
夏の成果を見せ男子優勝! 女子は3位/関東学生秋季大会
主将が結果でもチームを引っ張る。「一つ一つ自分のやりたいことが実現できている」と玉城は個人3姿勢において1位入賞を遂げ、チームを鼓舞し男子総合優勝を引き寄せた。男子総合では「初日から自分たちに風が吹いていた」(玉城)とチーム全体で自己新記録を多くたたき出す好スタート。特に柳川由太郎(法3=明大中野)は先週に自己新記録を更新したばかりにも関わらず、今大会でさらに記録を塗り替え「チームに安心感を与えた」(佐橋朋木監督)と流れをつくり出しチームの優勝に貢献した。今回の結果に対して玉城は「最低限の目標は達成できた」と、満足はしていないもののインカレへ向け好感触を持っている。インカレ出場へ向け負けられない今大会で手にした栄冠。「春は男子に不安があったけれどしっかりと結果を残してくれた」(佐橋監督)と確かな成長を感じさせた。どこまでも頼りになる主将を筆頭に、男子はインカレでも飛躍していく。
女子総合は3位と満足のいく結果とはならなかったが収穫もあった。今大会の前には春から点数の伸び悩んでいたARの合宿を遂行。劉炫慈(商2=日大櫻丘)が自己新記録を達成するなど成果にも表れた。「劉はまだまだ伸びる」(佐橋監督)とインカレへの好材料となる。目標は「男子と一緒にアベック優勝したい」(小畑まゆ・国際4=園部)。男子に負けず女子も気合十分だ。
「男子も女子も優勝争いに食い込んでくる」(佐橋監督)。夏合宿での進歩も表れ始め期待も大きいが、残された時間は決して長くない。しかし、「ベースはしっかりと固まってきている」(佐橋監督)と悲願のアベック優勝へ向け準備も整いつつある。明大射撃部の行く末に目が離せない。
[東後太一]
試合後のコメント
佐橋監督
「日大とか皆さんは世界大学選手権に人を送ってて主力が足りてないところもあったんですけども、結果としてこれだけ点差をつけての優勝ができたというのは素直にうれしいです。女子に関しては逆にうちが時田を世界大学に派遣している中でよく3位になったなというところですね。もうちょっと撃てる状況ではあったんですけども、そんなに大崩れせず結果3位になったというのは良かったのかなと思います。時田がいたら優勝の点数だったと思うのですが早稲田さんなんかも世界大学に送っていますし、みんな同じような状況の中で、本来なら優勝できたはずなのに3位というのは悔しいところも実際はあります。今回は夏、普段の合宿とは別にエアー合宿というのをやりまして、元々前期エアーが課題だという話はしていたんですけども、エアーに対してもそれで一皮むけたかなというところもあります。点的にはしっかり出した人間とまだまだこれからの人間はいますけど、エアーは少し変わったんじゃないかなと。SBに関しては特に男子、玉城もそうですけど、柳川がちょっと飛び抜けた点数を撃って自己新出して。この前の明法定期戦でも自己新撃ってさらにここで自己新ということで、成長株というか、精神的にも少し安心感を与えてくれました。前期は本当に男子どうしていこうかという中から秋優勝したというのはちょっとうれしいですよね。女子はいけるけど男子は…と前期は言っていたんだけど、それが男子も優勝したというのは率直にうれしいです。男子は個人個人がそんなに緊張感の中で点数を上下させないというメンタル的な強さはあるんです。やっぱりメンタル的なスポーツなので。それ以上にやっぱり身のある練習をこの夏の期間やってきた成果がレギュラー以外も含めて底上げされています。玉城、柳川、プラスαで誰を選ぶか悩ましいところになってはきています。本当にレギュラー以外も安定してきたことはレギュラーの底上げも含めて夏の合宿がいい結果に結びついたかなと思います。合宿は3日間ですが、普通合宿3日間で成長しないんですよ。でもその3日間があることによってその後の練習が変わってきます。練習の仕方、考え方とか取り組み方とかそういったところを3日間でたたき込みました。あとは選手が以降考えを持って言われたこと以上のことをしてきたのだなと思います。特にエアーでいうと劉の射撃というのはやっぱりちょっと今までは点数的に捉えると結構上下してたところがあったのですが、私が合宿で見たときにものすごい素質というか結果を出していた。点数的にはもっと出るんですけど、今回も結果として安定して出たと思います。彼女はまだまだプラス10点くらい出ますよ。本当に世界戦えるレベルまで持っていけると思います。そういう意味での資質が高いです。