
2年連続出場の大山 無念の初戦敗退/全日本選手権
悔しい試合となった。国内最高峰の大会である天皇杯の1日目が行われ、明大からは86㎏級の大山博貴(営3=仙台育英)が2年連続で出場を果たした。3度目の全日本の舞台となるも初戦敗退。来季は主将としてラストシーズンを迎える大山、試合後には来季に向けて士気を高めた。
「何もできなかった」。昨年の同大会では社会人相手に第1ピリオドで勝負を決められていたが、今大会の初戦で迎えた相手は内藤(国士大)。11月に行われた内閣杯で勝利していた相手だったが、1ポイントも奪えずに0-9で敗戦を喫した。試合開始もお互いに技を仕掛けることなく「焦って攻めにいってしまった」。攻め急いだことが裏目に出てしまい、第2ピリオドでタックルの失敗から2ポイントを追加されたことが勝敗を分けた。
これまで以上のオフシーズンを迎える。次期主将として自身に掲げたテーマは「勝ちに貪欲」だ。そのためには課題である試合の流れをつかむためのメンタル向上は必須。6分間、持ち味の力強いレスリングを展開するため、汗を流し続ける覚悟はできている。部の誰よりも経験を重ねてきた大山がこれからもプレーでチームを引っ張っていく。
これまで以上のオフシーズンを迎える。次期主将として自身に掲げたテーマは「勝ちに貪欲」だ。そのためには課題である試合の流れをつかむためのメンタル向上は必須。6分間、持ち味の力強いレスリングを展開するため、汗を流し続ける覚悟はできている。部の誰よりも経験を重ねてきた大山がこれからもプレーでチームを引っ張っていく。
初戦突破を目指す。2日目は内閣杯3位の97kg級・藤山徳馬(営4=池田)とインカレ3位の70kg級・寺田靖也(農3=八千代松陰)が出場。藤山は3年連続の出場、寺田は初出場となる。格上相手との対戦が予想されるが、マット上での明大勢の奮闘に期待したい。
[土屋あいり]
試合後のコメント
大山
「何もできなかったという感じ。油断していたというわけではないけど、何とも言えない。(内閣の初戦で勝った相手)緊張はすごくしていた。相手は攻めてこなくて待っていたという感じ。そこで僕が焦って攻めにいってしまった。2回目の0-5のなった時のタックルの失敗が大きかった。やっぱり試合の運び方が課題。いい時はいいが、悪い時はどんどん悪くなってしまうのでそれを上手くコントロールできるようにしないと。そこを改善するにもメンタル面だと思う。(冬のテーマは)やっぱりメンタルなので練習いっぱいして、自信をつけるしかない。(主将として)リーグ戦は順位を一つ上げることが目標、勝ちに貪欲にやっていきたい」
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