原点~栄光の瞬間を再び~ (14)三浦佑介ヘッドコーチインタビュー

2015.12.08
原点~栄光の瞬間を再び~ (14)三浦佑介ヘッドコーチインタビュー
12月8日の開幕が迫ったインカレ。明大は関東第2シードとして10日の2回戦から出場する。今回は12月3日から全7回で、4年生3組の対談、越川芳明部長、三浦佑介ヘッドコーチ、4年生マネジャー二人のインタビューをお届けします。明大の初戦である10日の前日には瓦版を掲載します。
 リーグ戦、総理大臣杯は共に準優勝に終わり、3冠を掲げたシーズンも残すはインカレのみとなりました。最後の大会でのタイトル獲得に懸ける熱い思いを語っていただきました。
 第6回は、三浦佑介ヘッドコーチのインタビューをお送りします。

――今年の4年生はどのような学年ですか
 4年前の4年生と同様で、個性が非常にある選手が多いです。サッカー能力も非常に高いけど、一人一人の個性がしっかりしている学年だなと思いますね。そこが全てだと思う。そういう集合体だと思うし、始まる前から思っています。やっぱり低学年から試合に絡んでいる選手が多いし、今もトップチームに絡んでいる4年生も多いです。サッカーの能力としては個性の強い学年だった。4年生になるにつれていい意味でまとまってきました。和泉(竜司・政経4=市立船橋)、小谷(光毅・政経4=ガンバ大阪ユース)、小池(佑平・営4=セレッソ大阪U18)が中心にまとめながら、良いときも悪い時もありながら今の状態に持ってきてくれたということは、個性がまとまってきたことだと思いますね。アミノ杯を優勝した時ぐらいからそう感じている。前期はなかなか勝てなくて、あいつらの中でまとまって勝ちにこだわり始めてからほお負けていないのでキーかなと感じます。

――4年生の姿勢はチームにとってどのような影響を与えてきましたか
 現に1年生がトップチームに入れないのは、上級生がその地位をしっかりと渡さないでいるという証拠かなと思うし、見せているのは4年生。4年生の厳しさがあると思います。やっぱり理想は4年生が全員スタメンで試合に出ること。それに近い形に今はなっています。プレーも発言でも、トップチームに多いということは好影響だと思いますね。

――1年生から1番成長したと感じる部分はありますか
 全部、順調に成長してきてくれたなというのが本音。謙虚に4年間やってきたと思うし、やっぱり個性がありながらも結局はサッカーが大好きです。謙虚に4年間努力してきたのが、ここまでの成長につながっています。何が成長してきたというよりも、これまでの彼らの積み重ねが今の成長を支えています。

――4年生に集まるように進言した思いを教えてください 
やっぱり個性があるので、一つに集まることが難しかったと思います。どうしても腹を割ってしゃべるというか、何を話してもいいと思うけどみんなで一緒に同じ行動をするのがまとまる上で大事かなと思っていました。まだ一回もみんなでご飯に行っていないというのを聞いたので、一回飯行くぐらいじゃ変わらないと思うけど、後期に向けて変わり始めた部分だとも思う。だからダメなんだよとも言ったけど。そういう所ができないと本当の意味でもまとまれないんじゃないかと。実践してくれたのは嬉しかったです。すぐに行動したのが、恥ずかしさの部分もあったと思うけど、よくやってくれた、もっとやってほしいですけど。腹を割って話してほしい。ミーティングとかはしっかりしているけど、珍しい学年かもしれないです。それはなかが悪いとかじゃなくて、個人個人が考えも持って行動している学年だなと。それが同じ方向に向いたらもっと強くなる。ちょっとしたきっかけでバーベキューの時に話をしました。

――明大のコーチについたきっかけを教えてください
 現在、水戸ホーリーホックの西ヶ谷隆之さんにお誘いいただきました。その方が明治のコーチをやっていたので、代わりにやってくれないかと。その縁で10年間に来させていただいきました。