(玉城さんが三姿勢で個人優勝)主将としてほかの選手も教えたり射撃以外のことに関わる部分も非常に多いんですけども、レギュラー団体3種目できっちりと結果を出してなおかつ三姿勢で個人で優勝するというのは、最初主将になったばかりのときと比べたらものすごい成長だと思います。やっぱり安心して見れる射撃をしていますのでそういう意味では彼がやっぱりこの1年間近く培ってきた力が形になってきたんだなと思います。(日大がベストメンバーできたら)駄目でしょうね。たった一人いないだけですけど世界大学いってるレベルですから、3種目撃ったら今のレベルだとひっくり返されてしまいます。(インカレに向けて)もう全員のベースがしっかりとでき上がってきたので、なおかつメンタルもだいぶレギュラーだからどうのこうのというメンタルの選手はいなくなっていますので、本当に秋は実力の底上げというか、今度はいかに点数にこだわっていけるか、というところだと思います。ただ点数にこだわるというのは点数を気にして撃つというわけではなく、結果的に点数に表れるような行動をしなきゃいけないわけです。そこの部分というのを選手が1カ月間で組み立てていけるかどうか。点数だけにこだわると点数下がりますから。だから点数を伸ばすために何がその背景にあるかというところをしっかりと。あとはそれを忠実に守っていくというのが射撃の醍醐味(だいごみ)なので。(インカレへ足りないところ)今年は男子も女子も間違いなく優勝争いに食い込みます。そこまで来てます。本当にあとは射撃に対するこだわりとこの1カ月間でいかに練習するか。授業期間入って練習時間短くなりますけどいかに課題を克服して今のことをキープしながら上昇していくかですよね。(今回のメンバー選び)そこはもう実力主義なので。きっちりと直前に点数を撃ってきた人というのがベースになっています。何か作為的なところとか全日へ向けてというのは実は無いです。(収穫は)キーになる選手がしっかり出てきたかな。その選手を中心にして全日に向けていっそう実力を高めていきたいなと思います。男子は玉城と柳川です。女子は時田と劉ですね。あとは本当にもうみんな頑張っているので、ベースになる選手がちゃんと引っ張っていければ周りはついてくると思います。(柳川さん、劉さんは)まだまだ伸びるでしょう。柳川は1週間でもう自己最高得点9点上がったのかな。そのレベルでこれだけ上げられるというのは柳川はやっぱりまだまだ成長途上ですから、まだまだ伸びますよ。自分でも恐ろしいくらい銃が止まってたと、点数が出たと言っていましたからね。今の状況で満足なんか誰もしていないですから。劉も出せる実力はあんなもんじゃないので。日本のトップレベルに十分立てますよ。そこは全然足りないって本人にも言っておきました」
玉城
「男子総合団体優勝はライバル校の日大が一番撃てる選手が今海外派遣で海外に行っているのでそこはやっぱり勝たないといけないのでまぁ最低限の目標というのは達成できた。個人の優勝に関しては前日のP―60の競技で4位通過になってしまっていて絶対に巻き返してやろうと思ってその通り自分の中でうまい射撃ができたので一つ一つ自分のやりたいことが実現できてるなとは感じてきている。初日のレギュラー回転はみんな自己新記録を出せていたので初日から自分たちの風が吹いていたのかなと思う。その中でライバル校の日大であったり東洋が調子があまり良くなくて点数も伸びていなかったので自分たちの射撃ができたのが明治だけだったので初日からよかった。2日目もその流れを大事にみんな自己新記録を狙って撃っていけた選手が多くてファイナル出場者も多くてこれまで出てこなかった選手もいたのでもちろん今まで出ていた選手も出られていたので初日2日を通して自分たちの射撃ができていたかなと思う。自分たちは今回秋関前に2回合宿を挟んでいだのだけれど夏合宿とこの秋関前合宿というのを二つ組んでいてしっかり自分たちに厳しく取り組んでいたのでそれが今回の結果につながったのかなと思う。合宿の成果がここで出たのではないかと思う。合宿ではレギュラーになっている人たちに話しをしてきたり、自分の足りないところを補っていくということをやっていた。インカレ直前の最後の大きな大会なのでここで自信を付けたいという強い思いがあったのでここは何としても優勝して弾みをつけるというふうに勝ちと結果にこだわった試合にしようと思っていた。女子はそこまで焦る結果ではないと思う。それぞれがベストを出せていたら優勝もできていると思うので焦るのではなく自分たちの弱いところを見つけたという逆に良いように捉えてこのマイナスな面を潰して必ず勝てるようなチームにしたいなと思う。明治はまだまだ伸びる段階だと思う。これが一番最高の結果ではないと思う。まだインカレへ向け調整している段階。ARだと女子の劉が初めてファイナルに残ったりP―60の塩川が初めて自己新記録を出して撃てているので着々と実力はついてきているのだと思う。優勝をして弾みをつけるという目標は達成できたのでそれも収穫。夏から調子もあげてきている状態で今回の3姿勢優勝というのは個人としても良い状態できている。秋の目標は男女総合優勝。必ず優勝する」
