
中大に26―19で勝利 秋リーグ白星スタート!/関東学生秋季1部リーグ戦
チーム全体で得点を重ねていき勝利を挙げた。2点リードの11―9で迎えた後半。吉野が12点目を決めると、その1分後に門間がサイドシュートを放ちネットを揺らした。さらに後半8分4秒に門間は宮崎大樹(営2=法政二)からのバックパスを受け取ると、ゴールキーパーの動きを見極め、今試合2回目のループシュートを放ちボールをゴールに沈めた。残り7分には吉野にマンツーマンディフェンスが付くも、山田信也(政経1=愛知)がジャンプシュート。吉野のマークが厚くなっても得点を決めてみせた。春リーグでは得点源の吉野のマークが厚くなった時に点が取れないという課題があったが今試合では「全体で取れる攻め方」(門間)で点を積み重ねていった。
得点源が拡大した一方で硬さの見られる試合となった。前半36秒に門間が先制点を決めるも、その後6分30秒間はノーゴール。また「速攻の得点が少なかった」(松本勇監督)と語るように今試合の速攻は2本。優勝を狙うためにも課題の克服が重要となってくる。
昨年度は9位で1部2部入替戦となってしまった秋リーグ。「実質秋リーグが勝負」(吉野)とこの秋リーグで明大ハンドボール部が強豪となったことを証明しにいく。翌日に控える順大戦もチャレンジャー精神で挑み、春、秋リーグ連覇を目指す。
[村田萌衣子]
試合後のコメント
松本監督
「硬かったな、最初だったから。今日は速攻の得点が少なかった。後半は練習通りにいったけど前半はしょうがないね。樹に厚くなるのがあるから他でどうやって取るのかというのが一つ。最後の門間がいい働きをしたと思う。ディフェンスは及第点だと思う。バックチェックだけ。今日は戻りは早かったがただ戻っているだけでマークが離れてしまっていた。それでもやっぱり初戦というのはどこのチームも硬くなるし球回しとか前半ぎこちなかったね。春は優勝したけど引き分け一つに1点差三つだからそんなゆっくり構えるような状況があるわけではないので練習もその分頑張ってきているから。中大はこの前まで2部だったけどメンバーを見れば1部でも力があるチームだったからそことの初戦は緊張感があって全員でしっかり勝たなきゃという意識があったと思う。明日もなめて掛かってはいけないので戻りと速攻をきちっとやってくれればいい」
吉野
「(最初は)初戦でみんな硬い感じはあった。中大は勢いもあるチームで、僕らも優勝からのスタートということもあり硬かった。(プレッシャーは)あるが、僕としてもチームとしてもチャレンジャーという気持ちを忘れずにやっていきたい。今日は全体で点数取れて、春よりは良くなったのではないかと思う。練習中からやってきたことが試合でできたかなと思う。(秋リーグは)明治の1位はそれは自信にしていいが、満足するのではなくもう1回秋でチャレンジする。実質秋リーグが勝負。春はどこもチームができ上がってない中、勢いで上がってきた。実力が出る大会だから、そこで戦いきれるように頑張りたい。(順大は)油断する気持ちではなくて、チャレンジ精神で全力でぶつかりたい」
門間
「最初の1点目が早い段階で取れた。良い流れで終われたと思う。夏合宿は今まで以上にシュートの確率を上げることと、ディフェンスの強化をしてきた。相手にどんどん当たっていくディフェンスができて良かったかなと思う。春はあれだけキャプテンに頼っていたところがあるので、秋はよりキャプテンのマークが厚くなってくるので、全体で取れる攻め方をしていこうと話した。(初戦は)全体の流れをつくる大事な試合で、最初は硬かったが全員で自分たちらしさを出していこうとした。(秋リーグは)春優勝したが、チャレンジャー精神を忘れずに1試合1試合やっていく、その結果が優勝につながると思う。(順大戦に関して)相手は勢いがあるので、勢いに飲まれないように自分たちらしさを忘れずやっていきたい」
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