
次期主将・女子リーダー対談
今回は次期主将の牧口和樹(政経3=明大中野)、次期女子リーダーの菊地遥(理工3=春日部共栄)にお話をうかがった。
――次期主将・女子リーダーに決まったときのお気持ちをお聞かせください。
牧口 「決まったときは昔からやりたいなと思っていたのでうれしいという気持ちと、自分らが幹部代になったときにうまくまとめていけるか分からない不安っていう二つがあって。でも、期待とかそういう方が大きかったですね」
菊地 「私は自分に決まったときに、自分がちゃんと先輩方のような女子リーダーをやっていけるか結構不安に思いました」
――次期主将・女子リーダーは一年間どのような役割をされるのでしょうか?
菊地 「6月に王座があって、王座が終わってからはもう先輩方は引退されるので、被っているのがここから3月から6月の間の3ヵ月間だけなので。それも練習の指揮権はもう3年生に移っちゃうので、この強化練が終わったら。二つチームがあるみたいな感じにはなってしまうんですね、形態的に」
お互いの印象を聞かせてください。
菊地 「第一印象というか結構もめた時期もあったんで、ここで。1年生のときなんですけど。だからこそもう言いたい放題言えるっていうのが、私としてはそういう感じです」
牧口 「本当に第一印象は真面目そうだなあって思ったのと、今言ってくれたようにもめたんで、言いやすい環境ではあるかなあと思います。でもお互い頑固なので(笑)」
菊地 「確かに(笑)」
牧口 「意志が固いっていうように取れば聞こえはいいんですけど、そういうところもあるので」
――今の主将と女子リーダーはそれぞれどんな方ですか?
牧口 「今の佐藤先輩(瞭平・法4=世田谷学園)は、自分が1年のときから見させてもらったっていうところと、ずっと真面目に練習をされていて。今就活でバタバタしてらっしゃるんですけど、それでも就活を削ってでも自分の練習を優先してらっしゃる方で。練習に対する姿勢っていうのは本当に尊敬するところがたくさんありますし、いつもチームを良くしていこうという風にかんがえてらっしゃるので、頼れるというか主将像として尊敬できるところが大きくある先輩だなと自分は思っています」
菊地 「河西先輩(真帆・農4=横浜緑ヶ丘)はすごく芯が強くて、リーダーシップ的なもので女子チームを引っ張ってくださっているんですけど。河西先輩自身も点に貪欲で、自分はリーダーとしてやりつつもちゃんと点を出すぞっていう意気込みが私はすごく尊敬できるなと。そういうところをすごく尊敬しています」
――今の男女それぞれのチームの雰囲気はいかがですか?
牧口 「いい意味で騒がしいという感じですかね、男子は」
――女子チームはいかがですか?
菊地 「女子も仲が良いんですけど、それに加えて春合宿を踏まえてどんどん雰囲気が良くなったと思います。2年生が今7人いるので、その2年生が雰囲気を左右するところがあると思うので。これからのリーグ戦はちゃんとこの気持ちを持っていけたら良い雰囲気で行けるのではないかと思います」
――春合宿はどんな練習をされたのですか?
牧口 「ひたすら射つしかやっていないです」
――春合宿を通じて絆が深まったことなどありましたか?
菊地 「3年生が一個下の2年生にちゃんと言ってこなかったので、そこをちゃんと言うことによって少しは深まったのではないかなと思います」
牧口 「夏合宿はまだ一個下が入ってきたばっかで探り探りなところもあったんですけど、春合宿に入るともう半年以上ですかね。ずっと練習しているので、より深いところまで話し合いができたかなと思います」
――それぞれのチームの調子はいかがですか?
牧口 「男子チームに関しては点は上がってきてはいるんですけど、まだ目標を達成するには全然点が足りないので。残り2週間くらいしかないんですけど、そこで追い上げていけたらなと思っています」
菊地 「女子チームとしては調子は良いんですけれども、ちゃんとそれを強い相手と当たるときにそのピークを持ってこれるかってところが重要って河西先輩が言っていました(笑)」
――リーグ戦での目標を団体と個人でそれぞれお聞かせください。
牧口 「男子での目標は王座に出場してベスト8。自分としては東日本大会に出られるように、個選全部に出て最低2回は660点を射つということを目標にしています」
菊地 「女子チームも王座に出場してベスト8っていう気持ちは一緒なんですけど、明治新が更新できそうなところまで来ているので、明治新の更新ができたらうれしいなって思っています。個人目標としては先ほど牧口も言ったんですけど、東日本大会にやっぱり私も出たいなと思うので、女子は640点が2回なんですけども、640点を2回出すことよりもチームとしてやはり波が少ない選手の方がいいので、安定して620点くらいは常に出せる選手でいたいと思います」
――「この選手を見てほしい!」という注目の選手はいますか?
菊地 「一個下なんですけど濱田真未(政経2=県立星稜)って子が入ってきて、後、吉原彩夏(文2=県立蕨)って子が。濱田の方は経験者なんですけど、ここ最近ぐっと点が伸びてきていて。吉原の方は未経験なんですけど、最近射形がちゃんと安定していて人一倍練習量も増えていて、リーグ戦でも期待って言ったらプレッシャーになっちゃうかもしれないんですけど、ちゃんとこちらの期待に応えてくれるのではないかなと思います」
牧口 「男子だと、この前インカレに一人出ていた高田(健太・営2=関西大倉)が自分はいいかなと思って。競技に対する姿勢だったりそういうのもあるんですけど、人一倍練習したり考えて取り組んでいるのと、あとちゃんと結果も残すやつなので。来年チームの軸になってくれるかなと思っています」
――最後にそれぞれ意気込みをお願いします。
牧口 「自分が今度主将という立場になるので、自分の練習に対する姿勢だったりそういうものを後輩が見て育っていくわけなので、今以上に練習している姿だったりを見せたいなと思いますし、それだけじゃなくてやっぱり結果を残していかないと後輩はついてきてくれないと思うので、自分も一応プレーヤーなので一番を取れるように頑張っていきたいです。それは競技者としてなんですけど、主将としてチームをまとめて勝ちにこだわれるようなチームを作っていきたいと思っています」
菊地 「チームのことを第一に考えて、さっき牧口も言っていたんですけど点も出しつつ、チームの雰囲気が悪くなったりしないように。やっぱり下が7人もいるっていう、私の同期4人しかいないので倍くらいいるんですよ(笑)。人数的な不安もすごいあって。その7人をいつもまとめてるわけじゃなくて、ちゃんと締めるところで締めてついてきてもらえるようにするっていうところを重点的に考えてやっていきたいと思います」
――ありがとうございました。
◆牧口和樹 まきぐちかずき 政経3 明大中野高出 175cm・65kg
◆菊地遥 きくちはるか 理工3 春日部共栄高出 160cm
関連記事
RELATED ENTRIES