
【瓦版】黄金世代 三度目の正直 王座へ/関東大学男子1部リーグ戦
黄金世代の4人が歴史をつくる。切詰魁主将(政経4=高松北)、諱五貴(営4=松商学園)、澁田大樹(商4=鳳凰)、西脇一樹(国際4=松商学園)は下級生次から明大の主力メンバーとして活躍し、数々の大会で入賞してきた。集大成のリーグ戦、王座出場を目指す。
全国トップクラスの戦力で挑む。今月行われた全日本学生選手権では、シングルスで西脇、ダブルスで諱・澁田組が3位入賞。過去5大会の個人成績は例年にないほど明大選手が上位を占めている。同校対決でつぶし合いながらも、4年生4人は誰もが上位に入り込む強さがある。
二つの高い壁を越えなければ、王座進出はない。明大は2年連続で1部リーグ3位。毎年立ちはだかる早大、慶大の強豪2校を攻略できず、王座進出の一歩手前で敗れてきた。早大は現在11年連続で全日本王座決定戦に優勝、慶大は3年連続で準Vと関東代表の2校が全国の頂点に君臨している。因縁の相手を下し、早慶の2強時代に終止符を打つ。
「4人全員が勝てば負けることはない」(諱)。ダブルス3試合、シングルス6試合を行い5勝したチームの勝ちとなるリーグ戦。主力4人が勝てば結果が付いてくるが、それだけには頼れない。今年2月の関東学生選手権3位入賞を果たした本城和貴(政経2=東山)をはじめとする第二戦力の活躍が必須である。新チーム発足時に切詰が目標としたのは「全体で切磋琢磨(せっさたくま)できるチーム」。真価が問われる時が来た。
[星川裕也]
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