
日体大に敗戦 今シーズン初の黒星/関東学生秋季1部リーグ戦
ディフェンスが機能しなかった。15―17で始まった後半。4分12秒に吉野樹主将(政経4=千葉県私立市川)がロングシュートを放ち、続けて中川翔太(営1=法政二)がゴールを決め同点までに追い付くも逆転の1点を決められず。その後3回同点にするも、決定力に欠けた。中盤には日体大の藤にマンツーマンディフェンスを付けるも残り1分半では2連続失点し、30―34で敗北。今年は春リーグから無敗の中、初めて敗れることとなった。
前半は開始1分で吉野がロングシュートを放ち先制点を奪取。しかしその40秒後には日体大がゴールを決め、その後は点取り合戦を繰り広げる。ラスト4分半で3点連続決められ15―17で2点差をつけられその悪い流れを後半にも持ち込み敗北を喫した。
春リーグを無敗で優勝し、秋リーグも無敗だった明大にとって今年初の黒星となった今試合。「これが僕らの実力」(吉野)と敗戦を受け止め、翌日に控える筑波大戦へと向かう。強豪校との試合が続く中、敗戦をいかに断ち切り勝利へつなげられるかがカギとなってくる。
[村田萌衣子]
試合後のコメント
松本監督
「やっぱり(失点が)34点じゃそれ以上取らなければいけないというのもあるんだけど、キーパーとの連係とかね。ちょっとなかったな、あんな上が守れないというのは。結構ディフェンスが大きいからなうちは。だから上からのシュートというのは強かったんだけど、今日は全然だ。ディフェンスの修正が効かなかったな。前出させたりしたんだけど、肝心なところで詰めが甘いから歯車というのがディフェンスはそうなるんだよ。これからがまた強いところと当たるからね。まあ切り替えてやるしかないね。また明日頑張ります」
吉野
「ディフェンスが機能しなかったので、そこが原因ですかね。あとはこれが僕らの実力だと思っているので。チャレンジャーなので明日もこの気持ちを忘れずにやりたいと思います。5人でボールが回らないので、僕がサイドに入って6対6みたいな形で攻めたほうが他のメンバーもやりやすいのかなと練習したんですけど、ちょっとうまくいかなかったです。マンツー対策としてやったのですが。(筑波大戦に向けて)日体とは違ってフィジカルで押してくるチームなのでそれに負けないようにぶつかっていかないといけないと思います」
松本崇雅(政経2=岩国)
「(敗因について)吉野さんがマンツーマンを付けられていて、攻め手がいなかったなと思います。ディフェンスもあまり良くなくて、相手のシューターの調子が良かったこともあって点数も取られてしまったなと思います。(ケガについて)足首を捻挫(ねんざ)していました。(復帰してから)途中出場が多いので緊張します。(明日の筑波大戦について)今日の負けを引きずらないようにして、なにがなんでも勝ちに行かなければいけないと思います」
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