小畑
「初日からみんないい雰囲気で試合に臨めて、今まで点数が出なかったのが、今回自己新記録を撃った後輩が多かったのは、自分としてはうれしかった。初日に(自己新記録を)出してくれた子がいたので、そこからみんな勢いに乗って撃てた。(メンバー変更)今回の女子の団体は正直ベストなメンバーではなかったのだけど、時田が世界選手権の大会でポーランドへ行っていて、でもやっぱり秋関で優勝したかったので、今いるメンバーで団体を組んでこういう結果になったのだけど、誰がなってもいいようなチームをつくれていたので、今回の団体は今回の団体で、いつもよりも団結して戦えたと思う。(時田が選ばれた世界選手権の選考基準)時田の場合はナショナルチームの選考会でナショナルチームに入る基準を突破する点数を一回撃って、その点数が高かったので、その大会も選考に入っていて、学生の大会だと夏のセンバツの大会が選考基準に入っていて、その中から点数が高い学生が選ばれた。(時田の他に射撃留学した選手)してない。時田と男子の3年生が一緒に行ったのだけど、費用も自分で出しての留学だったので、確実にうまくなるわけではなかったので、みんな踏み出せないところはあったと思う。時田も進学の方を諦めて射撃留学の方を優先していたので。(AR合宿はどのようなところに生かされた?)女子の小澤と劉は、AR合宿で確実に成長した。点数でも撃ち方でもすごく(成長が)感じられたので。劉だと、トリガー(引き金)を引く動作を無駄がなく引けていて、普通は力をいれて『よし、行くぞ』って思って引くと、撃った瞬間に本当に当たるべき場所と違う位置に当たったりするのだけど、今回の試合を見続けて全くそれがなかったので、劉もそれをずっと夏から練習していたと言っていたので、そこが一番本人も成長を感じていた。小澤は、撃つのがずっと遅かったのだけど、一発一発を時間を掛けすぎずに早く撃つというのがかなり大事なので、そこが成長して、それぞれ点数アップにつながったので、良かったと思う。(AR合宿)本当は自分も行く予定だったけど、レギュラーを外れてしまったのでいけなかった。レギュラーの人だけ行った。静岡県の藤枝射場に行って、3日間、2拍3日で、コーチも同行してもらって、監督も来ていただいて、みっちりやったのだけど、スキャットっていう、銃の先にセンサーをつけてパソコンにつなぐ。それで狙うと、その人の銃がどういう動きをして、どれだけの長さでとどまっていつ撃っているか。それで撃った後どういう動きをしているかっていうところとか、揺れの大きさだったりも見れるので、それをつけて、その個人の欠点というか問題点を『この子はここが悪い』ってなったら、次の日からその子だけのメニューというのをやっていた。(別の合宿)秋関の前に先週この場所で合宿を行った。貸し切りではなかったのだけど、他の大学の方も練習に来られていて、情報交換し合ったり。今年はこの射場(で練習すること)が多いので、SB練習もいつも伊勢原に行っているのだけど、2時間かけて土日にここに練習しに来ていたりした。伊勢原を止めてこっち来たりとか。(合宿は2回?)インカレと秋関との間がすごく短いので、夏から次の合宿を2回やってから試合試合って流れが毎年。センバツの前はやっていない。(沖縄合宿は)2月。(課題)やっぱり立射姿勢。ARの方は3人とも、今回本数が上がって技術が上がった子もいたのだけど、3人が410点超えるくらいの点数をそろえられたら一番なので、そういうARの点数がレギュラーじゃない子も、自分もだけどあまり良くなかったので、立射姿勢の強化が三姿勢の方にも影響があると思うので、立射姿勢が完璧になれば優勝できると思う。昨日で女子の試合が終わったのだけど、その後から女子部屋で『女子でS(立射)合宿しよう』みたいな話になって、でも日を取ってやるってことはできないので、今度の合宿で、一日女子で朝から夕方までずっと立射をやろうというのを相談して、どういうメニューでやったらいいかというのをインカレまでにやっていきたい。(次の合宿は)インカレの前なので、10月の13日から長瀞に泊まって17日、4泊5日して、その次の日に東西六大学という大会があって、その次の日からインカレが始まる。(SBRとAR)どちらも、レギュラーだけでいく。
