(3)馬紹介② ルーナ、ベノ・ファン・デ・ヘイデ

2016.06.21
 復活を遂げる。10月に行なわれる全日本学生三大大会(以下、全学)での優勝を目標に活動を続ける馬術部の1年間に迫る。
 今回は6月23日から4日間開催される全学の前哨戦、関東学生三大大会直前の馬術部を4回に渡って紹介します。明大馬術部を支える『明』馬、ルーナ、ベノファン・デ・ヘイデを紹介します。

ルーナ

障害馬

出身地 ドイツ
誕生日 2002年3月29日(14歳)
性別 牝馬
毛色 鹿毛

 普段は気の強い、おてんばな女の子らしい性格をしており快活な様子だが、実は神経質な一面も持ち合わせている。練習をしている時にもピリピリした雰囲気を出すことが多いが、しっかり時間をかけて優しく接すれば仲良くなれる。気が強いので、はじめはとっつきにくさがあるものの、こちらが誠意を見せればきちんと応えてくれる優しい馬。
 昨年度の関東学生三大大会では、中村幸喜(農3=福岡第一)とともに障害飛越に出場し個人3位の結果を出した。中村が高校生の時から乗っている馬で、その絆は深い。今後の試合でも、息のぴったりと合ったパフォーマンスが期待できる。
ベノ・ファン・デ・ヘイデ
障害馬
出身地 オランダ
誕生日 2006年6月16日(10歳)
性別 セン馬
毛色 黒鹿毛
 昨年の全学では、中村とともに個人6位の結果を残した障害競技専門の馬。大きく立派な身体を持ち、堂々とした雰囲気を醸し出しているが、意外にも少し気弱な面がある。初めて対峙(たいじ)するものにおじけづいてしまうことはあるものの、元来の勇敢さで華麗に障害を乗り越えるなどかっこいい一面も見せえる。昨年デビュー戦を飾ったばかりで、まだまだ雰囲気など慣れないところが多いが、持ち前の勇敢さと自信で、どのような障害でも跳び越える。

[杉江夏海]

次回の王政復古は、直前に迫る関東学生三大大会の展望です。
お楽しみに!