間で多分ひと握りの人しかできないのでそれができたのは大きいと思う。今後は地元に帰って月2回くらいやるくらい。自分の地元にクラブチームがあんまりない。でも中学校のコーチとかはやると思う。岩井くん(宏将・平28営卒)と一緒に。そこに自分も入ってという形にはなるかなと思います。将来は明治に入る生徒が入ればうれしい。(後輩へ)慶応にリベンジをしてほしい。非常に悔しいので。負けてしまったのはしょうがないと思うので、引きずっててもしょうがない部分もある。もう結果が出たら切り替えないといけない」
宇佐美友貴(理工4=清水国際)
「ベンチ外から観ていたが、1点取ってそこから何回かPCあったじゃないですか。そこで2点目が取れてればよかったと思う。そこを取れずに相手に取られてしまって結局SOで負けたと言うのは今後PCの主力である谷光だったり、フリック数とか来年響いてくるのでなんとかしてほしいところ。自分たちの代がそんなに日本代表とかもいるわけではなく、引っ張っていけるのが松波くらいしかいなかったので。もうちょっと周りがサポートできればよかったかなと思います。一番上なんで後輩に示しがつかないといけない。寝坊とか罰を受けるようなことを起こせないなとは常に一年間思っていた。本音を言うと、これをいうとすごく心が痛いがちょっと負けても良かったと個人としては思っている。引退がかかっているので。今後に左右する試合で、(自分にとっては)負けたほうが良いという状況だったので、負けて悔しいという思いはしなかった。次のことを観ていたのでこの1試合でどう変わるか。チームとしてはいい方向に転がってくれれば自分としては良くない方向に転がってしまうので、複雑なところだった。(来年は)試合に出ている人と出てない人の差が激しいので。出てるメンツが出てないメンツを上手く盛り上げて、そこからチーム全体を盛り上げていい雰囲気で終われればいいと思う」
國友
「2年ぶりにSOで負けたというのはあるけど実力だと思うし、慶応がうまかったというのを認めざるを得ない。結果を残せなかったのは日々の練習から自分たちを追い込めてなかったから。だからここ一番の時に試合に勝てない。厳しい言葉はかけてきたつもりだったが、ただのつもりってだけだったのかもしれない。もっとちゃんとやっていれれば、もっと明治のユニホームを着て試合できただろうし、こんなとこで終わってない。メンバーだけ見たら慶応より全然上。そのメンバーもただ個の団体にしただけで、チームじゃなかった。3年生は4年生になって、伸び伸びやってくれていいと思うし、より自分の持ち味を発揮してくれればいい。それ以上に心配なのは誰がチームを引っ張ってくれるのか。この悔しい思いをみんなに二度としてほしくないから今以上にチームになって、一丸になって戦ってほしいからしっかりとリーダシップ発揮して、嫌われ役かって出れるような人が出てきてくれるのかそこが心配。(今後は)全日本選手権で明治大学と楽しい試合がしたい。何より塚田に成長してほしい。ずっと一年間見てきたし。すごいあいつも悩んでいるし、来年1年生キーパー二人入ってくるわけだから。でも1番と守護神も塚田に受け継いでもらいたい。(塚田は)ぶっちゃけ身長以外全部足りない。精神的にも技術的にもまだ未熟。自分も人のこと言えた身分じゃないが、それ以上に人のプレーを見て学ぶ心を身に付けてほしい。自分を客観的に見れていないと思う。(明治の守護神は)重いけど、いい気分だった。4年間それをもらえて、これから先も誇りに思えること。ただもうちょい背負って戦いたかった。(後輩へ)今回試合に出ていたやつも出てなかったやつも悔しいっていう思いはあると思うし、二度とこの悔しさを味わわないように今度はみんなで監督とかキャプテンを胴上げしてあげてほしい」
佐々木
