【瓦版】女子創部初! 1部昇格/関東大学女子リーグ1部2部入替戦

2016.09.26
 女子創部初の快挙を成し遂げた! 1部と2部の入れ替えを懸けた専大との一戦。ダブルスを2―0で勝ち取り明治ペースで試合を進めると、続くシングルスを4―1と大きく突き放した。1部校相手に6―1で圧勝。創部13年目にして初めての1部昇格を決めた。

雪辱果たす
 悲願の1部昇格を手にした。今年で創部13年目を迎える女子硬式庭球部も、創部当初は5部からのスタートだった。地道な努力で成長を続け、昨年2部リーグ1位で迎えた亜大との入替戦。2部で首位に立った勢いのあるチームに、誰もが1部昇格を期待した。しかし、1部校の壁は想像以上に厚く、最終スコアは0―7と完敗。先に行われるダブルスで2敗を喫しペースを亜大に渡してしまったことから、リーグ戦でのダブルスの重要さに改めて気付かされた。「今日はダブルスで先に明治の流れをつくろう」(佐野真代・文4=津田学園)。作戦通りダブルスを2―0で終え、明治ペースでシングルスにつなぐことに成功。「そこでチームが勝利したわけではない」(森美咲・法4=富士見丘)と気を引き締め臨んだシングルスを4―1で制し、昨年の雪辱を果たした。

全員が力に
 全員でつかんだ勝利だ。入替戦前の練習期間は悪天候の影響で練習時間がバラバラになることが多かった。それでも「いつも(1部に)上がるということをみんなが一丸となって思っていた」(熊谷ひかる・文3=浦和学院)。1部昇格という一つの目標に部員全員が常に真っすぐに向かっていた。他校と比べて総部員数13人と少ない明大だが、選手に対するサポート体制は抜群。「選手たちが良い環境で試合に臨めるように」(濱村圭希・理工4=日大東北)と選手ではない部員も含む全員で考え試合に臨んだ。また今回はアウェーコートにも関わらず80人を超える人が応援に駆け付け、選手たちの力となった。「このチームでつかみ取った1部昇格が今までで一番うれしい」(森)。来年からは1部リーグに挑むことになる。強豪校のそろう中でも、チーム力を武器に戦い抜く。

[江原璃那子・星川裕也]