ルーキー特集(2) 石畑修一郎 高橋茜
第2回も今年明大端艇部に入部してきた1年生を取り上げます。輝かしい実績を持つ彼らの今後の活躍、そして歴史ある端艇部でのさらなる飛躍に期待です。(この取材は9月12日に行ったものです)
石畑修一郎(営1=米子高専)
 きっかけはボートをやっていた父だった。小さい頃からボート場に連れて行ってもらい、小学2年生の時にボートを始めた。これまで体力面やメンタル面でしんどいと感じ、やりたくないと思ったこともあったが、他のスポーツに心奪われることなく「結局ボートやっちゃう」と笑顔をこぼした。
明大の練習は選手主体でメニューを考えており、石畑自身も、自分で考えて行動できるという部分が自分に合っていたというのが明大への進学の決め手だった。自分たちで決められるからこそ「今何をするべきなのか考えている」と効率よく練習に励んでいる。大学での寮生活は、周りの雰囲気もよい。高校とは違ってオフの日の時間の使い方の幅が広がり、オンとオフの切り替えもできている。
インカレは古田直輝(政経2=米子工)とダブルスカルで出場予定。古田は、石畑と同じ鳥取県出身でお互い親しい仲ではあるが、水上では厳しい先輩だ。古田に引っ張ってもらう部分は多いが、石畑は気持ちだけでも引っ張られずに自分が引っ張っていくようにしている。身長が周りより低い分、筋力でカバーするために筋トレや食事でインカレに向けて体を作っている。
明大での目標は「インカレ総合優勝の一員になること」。総合優勝の一員になるには自分も優勝すると強く意気込んだ。期待のルーキー石畑の活躍に注目だ。
高橋茜(商1=南稜)
 小学校からやっているバスケを続けるつもりで入学した高校だった。しかし、新しいことに挑戦したいという気持ちがあった。そんな時、ボート部が日本一を目指していることを知り、憧れを持った。仮入部の最終日にバスケからボートに切り替えた。高校時代もオフの日以外はほぼ毎日戸田ボートに通っていた。戸田でボートをこぎながら色んな大学を見た中で、明大の技術の高さや雰囲気に惹かれ「自分もその中に入って日本一を目指したい」と思うようになり明大への進学を決めた。
 高橋にとってのボートの魅力は爽快感だ。高校でクルーボートの5人乗りに乗っていた時に感じた「5人のこぎがそろった時にスムーズに進んでいくスピード感が魅力的」と語った。
 初めてのインカレはサポートに回る立場。「全員のためにしっかりサポートできるように頑張る」とチームを支えることに徹底する。
自身の目標は日本一を取ること。まだ自分のスタイルを確立させている途中だが、強みであるバスケで鍛えた体力を使って大きくボートをこいでいく高橋の成長に目が離せない。
[臼井美理亜]
次回は男女の注目種目特集をお送りします。更新は明日9月19日です。お楽しみに!
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