
インカレ出場を決めるも、ベスト8に終わる/関東学生優勝大会
「優勝ただ一つです」。インカレの目標をこう断言する山田凌。「攻めが足りなかった」(山田凌)。今大会の課題は明確だ。インカレまであと1か月。気持ちを新たにまた稽古に励んでゆく。「落ち込んでいる暇はない」(長谷川)。インカレ制覇に向けてこの悔しさをばねに再スタートを切る。
[高野夕]
試合後のコメント
長谷川主将
「悔しいですね。中央大学も強いが、負けるつもりはなかったので、勝ちたかったのが率直な気持ち。課題は見つかったかなと思う。向こうの方が積極的で、僕らは相手を意識しすぎた。そこを付け込まれて相手のペースに持っていかれたのが敗因だと思う。それを改善すれば、また同じことはされないと思う。全日本へとあと1ヶ月なので、落ち込んでる暇もないと思うので改善して挑んで次はリベンジしたい。最後の大会なので、最後は優勝したいと思う。メンタル面とか技術面も鍛え直して、監督や首脳陣と一緒にまた練り直したいと思う。(試合前の雰囲気は)それまでの試合内容もよくて、流れは良かったが、内容だと思う。勝っているが、いまいち攻めきれなかったり、ポイントポイントでおさえられたりって言うのが多かったので、それが最後の試合で相手が強くなったところで出たのかなと思う。それを全日本では一回戦から強い相手とやる事を想定して一本触らせないくらいの、集中力と厳しさで相手を圧倒しないと強いところには通用しないのかなと思う。実践に移すのは難しいので、それはここ1ヶ月通して徹底的にやっていこうと思う。(副将戦)自分の中では1本狙いにいったが、どちらかというと防御で受けになってしまったのでもっと、相手が息上がるくらい攻めなくてはいけないなと思った。結果的に自分は負けではないが、そこを勝たないと今まで勝った意味がないので、副将もしてキャプテンとしてもそこを修正していきたい。(ミーティングでは何を言ったか)相手と自分たちの差を認識させることを言った。明確に自分たちには無くて相手にあるものが多々見つかったと思うので、それを吸収しながら相手より上に行くというのをやらないと自分たちの身にもならないと思うので、優勝したチームは何があって優勝できたのか、学ぶこといっぱいあると思うのでそれを持ち帰って、ミーティングとかして話し合って研修して追求していきたい。また頑張りたい。」
山田凌
「悔しい。個人戦からいい流れで来ていたが、練習不足が目立った。(練習不足とは)個人で優勝し、自分に甘えがあったのかもしれない。気持ち的にも練習でも。(試合前の調子は)よかった。個人戦の時よりいい感じがした。試合になると、油断が一番よくなかった。(チームの雰囲気は)よかった。みんな仲がいいし、優勝に向かって気持ちを一つにできていたと思う。(2試合目から大将に)プレッシャーというよりも、自分の試合をしていこうという思いだった。チームに貢献できればと思っていた。だが、最後自分が取れなかったという責任と、練習の時からやっていればよかったなという思いでいっぱい。(具体的には)試合は稽古のように、稽古は試合のようにと言われているように、試合の時にはもう少し稽古のように自分から技を出して、自分のペースにできればよかった。(大将になった時、監督からは)特になかったが、チームが負けている場面であったら大将がしっかりしないといけなというのはずっと教わってきていたので、それができなかったことが悔しい。(大将戦では相手が梅ケ谷だったが)相手どうこうというよりも、試合をして、4分間の中でどうやって一本を取るかということを考えていた。(団体戦には4分間という制限があるが)引き分けてくる相手もいたり、相手も色々なので難しい部分もある。しかし、団体で勝てなければ、個人でも勝てないと思っている。(最後の大将戦に臨む前)まずは一本取って、代表選まで自分の力でもっていかなければと思っていた。(インカレでの目標は)優勝ただ一つです。(そのために)練習だと思う。もっとできるはずなので。自分をぎりぎりまで追い込んでいきたい。」
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