――コーチとして1番大事にしていることを教えてください
 ぶれないこと。選手全員公平に見ること。それだけだと思います。サッカーでもサッカー以外でも。その2点は絶対に変えないです。言ったことに関しては変えないし、一所懸命に練習しない奴は使わないとか。当たり前にやってほしいことからぶれた選手は、どんな選手でも注意をするし、外すように進言する。公正にいいものはいい、悪いものは悪いと言いますね。ぶれずに自分の指導をしようとしています。頻繁にコミュニケーションは取らないけど、だからこそ僕はピッチの上でコーチングで会話をしているつもりで、考えも伝えています。コミュニケーションの量も大切だけど、どう信頼関係を築いていくかが大事だと思うので、そこの部分は気をつかいながら、指導しています。

――今年で神川明彦総監督が退任されますが
 やっぱり今のチームをつくったのは神川さんだと思うので、いなくなるのは大きな転機だとは思います。けど、大事なことはいなったら弱くなるじゃなくて、より進化させること。今の3年生以下、残ったスタッフでサッカー部をよりよくするために行動していかなければならない責任感がある。感謝の気持ちとそういったところで、選手も僕も恩返しできるようにしないとと思います。良いチームと言われるようなものを残していかなければならないと感じています。僕は10年前からサッカー部に関わっているけど、当時いた4年生の思いとかを絶対なくしてはダメだと思っています。そこはぶらさないようにしたいです。1番伝えていかなけらばならないのは規律。やっぱり規律がすべてだと思う。そこがなくなってしまうと一瞬で崩れると思います。そこの部分は残さなければならないです。オフ・ザ。ピッチの過ごし方だとか態度とか運営も含めてサッカー以外のところをしっかりやるのが、つながると思う。継続して取り組まなければならないです。

――神川監督の第一印象を教えてください
 僕は納得、共感する部分が多かったです。すごいスムーズには入れました。当時の4年生も人間性を兼ね備えた選手ばかりだったので、こういう所で試合ができて幸せだなと。当時から思っていました。その思いは今でも変わらないし、今の1年目で感じた4年生の思いとかを、絶対に今の選手たちにも歴史的な部分を伝えていかないといけないとあります。

――インカレで最後の大会となりますがチーム全体にメッセージをお願いします
 最大で4試合できるので、是非とも彼らの成長や経験のためにも4試合をやってほしい。そして、最終的には笑って終わってほしいなと心の底からの願い。優勝したいのもそうですけど、僕自身彼らがプレーしているのが見たいです。躍動して喜んでいる姿が見たいというのがあるので。1試合でも多く、4年生と一緒にいられる時間もわずかなので。1試合でも多く彼らの姿を見たいです。僕の願いというか気持ちですね。

――ここからは少々長くなりますが、4年生一人ずつへメッセージをお願いします。まずは下川照平選手(政経4=横浜FCユース)からお願いします
ケガが多いという印象ですね。持っていないなと。でも1、2年生の時はしっかりしていなかったけど、3、4年生になって自分以外のこととかチームを見ながら行動をできるようになったと思う。今見たくやれば明るくなっているし、すごい大人になったと思います。

――工藤将太朗選手(商4=大宮アルディージャユース)へお願いします
将太朗はやっぱり2年生の時の総理大臣杯の活躍が記憶に残っています。非常にいいボランチだったけど、精神的になかなか自信を持てなかったのが残念でした。そしてあまり体を鍛えられなかった。でも今も頑張っているので、頑張ってほしいです。悪いやつじゃないし、チームのことを考えながらプレーするようになったなと。もっと自分のことも考えてほしかったと個人的には思います。

――小池佑平選手(営4=セレッソ大阪ユース)へお願いします
佑平は鏡みたいなもので、どんな時でも一生懸命やるし、彼ほど信頼できる奴はいないです。どんな場所でもやってくれる。ずっと今までの歴代の明治の先輩に沿った選手だと思います。ずっと出れたり出られなかったり、悔しい思いもあったと思うけどスタッフからの信頼は厚いという選手の一人。彼の1番の長所だと思う。