「苦手な相手の慶応に自分たちの力を出せずに、負けてしまったので本当にしょうもないというか、普通に悔しい。悔しすぎてよくわからない。秋リーグで一回負けてる分もあるので、やり返してやろうという気持ちで臨んだ。だから絶対勝つのは当たり前だと。自分らの決定力が足りなかった。相手はすごい攻めてて、チームの悪い流れだったが、その中で自分らがFWとして攻め切れなかったので、それが流れを変えられなかった。今年は自分らの代ということもあって、勝ちたいという気持ちはあったが結果は中途半端。先輩とか積み重ねてきたものを潰してしまったというのが、すごい申し訳ないし、自分がもっと活躍しないといけなかった。でもこの一年で後輩自体は上手くなっていると思うし、無駄ではなかったと思う。自分がまとめるのが得意じゃなかったので、そういうところは辛かった。あとは春リーグすごく調子悪くて、調子をどうやったら上げればいいのかというのがわからなかった時はすごく辛かった。王座から徐々に調子は上がっていったが、結果が全てなので仕方ない。
FWが全体的に点を取れてた時は取れてたと思う。だが、試合自体の結果は負けが多い。勝たないと意味ない。点も大事ですけど、FWからのDFも大事だとつくづく思った。FWとしては自分のプレーは純粋にうまくなったと思う。得意なプレーがえぐるプレーとか、サイドとか細かいところを言ったらそういうところがうまくなったと思う。やり残したというか、勝たなきゃいけない試合で勝てなかったのは本当に悔い残る。(後輩へ)FWのことだが、平井とかが中心になって4年が多かったのでまだ固定のメンバーがいない。そういうのを自分らで切磋琢磨して自分の力をどんどん伸ばしてほしいというのと、負けない気持ちを持って、負けた悔しさをバネにして来年につなげてほしい。平井は2年間ずっと長い間出ていたので思い入れはある。後輩たちには僕らが達成できなかったことを達成してほしい。春リーグ優勝なり、王座も優勝、インカレもよかったら上位狙ってほしい。メンバー自体すごく粒ぞろいなのでそこに期待している」
高橋拓也(文4=岐阜各務野)
「慶応と相性が悪くて、ずっと一年間通して負けていて。今日は割りと攻めてはいられたが、決定点に欠けるというか、いつも通りの結果になってしまったというのはあった。自分は3年あたりから全く試合に出られなくて、そこからスタメンには上がることもできなかったが、3年生で主務であったりそういう面からチームを支えたりした。4年生で特に何かしたっというのはないが。4年生だから落ちるわけではないし、それがベンチ目標にずっと頑張っていた。(主務として大変だったことは)一番は精査報告。あとは遠征の手配だとかそういうとこ。主務の仕事に対して誰もありがとうとか言わないし、そういう仕事もあっているかどうかというのも本人しかわからないからやりがいを見つけるのは難しかったが、自分がいるからこそ試合に出られるし、宿泊先とかもできるわけだし。自分がチームの力になっているというところがやりがいになったと思う。(この4年間は)楽しかった。毎年毎年チームのカラーが変わっていって。最初は毛利さんという方が結構今と比べると練習とかラフな感じで。その時僕も試合に使ってもらっていたので、僕も伸び伸びできたなと。2年生では雄貴さん筆頭にかなり厳しいチームで。それもそれで練習をストイックにできて楽しかったし、雄飛さんの代も準優勝できてすごく良かったと思う。自分の代で何も残せなかったというのはすごく悔しいですけど、4年間通してだったらすごく楽しかった。自分は高校からホッケーを始めたが、入学当初は全然まともにボールを動かせないくらい下手だった。4年間やったことでドリブルとかの技術もついたし、自分で言うのもあれですけど結構技術は上達したと思う。人間的にいうと先輩とかOBの方とか接しているうちに礼儀だとか部活でしか教えてもらえない上下関係だとか、社会に必要なことは結構身についた。それが功を奏したのかわからないが、東京ガスにも入れたし、すごいホッケー部に入ってよかったと思う。最終的には結果が悪かったが、ホッケーから教わったことを考えれば良かったと思う。今後は東京ガスのホッケー部に入ってバリバリやる。明治でレギュラーになれなかったから東京ガスでレギュラーになって活躍したい」
三島