(3位の悔しさどう生かす)点数的には1位と全然差がなかったので、この部分を女子全員がレギュラーじゃなくてもレギュラー混みでもちゃんと感じて欲しくて、手を伸ばせば届いた位置にいた優勝を逃したのはやっぱり自分のあの時の一発が10点だったらというのがあると思うので、気持ちの面でもうちょっとで優勝に届いたのに、チャンスを逃してしまったのを自覚して、インカレは絶対に一発も公開しないで撃つってのを、今大会終わったら女子に伝えたい。(インカレ意気込み)男子と一緒にアベック優勝したい」
永澤瞳(農3=栄北)
「今回はエアー団体のメンバーとして臨みました。自分は最初の射手としてスタートしたんですけど、良い流れで持っていってあとはみんなに任せていくというふうにしたかったです。ただエアーの方は不安が多くて、今回コートとストックを新しいものに変えてぎりぎり調整が間に合ったような状態で入ったんですね。それが理由とはいいたくないんですけど少し不安な状態で臨みました。試合の中で自分らしい射撃ができなかったのもあって正直課題ばかりが残ってしまいました。特にSの部分が多かったのですが、K、P(膝射、伏射)はそのコートとストックにしてからとてもいい射撃ができるようになり最も自信を持っています。個人的だったんですけど3×20では納得する射撃ができたかなとは思います。試合の1カ月前くらいにコートが届いてそこからコートをフィットできるよう調整していったんですけど、間に合ったのがKPだったという、Sまでは間に合いませんでした。ストックはあまり自分に合っていなかったのでこのまま使い続けるよりは思い切って変えてみようと思って決断しました。KPに関してはそれがとてもうまくいったのですが、Sがまだ課題が一つ増えたかなと思います。初めて自分の試合が本当にできなかったんだな、という試合をしてしまいました。(それらを変えたことでKPに関しては)反動が前のストックのときより良くなりました。コートは自分の体が楽にできるようなつくりになったので自分の思い通りの姿勢ができるようになりました。前のコートは少し肩のあたりが苦しくて思うように肩が下がらず苦しかったのですが、今はそれが全く不安はないです。高校の時はエアーしかなく、前のコートは立射に長けていたものでした。(エアーの取り組み)自分はエアーの合宿に参加して、その時はいい調子できていたのであのコートでエアーを撃てばよかったかなと思っています。自分はエアー団体だったのでエアーを撃ち続けてきました。ただ新しいコートになったぶん団体今回の秋関は挑戦みたいな感じでした。新しいコートで挑む初めての試合でもあり、普通の試合とは別の緊張感が出ていました。それに向けて試合はどうしていこうかとか、前のコートに戻るよりは今のコートに対してどうベストな状態に持っていくかとか考えていました。エアー合宿はエアーのレギュラーだったり行きたい人、8人程度で行きました。普段は大人数で移動するのでばらつきもあり、一人一人が見ることができないです。でも今回は少ない人数でいったので監督やコーチに目をかけていただけるということで全員が少しワンアップできたかなという感じです。その時は発送が間に合わず古いコートでやったのですが、やったことに関しては新しいコートでもできるようにしていきたいなと思います。自分たちの競技は動かない競技なので、体が固まってしまったり他のスポーツと違って肩こりだったり股関節が歪んだり、腰が痛かったりというような体の不調が出てきてしまうんですよ。なので合宿では撃つこと以外にもストレッチやりました。人数が少ない分やっていただけることもありますし、その取り組みに関しては今後も習慣にすれば体も楽になっていくんじゃないかと思っています。個人的にはストレッチしていたんですけどもっと深くやることで質の良いものができました。エアー合宿で個人が試合中、練習中どんな考えでやっているかが分かるようになりました。自分にもプラスにできる部分が多かったです。先輩、後輩関係なく話ができたのは良かったです。射撃というものは常に毎回同じことをするのがベストなんです。それは人間的には難しいことなんですけも、じゃあそういう時にどうするのかという話ができました。何も考えない人、頭をフル稼働させる人もいて、いろいろな人と話ができた分良いところを取り入れることができて、考え方も変わりました。