――小林聖弥選手(法4=FC東京U18)へお願いします
聖弥も非常にケガが多かった選手。特に1年生の時は、やんちゃな奴だったけど、ケガを経験して色んな人に支えられて今までできていたんだというのをちょっとずつ気づき始めた。ケガをしないようなケアもそうだけど、すごい考えるようになりました。今となっては本当に精神的にもサッカー的にも成長したのではないかなと思います。ある意味、一番成長した選手かもしれないですね。サッカーもそうだけど、色んな意味も込めて。成長したなと思える選手の一人です。聖弥自信も高校3年生の時とは、物事の考え方や捉え方が全然違うなというのもあると思いますよ。自己中心的だった考え方が、悪いとは思わないけど、自分の立ち位置を考えて今何をしなきゃいけないのかを考えられるようなったのは成長だと思います。

――鈴木達也選手(商4=柏レイソルU18)へお願いします
最初はメンタルが弱いなと思っていて、波があったけど、3年生ぐらいから安定しています。
室屋成(政経3=青森山田)がいてなかなか出られない中でも、彼はコツコツと努力して、いない時にもすぐに出られる準備をしていた。本当、そういった部分で彼も成長したと思います。彼はちゃんとやらなきゃいけないことをちゃんとやった。余計なことをやるのではなくて、3年生ぐらいから一気に変わってきたイメージです。それはピッチでも証明してくれたけど、まだまだ課題もあって、今までの達也じゃここまで来られなかったと思うので、覚悟がしっかりあった中での取り組みだったんだなと思います。

――山越康平選手(法4=矢板中央)へお願いします
やっと自信も持ちながらプレーをし始めたかなと。もう課題はたくさんあるけど、何よりも彼が自信を持ってプレーしている姿を4年間のうちに身に付けられたのは、プロ行く前に大きかった。いい奴なんで、周りを差し置いて自分がというタイプではないので。やっぱり色んな経験を経て、変わるようになってきたとは思います。神川さんに1年生の時に怒られたのも覚えている。僕も横にいたので。そこから変わったのはよかった。

――荒木慎平選手(農4=藤枝東)へお願いします
荒木もケガが多かった。(笑い)でも僕は非常にサッカー偏差値というか、よくサッカーを理解している選手だなと思います。非常に大好きな選手だけど、元々体が小さくて、かつケガもしてしまったので、体を鍛える時間が少なかった。4年生のうちに出てしまった。残念だなと思うと同時に、やっぱりケガをさせてはダメなんだと改めて思わさせてくれた選手の一人。元々、彼はしっかりしているので成長とかは改めて言わないけど、彼自身プレーできなかったのが悔しいと思います。でもそれを表に出すことなく、チームの中でしっかりやってくれたので、彼は素晴らしいなと個人的に見ている。

――小谷光毅選手(政経4=ガンバ大阪ユース)へお願いします
小谷も努力家。非常にチームを考えられる選手だなと。プレー的にもセンスはあったけど、前の選手として点数を絡めなかったのがインパクトを残してほしかった。でも全体としては副主将としてもまとめてくれている。めちゃくちゃ真面目だと思います。でも、人間性としてのコミュニケーション能力がすごい高いので、人を巻き込むのも得意だし、社会人になったら非常にいい社会人になると思います。色んな選手に遠慮なしに言えるので、色んな情報を彼から聞くこともできたし、そういう部分で彼の存在はでかかったですね。

