
(4)第3戦「一体感がチームの大きな強み」/AFCU23選手権2016
(4)第3戦「一体感がチームの大きな強み」/AFCU23選手権2016
すでに決勝トーナメント進出を決めている日本代表は第2戦からスタメンを10人変更。室屋は第2戦でのケガの影響と疲労を考慮されてベンチスタートとなった。2点を先制した日本代表だったが、不運なPKにより今大会初失点。しかし、その後は危なげない試合運びでサウジアラビア代表の追撃を許さなかった。3連勝という最高の形でノックアウトステージへの進出が決まった。室屋にとっては今大会で唯一出場がない試合となった。
――唯一ベンチから戦況を見つめた試合
室屋「誰が出てもしっかりとチームのサッカーをやって勝つことができたし、すごく良いチームだなという風には思いました。それはベンチにいても試合に出ていても同じです。誰が出ても勝てるチームづくりはしてきましたし、それが形に表れたのかなと思いました」
――得点後に見られたチームの一体感
室屋「得点はベンチメンバーも含めてみんなで喜んでいましたね。普段から仲が良いですし、得点はああいう風にみんなで喜び合って、大会中はずっと良い雰囲気でやることができたと思います。一体感がというかチーム力というのがあのチームの大きな強みでしたので、そういった部分が自然とで出ていたのかなと思います」
――ライバルのアドバイス
室屋「大会期間中には健くん(松原健選手・アルビレックス新潟)からクロスはもっと当てるだけでいいよというふうなアドバイスをもらいました。健くんはキックが本当にうまい選手で吸収したいと思っていましたし、アドバイスもくれて本当にやさしいなと思いました(笑)」
――3連勝で首位通過
室屋「試合に勝つに連れてどんどん自信になっていったというのは間違いなくあるんじゃないかと思います。喜びもそうですけど、次からのノックアウトステージに向けて、絶対に負けられないというふうに気が引き締まりましたね。次の準々決勝は本当に絶対に負けられない戦いになるので、ここからだぞというふうにチームで話をしました」
[鈴木拓也]
次回は室屋の明大での3年間の軌跡を振り返ります。
更新は明日2月12日です。お楽しみに!
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