自分はあまり考えないようにしていたんですけど撃発がうまくいかなかった時にどう考えるかというのも話し合うことができて、いつも以上に射撃の深い話ができました。(3位という結果は)今回は今まで通りの点数を出していれば優勝を狙えるという選手が集まっていました。自分に関しては得点を落としてしまったなと思っています。正直コートの不安があったりしたんですけど自分がやらなきゃいけなかったです。今回は本当に申し訳ないとしか言えないですね。でもインカレ前にこういった課題が見つかったり、皆さんもこうしていこうという話がかなり出ていたのでやる気は戻ってきたのではと思います。例えばこの点数のまま優勝とかしていたらこの流れのまま行ってしまっていたと思うので、3位という結果に終わった時は絶対インカレは優勝目指さなきゃいけないという意思が強くなったのではと思います。(今回は時田さんが不在)今年のメンバーは時田先輩の穴を埋められる選手はいるとわかっていたのでそこまでの不安はありませんでした。自分は普段はエアーの団体はあまり入らないんですけど任せられたのでその分ちゃんと撃たなきゃと感じました。インカレまで約残り1カ月課題のSをどうやって練習していくかというのが自分の中でも課題になっています。KPを保ちつつSでもっと点数を上げて全体的な3×20の点数を上げていこうと。もしそこで団体でも3×20に選ばれたとしたら団体の助けにもなると思っています。今のままでいったら絶対今後の射撃でも自分が後悔すると、今が変えていく時だなと思っています。新しいものをつくっていきたいです。先輩、後輩関係なく、明治だけでなく他大にも聞いて自分の射撃ができるよう1カ月間でつくっていきたいです。大会は待ってくれないので考えながら過ごしていかないといけないなと思います。4年生がその大会でいなくなってしまうので、自分がSも全部撃てる選手になって安心してさよならできるな、という状態をつくれればベストですね。お前なら任せられるという一言がいただければ。その分練習しなければと思います」
劉
「今回の秋関本戦で自分の練習してきたものはちゃんと結果に出たなと思う。AR合宿をした効果というのはやはり大きい。合宿では自分の弱点を細分化してそれを一つずつ克服していくことを心掛けていた。あと射撃をやる上で大事な一発一発の再現性、ルーティンを大切にしている。今回は時田先輩が世界大会でいなかったのだけれど時田先輩がいない中でも4人で優勝を目指していていたのだけど今回は優勝を逃してしまったのですが結果を踏まえてインカレに向けて男女総合優勝を目指していきたい。やっぱり今回の結果にには満足していない。全然優勝は狙えていたので自分を含めて一人ずつがもう少し撃てていれば優勝できていた。それぞれがインカレまでの1カ月の間におのおの自分の不足している部分を補って一位を目指していきたい。今回初めてARのファイナルに出たのだけれど本戦は2位でしたがファイナルでは7位で終わってしまってしまいファイナルの練習不足を感じた。もちろんファイナルに向けてもそうだが試合に向けての練習も。夏は弱点の練習をしてきたのだけれどこれから1カ月は試合に向けての練習を自分でメニュー作りをしてやっていきたい。ファイナルはやはり緊張も大きい。初めてのARだったのだけれどコーチが一人一人に自分でメニューを作らせてやっていて自分の弱点を補うという練習に取り組めた。今回はその合宿の効果というのも大きく見られたと思う。自分をコントロールする難しさを強く感じた。プレッシャーはつきものだけれどそれはあまり気にせずに自分のやるべきことを一つ一つやっていく。自分の射撃を第一にやっていければきっと明治にも貢献できるし自分の納得のいく成果も得られるのではないかと思う。この夏は射撃のモチベーションがすごく上がった。今大会の収穫は緊張した自分をコントロールできたこと。もともと試合ではいつも緊張しがちなのだけれど先輩にも緊張が伝わってしまって呼び出されることもあったのだけど今回はそれがなく、自分で緊張をコントロールできているのではないかと思った。(アベック優勝に足りないと思うのは)詰めが甘いところ。今回も1位との点差もごくわずかだったのであと少し丁寧に撃てていれば優勝は明治だったかもしれないと思う。昨年と違って自分が女子のARを引っ張るという気持ちでやっていけるように心構えをしていく。悔いのない自分の一番いい射撃をやっていきたい。」
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