「中盤がみんなしんどがっていた。体力不足も全体的に問題だと思うが、中盤が前後の動きをできたらもっと攻撃も分厚くできたと思う。DFはだいぶ打ち込まれていても簡単にファールも取られず特に未有と前田が抑えていたから中盤にもっと細かくつなぎたかったが、全部ロングパスになった。もっと中盤が楔になってFWまでつなげられたらいい攻撃、チャンスメイクができたと思う。この一年は4年生が不甲斐なかったと承知している。もっと練習からキツく言って後輩をもっともっと盛り上げて。4年生が引っ張れなかったから相手が慶応とかそういう問題じゃなくこういう結果になった。当然かなと逆に思う。(プレーを一年間振り返って)春は貪欲に点を狙い続けていたから、それで結果が出たというのはまあまあ良かった。だがケガして、毎回の練習も俺だけトレーニングを別メニュー。一緒にトレーニングせずになんであいつ試合に出てるんやと思う人もいたかもしれない。後輩らに申し訳ない。秋あんまり出てないし、インカレも一戦で終わったが、上手さはどうあれ自分の力を出し切ったと思うし、走り切ったとは思っている。(4年間やり切ったか)正直言ったらものすごく悔しい。2年生、3年生の時に試合出してもらっとった時に雄貴さん(安部・平27商卒)とか、雄飛さん(大嶋・平28文卒)のキャプテンの時にすごく厳しくやっていて引っ張ってもらうのも良かった。結構先輩と揉めることもあったがそういうのもすごい楽しくやっていたのに、最後の最後この一年がこういう風になったのは正直すごく悔しい。説得力無いのがあるんやけど、言っても下が付いてきてくれない。すごくそれは辛かった。(後輩たちは)レベル的には日本一。今年だって狙える位置にいたが結果が残せないというのは上級生が一番責任を感じないといけないから、来年は4年生がプレーは大丈夫だと思うからそこは自信を持ってやってくれたらそこには期待してるし、みんなプレーはセンスがあるから一生懸命やってくれれば問題はないと思う」
若月大輝(商4=横田)
「正直ここで負けると思ってなかったし、ベンチには入ったが試合には役立たず終わってしまったのですごい悔いの残る試合だったと思う。(谷光のことは)入ってきたときからうまいなと思っていた。最初の頃はあいつに負けんように、あいつのお陰で頑張れてたかなと思う。就活とかもあって練習にそんな参加しなかったので、そのときは出てて良いのかなと言う時期もあった。今思うと関係なく出て上級生として出て盛り上げないといけなかったなと思う。正直4年よりも3年のときの方が(練習を)やっていたなと思っていて。あのときはがむしゃらに頑張っていたので、その頃は結果もそれなりに付いてきた。もちろん4年生になった時に上級生としてやらなきゃいけなかったなと後悔が残る。(ベストゲームは)去年の秋リーグの順位決定戦。あの時に点を決められたのは気持ちよかった。(成長したところは)技術的な面より、人間的な面のほう。監督に怒られたことが多かったので、1、2年の頃はそれでちょっと投げやりな状態にもなったが、そういうのを経験していくうちにめげないようにもなったし、何か言われても「ナニクソ」と思ってやるようにはなったので、ぱっと思いつくことは無いがどちらかと言うと人間的な面ですごく成長させてもらったと思う。とりあえず来年は地元の方のチームにお世話になると思うので、悔しさをバネにじゃないが、同じ後悔をしないように大切にやっていきたいと思う。僕らは王座とかインカレとか大きい全国大会で結果を残せなかったので、(後輩たちは)大きな大会でもしっかり結果を残していってくれればいいなと思う」
大久保綾香(政経4=フェリス女学院)
「私はもともとマネジャーみたいな文化がないところで入ってきたので。何か仕事を教えてもらったりとかがなかった。なのであんまり部に対して貢献はできてなくて。どちらかと言うと部員の一番近くにいるファンみたいな気持ちでずっと過ごしてきた。ホッケーも未経験者だし、マネジャー自体も未経験だったので、マネジャーとしてなにか支えられたという感じはあんまりなかった。なるべく練習の時にまんべんなくみんなに話すことは心がけていた。今一学年一人という形になって、やっとマネジャーという文化が根づいてきたので、もっとマネジャーがどうやったら部に貢献できるかを考えてほしい。ドリンクをつくったり、記録とか取ったりという表面的なことじゃなくて、もっと部の運営だったりとかチームの底上げにつながるような仕事を考えてやってもらえるともっとやりがいがあって良いと思う。大変とは思ったことはなかったですけど、後輩のマネジャーがみんないい子だったので、すごく軋轢もなくみんなで協力してやってこれたという印象が自分の中では一番強い。もちろんはじめは一人でやっていたが、みんなでやってきたなというイメージが私の中で強いので、そんなに大変ではなかった。あと部員のみんなが優しいので、マネジャーにあんまり負荷がかからない。手伝ってくれたりとかもしますし、私たちも手伝ったりする。そういう意味であんまり大変だった経験をしたことはそんなにないないかなと思う。本当は今日を含めて全日まで出れば7試合あったのが1試合で終わったのでみんなの試合、プレーしている姿を見たかったという気持ちはすごく強かった。私はマネジャーという意識より、みんなの一番近くにいるファンという気持ちのほうが強いのでどこにいても何をしていてもみんなのことを応援しているという気持ちは伝えたい」
