全国に2打及ばず涙の5位/関東女子大学春季Aブロック対抗戦
またしても全国出場はかなわなかった。初日は4位タイと全国に行ける位置に何とかつけた。しかし2日目、接戦を制すことができなかった。Bブロック降格は避けたものの全国女子大学対抗戦の出場権を得られる4位には2打及ばず、涙を流す結果となった。
全国の壁はやはり大きかった。初日、3位の早大にはわずか1打差の4位と全国を十分狙える位置につけていた。しかし結果は5位。1年前の雪辱を果たすことができなかった。「優勝できるメンバーなのに試合で優勝できない」(中田綾乃主将・商4=盛岡中央)。この原因を去年明らかにし、改善したがまだしきれていなかった。それが今回の結果に出た。しかし悪い知らせばかりではない。個人のスコアを見てみると優勝校の東北福祉大学とは1~3打差ばかりで、あと1歩のところまで来ている。この勝ち切れなさをどう生かすかだ。「このメンバーで日本一を目指し頑張りたい」(中田)。実力はすでに持っている。あとは試合で結果を出すだけだ。彼女らの今後に大きな期待がかかる。
[曽我怜平]
試合後のコメント
中田主将
「今年は優勝を狙っていた。昨年の春の大会では悔しい結果だったので今年こそは絶対に関東で優勝して北海道(全国女子大学対抗戦)に行くというのが目標だった。どこも接戦になったので部員みんなの一打だと思って打てと部員に伝えて、頑張るという感じでスタートしたが結果につながらなかった。やはり2打というのがきつかった。5位という結果になったのはまず悔しいというのが一番感じる。それに優勝できるメンバーなのに試合で優勝できない。スコアも普段はいいはずなのに試合で結果が出ない。去年その原因を問いただしたが、実はそのつもりになっていただけなのかなと思う。改善をまだし切れていなかった。次の団体戦は秋のリーグ戦しかなく自分たちも最後の年になる。このメンバーで日本一を目指し頑張りたい」
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