
国士大に粘り勝ち ベスト16入り/関東大学女子新人戦
スターターは、藤野希生(国際2=埼玉栄)、荻島 碧(理工2=明大明治)、坂本真祐(情コミ1=山村学園)、笠井、多久文乃(情コミ2=東京成徳)。
粘りのプレーを意識した。昨日の多久のケガやこの日は相手との接触で笠井が鼻血を出すアクシデント。連戦の疲れもありチームの状態は決して万全とはいえなかった。しかし「不安はあったけど集中してできた」(藤野)。第1クオーターでは笠井が「とりあえずゴールを見ること」を意識したシュートなどで12得点を稼いだ。チームとしても好調な立ち上がりを切り、第1クオーターだけで27得点を奪った。11点のリードで迎えた第3クオーターではシュートがリングに嫌われ得点の流れが止まる場面もあったが、相手のシュートミスを誘う粘りのディフェンスを見せた。「踏ん張りどころだった」(藤野)と、10-7のロースコアゲームながらも前半のリードを守り切った。第4クオーターでは攻めの姿勢を取り戻し、最後は成田の70点目で締めくくった。
次の相手は東京医療保健大。リーグ1部の上位校で先日の関東トーナメントでは優勝をしている強豪だ。「完全にチャレンジャー」(笠井)として試合に臨む。「全員攻め気でやって、プラスになる経験をしたい」(藤野)。今日のディフェンスと攻めの姿勢を貫き、格上との善戦に期待がかかる。
[織田有衣子]
試合後のコメント
笠井主将
「今日はスリーポイントを相手に打たれてしまっていて、ディフェンスのチェックが甘かった部分が前半は多かったが、後半はチェックも厳しくできて、相手のスリーポイントも止められていて良かったと思う。途中で迷いがみんな出てしまっていた場面もあったが、ベンチに戻った時に先輩が「ここを攻めたらいい」というアドバイスをくれて、そこから吹っ切れてみんなゴールを見て攻めることができたので良かった。(第1クオーターは)とりあえずゴールを見てやらないといけないなと思っていて、自分ではシュートを決めているという意識はなかったが、ゴールを見てやれば自然とシュートを打つ回数も多くなるし、入る点数も多くなると、この新人戦を通して学んだ。それはこのあとのリーグ戦にもつながっていくと思う。そういったところを学べたのでこの先も継続していきたい。後半はみんながケガとかをしてしまって、私も途中鼻血を出してしまって、ケガしてる子たちと代われなかったりして申し訳ないなと思ったが、みんな高校とかでも経験を積んできている子たちなのでそういったところは安心してベンチでも見ていられる部分はあった。次へ向けての修正点は最後の合わせのパスなどが一歩合わなかったりなど、細かいところだと思うので、土曜日までの練習で確認しながらできればいいと思う。次の試合は医療なので、完全にチャレンジャー。体の当たりも全然違うと思うがそういうところでへこたれないで、前を向いてバスケができればいいかなと思う」
藤野
「みんな連戦なので疲れていて、一人はケガしてるし、もう一人は復帰ばっかで。不安はあったけど、みんな集中してできた。入りから気持ち良くシュート打てた。昨日入りが悪くて、もたもたしていたところがあった。(第3クオーター)踏ん張りどころだった。ここを踏ん張れたのが良かった。こっちも向こうもシュートが入らなくて、決めたほうが、リズムに乗れるかなと思った。後半はオフェンスが止まっている時間帯が長くて、自分は1対1いけるところだったので、ここはいかなきゃなと。抜ける相手だったので、ドライブでも攻めた。自分がいかなきゃなという気持ちはあった。3ピリ中盤が一番苦しかった。みんな我慢できてディフェンスできたので良かった。下がり気味になったときは積極的に声掛け合った。後半は集中力が必要で、相手が前から当たってきたりして苦しかった。ソウ(荻島)がディフェンス頑張ってパスずれたりしたので感謝。(来週は)ここまで来たら、全員攻め気でやって、プラスになる経験をしたい」
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