TOP8新入の立大を撃破/春季オープン戦
終盤にオフェンス陣が実力を発揮した。両チームも負けじと粘り強く攻守を続け、17―17と均衡したスコアで迎えた最終Q。開始早々自陣50ヤード地点からの攻撃でRB寒川はQBのパスを受け取ると、相手ディフェンスを避けつつ、フィールドを一気に駆け抜けTDラン。さらに残り5分半ほどからQB#3中村聡(政経3=海陽学園)が自陣35ヤードの右ライン際から後ろに回り込み、対角線上に向かって敵陣5ヤードまでのロングゲイン。その後敵陣2ヤードまで進むと「もっと点差を広げようと、勢い良く攻めた」と4thダウンから再びRB寒川が1本目のTDとは対照的に、残りわずかのエンドゾーンを堅く守るディフェンスを果敢に破ってTD。最後は山田のFGが決まると同時に試合終了。15点差をつけ、破ってみせた。
それでも反省点は挙がった。今までの試合の“序盤の出遅れ”という課題を踏まえて「今回スタートをすごく意識した」(DB#28杉山将太主将・文4=日大三)結果、第1Qの最初のディフェンスシリーズではファーストダウンを与えなかった。しかし、オフェンスはファーストダウンを頻繁に決めるも、ファンブルや反則をするなどして得点のチャンスを逃してしまった。「オフェンスが最初の第1Qで全然攻めきれなかったので、これからの課題かなと思います」(DB杉山主将)と語るように序盤からオフェンスもリズム良く動けるかがカギとなる。
いよいよ次戦の相手は関西屈指の強豪である関西学院大学だ。「秋、関東で勝って関西で戦う相手でもあるかもしれないので」(DB杉山主将)と甲子園ボウルでの対戦も見据えて挑む。明大は関学大に対して09年6月のオープン戦以来となる6戦ぶりの勝利を狙う。
[近藤佑真]
試合後のコメント
岩崎恭之監督
「ミスだらけで話にならなかったです。前半だけで4本TDをとれるようなゲームでした。不用意なファンブルが3回、インターセプトが1回。後半入ってもQBがひどかったので、100点満点で言うと10点ですかね。ディフェンスバックに関しても、あれだけパスが投げられないQBに対して、パスを通してしまって、リアクションがどんなに悪いのかと思います。来週の関西学院に関してどれだけ修正できるかですかね。(意識したこと)自分たちのペースで試合をやれと、ディフェンスなんかは前半丸々アジャストにかかるくらいだったのでそこをどれだけ早く修正できるか。ランプレーに関してはある程度止めに入れたと思いますが、パスプレーの部分でかなり通されています。基本的に練習通りでやれば、相手もべらぼうに強いというわけではないので戦えると思います。今年は勝ちに行きたいですね」
杉山主将
「先週の試合とか東大戦を含めてスタートが悪かったので、今回スタートをすごく意識して、ディフェンスが最初のスタートで止められたのがいい展開にはなったのですけど、やっぱりオフェンスが最初の第1Qで全然攻めきれなかったので、これからの課題かなと思います。(立大との対戦について)立教は昨年1部に昇格してきて同じリーグになったので、やっぱり若い人材も結構揃っていて強いチーム、今波に乗っているチームなのでそのチーム相手に春戦うっていうことで負けることのできない試合だった。とりあえず勝ててよかったです。(第4Qからの巻き返し)どうしてもスタートが遅いっていうのが課題にあるので第4Qぐらいから徐々にオフェンスも歯車が合ってきたので。(来週の関西学院大戦への意気込み)負けられない相手でもあるので秋、関東で勝って関西で戦う相手でもあるかもしれないので絶対勝って終わりたいと思います」
寒川
「ディフェンスが頑張ってくれて、それに後押しされて、後半オフェンスがリズム良く出ていけたと思う。今日は前半に出場していなくて、これからレギュラーを取るためには一本取りにいかなくてはと意気込んだのと、ブロックもたまたま良かったのが第4Q開始早々のタッチダウンに繋がった。さらにもっと点差を広げようと、勢い良く攻めてもう一本タッチダウンを決めることができた。関西学院大学はめちゃくちゃ強く、例年負けているので今年こそは勝てるように練習に励み、万全の状態で試合を迎えたい」
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