【瓦版】創部初の男女総合優勝を狙え! インカレ開戦

2016.09.21
 創部初となる偉業達成への挑戦が幕を開ける。昨年は男子2種目で優勝を飾ったが、男女総合順位は5年連続となる2位に終わった。最大の目標とする「インカレ男女総合優勝」を掲げ、櫻井克成主将(法4=岐阜県立加茂)を中心にここまで1年間こぎ続けた。集大成のインカレに全てをぶつけ、今年こそ王座を手にする。

 プライド
 何度でも歴史を刻み続ける。おととしの創部初優勝を皮切りに、昨年は創部初の連覇を達成した男子舵手なしクォドルプル。3連覇へと導くのは櫻井、濱口稜(政経4=法政二)の4年生黄金コンビだ。2度の優勝を知る二人が満を持して3年連続の舵手なしクォドルプルへ。鉄板の2番、3番ポジションで持ち前のパワーを爆発させる。「3連覇をして4連覇のバトンを後輩につなぎたい」と櫻井。揺るがぬプライドを胸に、王者の座は決して譲らない。
 5月の全日本軽量級選手権では、男子舵手なしクォドルプルが連覇を逃すなど優勝種目はゼロ。苦杯をなめたが、目標インカレに定め厳しい練習を重ねた。6月の東日本選手権では2艇が優勝し、チームとして右肩上がりでインカレに臨む。初めて対抗種目となった男子エイトも大竹崇寛(商4=東濃実)を筆頭に選考を勝ち抜いた実力者がそろう。充実の戦力で、男子は王者・日大の牙城を崩す。
      
 女子・早大撃破へ
 昨年まで5年連続総合2位の女子は、あと一歩のところで優勝を逃し続けてきた。3年連続の舵手付きクォドルプルに乗り、今年クルーリーダーを務める植松(文3)は「1年の時は4位、2年の時は3位だったので今年は1位を取りたい」と力を込めた。総合優勝へ花形種目・舵手付きクォドルプルでの優勝は必至。昨年4種目全てで敗れた早大へのリベンジを果たし、女王の称号を奪い返す。
[鈴木拓也]