
大亀、三好 健闘むなしく4回戦敗退/全日本女子学生選手権
長時間の試合が大亀を苦しめた。2回戦から登場した大亀は、延長戦に持ち込む熱戦を引きメンで制するも、3回戦でも再び長時間にわたる接戦。相手のスキを突くドウでなんとか勝利したが、苦戦が続いた。そして迎えた4回戦。ここでも両者譲らず拮抗(きっこう)を見せ、延長戦に入る。最後まで粘りを見せた大亀だったが、前試合の疲労もあってか、相メンで敗れ、4回戦敗退に終わった。
悔しさをにじませた。同じく2回戦から登場した三好は試合終盤にフェイントを掛けながらのコテを決め勝利。3回戦でも抜きドウを決め、順調に4回戦へ駒を進めた。そこでも積極的に打ち、攻めの剣道を見せる。しかし、延長戦に入ると、三好が下がったスキにメンを決められまさかの一本負け。4回戦で姿を消した。
悔しさをにじませた。同じく2回戦から登場した三好は試合終盤にフェイントを掛けながらのコテを決め勝利。3回戦でも抜きドウを決め、順調に4回戦へ駒を進めた。そこでも積極的に打ち、攻めの剣道を見せる。しかし、延長戦に入ると、三好が下がったスキにメンを決められまさかの一本負け。4回戦で姿を消した。
「くよくよしていられない」(大亀)。次に控えるのは秋の団体戦だ。とりわけ女子は3年連続で全日本出場を逃している。大亀、三好はもちろん、「今回出場していない選手も含め、一丸となって頑張りたい」(大亀)と決意を固める。今後の女子剣道部の活躍に期待が懸かる。
[高野夕]
試合後のコメント
大亀
「悔しい。ベスト8以上が目標だったので。しかも、試合が長かった分余計に悔しい。(敗退要因は)体力が無かったと思う。相手の方がそこは上だったなと。(プレッシャーは)少し感じていたが、考えすぎると試合にならないので、自分の中でゼロの気持ちでやろうと思っていた。(一昨年の全日本との違いは)一昨年よりも今回のほうが相当悔しかった。(秋の団体戦に向けて)個人戦が終わると、他のチームも団体戦に向けて動き始めると思うので、自分たちもしっかり今回出ていない選手も含めて、一丸となって底上げし、頑張っていきたいと思う」
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