
2試合連続で15得点完封勝利 立命大に圧勝/日本学生氷上競技選手権
シュートがさく裂した。1日に2試合という強行日程のなか行われた準々決勝の立命大戦。開始わずか41秒で先制点を奪うと、第2ピリオドまでに二ケタ得点に到達。立命大を寄せつけなかった。その先制点を奪った大椋はその後も得点を重ね、第2ピリオドではDF大場大(政経2=苫小牧工)からのパスを受け取り、リンクを駆け上がりハットトリックを決めた。さらにその10分後に相手をかわしゴール右へとシュートを放ち計4得点。「(ゴールを)入れたいと思ってはいたが狙ってはいなかった」(大椋)と言いながらも、昨年度の得点王としての貫禄を見せた。さらに秋のリーグ戦から調子を上げてきている井上も第1ピリオド6分で相手のパスミスを拾うとそのままゴールへ。13分にも連続で得点を入れる好調ぶりをみせた。
次は日体大との準決勝となる。「何十年後かに思い出に残るのは優勝しかない。勝って、絶対に勝って終える」(大津)と誰よりも強い気持ちで臨む4年生にとって最後となるインカレ。優勝するためには一瞬たりとも気は抜けない。春と秋の屈辱を晴らしにまずは準決勝の勝利を目指す。
[村田萌衣子]
試合後のコメント
大津
「2回戦ともに15点決めたことももちろんですけど、どちらも0点で守りきったことが良かったです。何が一番良かったといえばチーム一丸となってベンチからの声も絶えませんでしたしこのチームで戦うのも最後という気持ちをみんなしっかり持っていてそういった気持ちをしっかり出しながらやれたということは明日につながるいい試合ができたんじゃないかなと思います。(今大会どのような気持ちで臨んだか)この大会が終われば引退なんですけど思い出に残る、これから何十年後に顔合わせて話すときにも多分この大会で優勝できなかったらそんな話もできないと思いますし、思い出に残るものとしても優勝するしかないので絶対に勝って終えることが一番です。あとは勝ちにこだわる気持ちを後輩たちに大切にしてほしいので今大会で後輩たちに学んで欲しいです」
大椋
「インカレでまだ出ていなかったので(この試合が)初戦ということで気持ちも入れていって足を動かすことを中心にしました。あとキルプレーやパワプレーでの確認とかを含めての試合で4得点できたのはまぐれではないですけど、狙ってはいませんでした。入れたいとは思っていましたけど。打ったら入るという感覚でした。結構入るなっていう雰囲気が自分のなかにあったので調子良かったかもしれません。(得点王は)一応狙っていますがチームの勝利が優先なのでそんなには気にしてないです。(準決勝の)日体大は前からやっているチームだからといって気を緩めないように引き締めたいです。中央かはまだ分かりませんが決勝で自分たち勝ちたいので、そういった部分を想定しながら全力でプレーして日体に勝ちたいです」
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