川村
「チーム全体として慶応は苦手意識があって。その苦手だな、相性が悪いな思って試合に臨んでいた部分も今日の負けた原因だと思う。失点は自分のマークミスだからすごく申し訳ないことしたなとは思う。シンプルに悔しい。やりにくいと思う部分もあると思うし、苦手意識があるんだと思う。慶応との試合はリーグ戦だと、結構日吉が多いから相手のホームみたいな感じで。慶応は結構観客もいるから、そういう慶応の中でアウェイな状況で試合をやってきて、それで負けてそういうので苦手意識が強くなっちゃう。慶応なら勝てると思っている甘い部分もあると思う。一人一人の技術で明治が負けているわけではないと思うし、チーム全体の気持ちや意識の問題。多分、気持ちの部分で負けていると思う。でも来年は勝つ。勝ちます。大丈夫。自分たちの学年は8人いて自分と未有と彰人(植村・商3=伊吹)と、宮野(嵩大・理工3=鹿沼)と、三浦巧夢(理工3=立命館)の5人は高校時代にキャプテンやった経験があって。しかも自分たちの代は結構1年生の頃から試合に出ている人もいるし、みんなそれぞれ我が強いというか、一人一人の主張が強い学年だと思う。練習メニューを考えるにしろ、試合に向けてどうやって取り組んでいくかにしろ、一人一人しっかりと自分の考えをもてる学年だと思う。後は今日、この試合。正直俺らが入ってインカレ1回戦負け初めてだから、ずっと全日も行ってたから。すごい正直悔しいし、この悔しいという思いを3年生がどれくらい感じているかということと。その悔しさを自分たちの代、新チームになった時にどれだけホッケーと向き合えるかということが不安。3年生がバラバラになったらダメだから。3年生がどれだけまとまって、一丸となっていけるかが一番大事になる。自分たちの代になってそろっている学年だと思うし、下もそれなりにそろっていると思う。来年は強くなると思う。それに自分たちの代がどれだけの結果を残せるか楽しみ。1年生のときは王座とインカレが3位で、2年生のときは春優勝とインカレ準優勝があって今年は何もないわけだから、自分たちの代がどれだけ明治のホッケー部に名を刻めるかが結構楽しみ」
谷光
「相性悪い慶応にいつもどおりお互い真ん中ぐらいで均衡ゲームが続いて、試合の始まりからどっちが勝つかわからない試合。ワンチャンスで、FWが決めてくれたなと。自分のPCもそうですけど。ワンチャンスでお互いが決めようという試合だった。やっぱりやりにくさがあったから初っ端からとばせずいたのと、単純なスキルミスが多かった。あんまり攻めきれずに、相手に押されていた原因だと思う。相手のマークが慶応はきつくて。出す方にも出せないし。受ける中盤、FWも疲れているから動かないというのもあった。中盤が持ったときもFWがそういうのもあったと思うし、仲間同士であんまりもらいにいくというのがなかったと思う。PCは正直いけると思ってたが、そこは慶応のキーパーが上手くて。2本目、3本目はストッパーのミスがあってベストな状態でなかった。最高学年になるので自分は私生活が結構ちゃらんぽらんだから4年生として直していきつつ、練習でもちゃんとやるようにしたい。自分はプレーで引っ張るしかないと思うからそこは自覚持って練習から頑張っていきたい。4年生は4年生になってから自分を出す人が結構増えてきて、熱い思いがすごく伝わってきた。それが空回りしているときもあったが。静かな人が多いが、その中でも練習になったら自分を出すというのは自分の代になってからすごいと思った。自分ができるかって言ったらそこはなかなか難しいと思う」
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