
玉川大に勝利 3回戦へ進む/関東大学女子選手権
スターターは、松本真衣(理工3=鵬学園)、藤野希生(国際2=埼玉栄)、坂本真祐(情コミ1=山村学園)、多久文乃(情コミ2=東京成徳)、萱沼史織主将(情コミ4=埼玉栄)。
最後まで気を抜かなかった。「最初からディフェンスで圧迫していけた」(萱沼)と積極的に守り5点のリードを得た前半。第3クオーターでは、相手のミスが目立ち始めたのを見逃さず、速攻に移し得点を重ねた。「点差を広げられるときにいつもより落ち着かせて、試合のコントロールができた」(萱沼主将)と優位に立っても冷静に試合を運び、リードを譲らず。ペースをつかんでからは、疲れを見せないディフェンスで第4クオーターの失点はわずか7点。終わってみれば点差は18点と快勝で次の試合に弾みをつけた。
萱沼が魅せた。この日35点と高得点を記録した萱沼。相手の当たりが強い中でも「攻め気でプレーできた」(萱沼)とインサイドで奮闘し、ゴール下での得点を量産した。積極的に切り込んだ萱沼はバスケットカウントを3回獲得。3回のフリースローを全て決め、着実に点数を奪った。
次戦の日体大戦は「今日より当たりが強いと思うが、当たりや技術でどれだけできるか試したい。」(多久)とチャレンジャー精神で臨む。2部上位と格上相手にくらい付いて勝利をものにしたい。
[古賀章太郎]
試合後のコメント
萱沼主将
「昨日の試合の入りは下がって守ってしまっていたが、今日は最初からディフェンスで圧迫していけたので、昨日の反省点を生かせた。点差を広げられるときにいつもより落ち着かせて、試合のコントロールができたから3ピリでリードを広げることができた。相手が簡単に持たせてくれないディフェンスをしてきていて、いつもなら逃げて外からシュートを打っていたが、今日はそういう時こそ中で攻め気でプレーできたので、厳しいディフェンスに対してファールをもらうこともできた。でも、もう少し外にさばいた方がいい時もあった。それを見極めるのが自分の課題になった。次の試合の日体大は自分たちの力で挑戦できるいい強さなので、今日よりももっと集中してやっていかないと簡単にやられてしまう。オフェンスがどうとかではなくて、まず、最初の出だしからディフェンスを今日以上に集中してやっていきたい」
多久
「当たりがきつかった部分があったが、コウさんが中で守ってくれて、決めてくれた。また、外のスペースをとって中に入れるのを徹底できたのは良かった。昨日は、ノーマークでスリーを打たれる部分があったが、今回は修正できていた。相手がミスしたところを自分たちは決めれることができたので、3ピリの部分でリードを広げることが出来た。次の日体大戦は今日より当たりが強いと思うが、当たりや技術で自分たちがどれだけできるか試したい」
藤野
「昨日より入り方が良かったおかげで、前半で点差が離れなかった。トーナメント始まる前から、玉川に勝ちたいって気持ちが強かった。今まで勝ったことないので、みんな気持ちの入り方も違かったと思う。去年は最後にスリー決められて負けたっていうのもあって、今回の後半はそれを意識してできた。みんなで声掛けあってプレーできた。(走り合いになった)走りでは負けない、とみんな思ってた。向こうは攻守の切り替えが早いチームなのでそれも意識した。こっちの速攻はガードが早くボールもらった時は何本も決められた。まだイージーシュート落としているところもあったので、そこを決められたら楽になる。次の日体大戦ではいシュート決めたい。今日みたいに入り良くして、日体に勝って代々木でやりたい」
関連記事
RELATED ENTRIES