
早大に敗戦 3位でリーグを終える/東京六大学リーグ戦
スターターは齋藤拓実(営2=桐光学園)、會田圭佑(法3=市立柏)、吉川治耀(情コミ2=京北)、平佐田葵(営3=美濃加茂)、今川友哲(営1=大阪桐蔭)。
終始主導権を握れなかった。第1クオーターから攻守が素早く切り替わる、激しいバスケットが展開される。オフェンスでは早大のオールコートディフェンスに苦しむと、ディフェンスの場面ではファウルが重なり、フリースローでじわじわと得点を奪われていく。第2クオーターでは、田中井紘章(政経3=山形南)がルーズボールに飛び込む、体を張ったプレーを披露。「アグレッシブにやろうと思った」(田中井)とチームを鼓舞し、ビハインドを4点に縮めた。しかし、前半の勢いを後半に生かせず。些細なターンオーバーが重なり、またも相手に試合の流れを渡した。最終的には92失点を記録する大敗となった。
同じ1部校である慶大と早大に敗れ、課題の残る結果になった。次に控える京王電鉄杯を終えると、関東トーナメントが始まる。「今年の明大のスタイルを他の大学に見せたい」(田中井)。山本健一新監督を迎えて約1か月。チームの新スタイルを築き上げ、次のステージに臨みたい。
[田中愛]
試合後のコメント
田中井
「今日の試合は相手どうこうとかじゃなくて、自分たちが1か月間山本さんから教えてもらったディフェンス、オフェンスを表現できなかったことが一番良くなかった。現在の時期だと、選手ひとりひとりがプレータイムもらえているが、攻めている人が固定されていて、逆にベンチから出てくる選手がもっとアグレッシブにやっていけたらもっと良かった。(自分自身は)アグレッシブにやろうと思った。ただ、自分一人がやっていても他の4人がアグレッシブにディフェンスとかオフェンスをしないと、逆に自分がやる意味がない。これからの練習で神大キャンプと六大学リーグの反省を見直していきたい。(中盤は)早大のガード陣が早い段階からプレッシャーをかけてきた。前半は体力もあってミスしないけど。早大のディフェンス陣が一枚上手だった。もっと効率良くボールを運び、つなぎという意識を持っていけたら。(電鉄杯、関東トーナメント)現在練習しているシステムが発揮されればいいし、今年の明大のスタイルを他の大学に見せたい」
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