
男子総合3連覇達成/法明立定期戦
チーム力を見せつけ、男子総合3連覇を果たした。毎年恒例の法大・立大との定期戦。圧倒的な層の厚さでリレー種目を全て制し、3連覇を更新した。女子は5種目で1位を獲得し健闘するも、法大に次ぎ総合2位に終わった。

終始リードを譲らなかった。個人種目はもちろん、リレー種目でも確実に点を重ね、迎えた最終800mリレー。1泳松元克央(政経2=千葉商科大付)がスタートから勢いよく飛び出しリードを奪うと、続く吉田冬優(政経1=淑徳巣鴨)が大きなストロークでさらにその差を広げ、後続を5秒近く突き離した。3泳松本輝(政経1=春日部共栄)が法大に2秒差まで追い込まれるも、最後は丸山徹(営3=春日部共栄)が体1つ分以上の差をつけタッチ。この日一番の盛り上がりで、明大の応援スタンドが湧いた。
今大会、男女ともにルーキーの活躍が光った。200m自由形では吉田、400m自由形では石井茉宏(情コミ1=筑波大付)が大会新記録で優勝を果たした。今季チームをけん引する市川昂也主将(法4=八王子)は「1年生の活躍が上級生にとっても良い刺激になる」と語り、チーム内での相乗効果に期待がかかる。
「トップの選手だけが速くてもインカレは通用しない」(市川主将)。個人種目と思われがちな水泳だが、大学スポーツならではの応援や仲間へのサポート・後押しも勝因のひとつとなる。史上初のインカレ連覇に向けて、さらなる総合力の高さとチームの底上げを求めにいく。
[横手ゆめ]

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