
道渕諒平がJ1・ヴァンフォーレ甲府に新加入内定!
道渕のコメント
――入団が決まっての率直な気持ちをお聞かせください。
プロは小さい頃からずっと夢だったので、まず夢がかなったということでうれしい気持ちと同時に、すごく責任が伴ってくると思います。ヴァンフォーレ甲府という長くJ1にいるクラブでやっていく責任感を持ってやっていかないといけないと感じています。
――内定までの経緯を教えてください。
6月の中旬くらいに練習参加してその時に正式オファーをいただきまして、返事をしました。
――練習参加してみて印象はいかがでしたか。
やっぱり感じたのは雰囲気の良さです。自分の肌で感じた直感の感覚がすごく良かったです。具体的には次節の相手チームの特長を紅白戦中で想定してサブの選手たちがプレーしていたり、ベテラン選手が多くて、その経験を生かしてサブの選手もチーム一丸となって印象的でした。
――ヴァンフォーレ甲府の選手や監督から何か言葉はかけられましたか。
正式オファーをいただいた時も監督の方から直接「すごく期待している」といただいたので、その期待に期待応えなきゃいけないという気持ちでまずは明治でしっかり結果を出していこうという気持ちでやっています。
――入団の決め手を教えてください。
自分を獲得したいという熱意が伝わってきたからです。自分も評価されているクラブに行くべきだと思ったので、そこが決め手となりました。
――2年前天皇杯でも対戦しましたが当時とイメージが変わったところはありますか。
甲府はしっかりディフェンシブなチームだと思っていて、そのサッカーは変わらず「明治の良い守備から良い攻撃へ」という方針が甲府と同じで合っていると思うので、あまりイメージに変化はなかったですね。
――評価されたポイントはどう考えていますか。
基本的には明大で積み重ねてきた基本的な部分であったり「球際、運動量、切り替え」の三原則を意識してやってきたのでそこの部分です。また、ドリブルで運ぶ部分やアシストや得点に絡む動きは評価していただけたと思います。
――チームメイトから言葉はかけられましたか。
「おめでとう」と言われました。小出とは共にプレーすることは決まったので、自分たちが内定しているという自覚を持って、チームを引っ張っていこうという話はしました。
――明大に進学したきっかけをお聞かせください。
ユースの時に練習参加をしてその時の雰囲気であったり、レベルの高さやサッカーに対する取り組みが自分に合っていると感じました。もちろん、今まで実家暮らしだったし、明治は仕事とかあるからユースの時よりもかなり厳しい環境ではありましたが、そういう環境に飛び込んでやってみたいという気持ちがありました。
――明大で身に付いた部分はどういった部分でしょうか。
自分はボランチ出身だったので、サイドハーフは明治に入ってから初めてでした。今でも試行錯誤しながらって感じでやっていますが、サイドハーフというポジションができるようになったからプロになれしましたし、そこが一番手に入れたことですね。
――本格的にプロを目指すようになった時期はいつごろでしょうか。
ユースの時からトップチームに上がることを目指してやっていましたが、大学に入る時もベガルタ仙台に戻るという気持ちを持って、プロになりたいとブラさず取り組んできました。
――明大でやり残したことは何ですか。
まだ日本一ということを経験していなく、僕たちの代は95年の歴史がある中で二度も総理大臣杯で準優勝を経験している唯一の代ですし、その経験を生かさなきゃいけないのは使命というか義務だと思います。あとリーグ戦も4年間で一度も優勝していないので優勝すること。インカレも昨季3位と悔しい思いしました。だから、絶対日本一を取って卒業したいと思います。
――現時点でプロに通用すると思うところはどこですか。
今、大学サッカーで出せているストロングはこれからも通用すると思っていますし、それに加えてもう少しゴール前での最後の質であったり、シュートなどの得点に絡む部分の回数と質を上げていければもっと通用するかと思います。
――プロ入りまでに伸ばしたい部分はどこでしょうか。
今持っているストロングポイントと守備の部分でも違いを見せて攻守でハードワークしてチームを勝たせられる影響力のある選手になりたいです。
――最後に一言お願いします。
まずは1年目から新卒選手としてではなく、即戦力として甲府に貢献できるようにまずは明治でプロを見据えて結果を出すことを意識して、プロ入り後にすんなり活躍できるように今のうちからしっかり取り組み、J1の基準でやっていきたいと思います。
――ありがとうございました。
[渡邊弘基]
◆道渕諒平(みちぶち・りょうへい)農4 ベガルタ仙台ユース出 177cm・74kg
ポジションは主に右サイドハーフ。左サイドでもプレーでき、サイドからのダイナミックな攻撃参加と質の高いキックでチャンスを演出する。
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