(3)第2戦「マッチアップの相手には絶対やらせへん」/AFCU23選手権2016

2016.02.10
(3)第2戦「マッチアップの相手には絶対やらせへん」/AFCU23選手権2016
 初戦のスタメンから6人のメンバー変更があった中で、室屋はこの試合でも先発フル出場を果たした。試合は前半に1点、後半に3点のゴールラッシュで日本代表が4-0の圧勝を収める。室屋は初戦に続き、豊富な運動量と高い守備意識で無失点勝利に大きく貢献。2連勝を飾った日本代表は、第3戦を残してグループステージ首位通過を決めた。

――中2日でも全く疲れを感じさせない運動量
室屋「大学での短期間での試合には慣れていますけど、そのおかげなんですかね。分からないですけど、いやでも多分そうかなと思います(笑)。負けず嫌いというか、マッチアップした相手には絶対にやらせへんという気持ちでやっていますし、体力面に関しては全く問題なかったですね」

――流れを渡さなかった試合運び
室屋「第2戦ということでチームとしても僕個人としてもだいぶ固さが取れた試合だとは思います。良い時間帯に先制点を取れたことも良かったと思いますし、その後も点が取れて失点をしなかったことが良い流れを生んだと思います。個人としては細かいミスもあったのでまだまだ改善の余地があるなと強く感じましたね」

――第1戦からスタメンを6人変更
室屋「どの選手が出ても高いパフォーマンスを発揮することができるのがあのチームの大きな強みだったので、それをグループリーグのところで示すことができたのは決勝トーナメントに向けても良かったんじゃないかと思います。メンバーが変わったところでのやりづらさみたいなのは全くありませんでした」

――グループステージ首位通過が決定
室屋「2連勝で予選を通過することができたのは良かったですが、何よりも決勝トーナメントはノックアウトなのでより一層気が引き締まりました。ほっとするというよりは全員がここからだぞという雰囲気になったと思います」

――激しい球際の攻防
室屋「試合終盤に相手選手と接触する場面がありました。打撲だったんですけど、大したことなかったというか、そんなに痛くはなかったんですよね(笑)。ちょっと大げさに倒れてしまいました(笑)。やっぱり球際のところは明治でもずっとこだわってきたところですし、僕の良さでもあると思うのでそういった部分が出せたことは良かったと思います」

――勢いに乗る2連勝
室屋「やっぱり勝つことが何よりも大事ですし、あの大会は勝つことで良くなっていったと思います。メンバーが変わった中でも勝てることがこのチームなので。固さは取れても個人としての出来は北朝鮮戦の方が良かったのかなと思います」

[鈴木拓也]

次回はグループステージ第3戦サウジアラビア戦を振り返ります。
更新は明日2月11日です。お楽しみに!