――差波優人選手(商4=青森山田)へお願いします
さっしーはプロに行きますけど、もっと精神的に強くなってほしい。まだまだ
センスは抜群で本当にいいものを持っているけど、もっと自信を持ってプレーすべきなんじゃないかなと思います。彼もいい奴なんで、どうしてもそういうところが先に出てしまうので、もっと自分がという意味でやってくれたらいいと思います。後期の最初のほうに外れてしまったけど、単純にプレーがよくなかった。外れるしかないだろうと。僕はあまり伝えたくない人なので。普段の練習で伝えているはずだし、自分で気づかないといけない。彼が気づくのを待っていた。プロに行っても気づかないとダメなんじゃないかなと思って。行っちゃうのは簡単なので、自分でどうやって這い上がっていくのかを覚えてほしかったです。自分が何がやったらいいプレーができるのか、悪くなっちゃうのがわかったと思う。多分ですけど。だからプレーが変わっていったと思います。

――髙橋諒選手(文4=国見)へお願いします
いい選手だなと。大好きな選手の一人。スピードもあって左利きだし。運動量もあるので。世界に行ってほしいなと思いますけど。もちろんまだまだ課題も多いけど、可能性を秘めている選手なんじゃないかなと個人的には思っています。人間的には明るくなった。もっと明るくなっていいかなと思いますけど。色んな部分で成長した4年間だったと思います。

――和泉竜司選手(政経4=市立船橋)へお願いします
竜司は本当に素晴らしい選手でしたね。僕個人的には、今まで見てきた中で1番いい選手だなと。性格、プレー、サッカーに対する姿勢。すべてが非常に高い選手だと個人的には思っていて、プロ向きだなと。でも謙虚だし。もっと彼も世界に行けるような選手になってほしいと思います。僕はファンじゃないですけど、彼と一緒に4年間過ごせたことが、僕の指導者としてのレベルを上げてくれた。彼との4年間は有意義だったというか、楽しかった。彼のプレーを見れたことが。常にチームのためにプレーしてきたし、普段の練習からもいい選手だなと思いながら見ていた。でも彼の最大の欠点はケガが多いというところなので、いかにケガをしないでプレーをするかだとかを考えていかないと消えてしまうこともあるのかなと。山田大記(現独2部カールスルーエ)よりもスピードとフィジカルは強いので、可能性はあるかなと。今、山田もドイツでやっていてそういった部分も学んでいると思うので、大学生の時のレベルを比べたら竜司も山田大記と同等、それ以上の選手にはなっているのかなと思っています。主将としては彼なりにうまくやったと思う。彼は言葉よりもプレーで引っ張るタイプの選手なので、一個一個のプレーで厳しさを伝えられる選手だし、チームを勝たす部分で引っ張る選手。前期は勝てない時期もあったけど、彼は常にチームのことを考えてプレーしてくれたし、生成期としては全体的には悪くない。それは竜司の力だと思う。彼はプロ向きじゃないけど、勝ちがなくてもいちいちぶれない。そういうところはいい選手だなと思う。歴代のキャプテンは声も含めて引っ張る選手が多かったけど、竜司は違うタイプで、彼は彼なりのキャプテン像をつくってくれたなと。

――藤本佳希選手(文4=済美)へお願いします
元々能力が高かったけど、自信を付けた選手の一人。特に成長したのがオフ・ザ・ボールの動きの質は上がった。スペイン留学もあるし、4年間努力し続けた結果だと思います。人間的な部分では謙虚だし、おごることもない。彼は山越とかと一緒のタイプで自信持てばいいのに、パスしちゃうとかエゴイスティックな部分がないので、そこがもう少し出てくればいいのかなと。俺が勝たすんだぐらいの気持ちで、もっといけるだろうと。彼を止められる
CBはなかなかいないと思うんですよね。彼が仕掛ければ。そういうところを躊躇せずにもっと行けばいいのになと思います。J2への入団となったけど、それ以上のポテンシャルは全然あります。J2でたくさん点を取ってほしい。

――三苫元太選手(政経4=アビスパ福岡U18)へお願いします
元太は本当に明るくていい奴です。ただゴールに向かう姿勢はいいけど、それに行き着くまでのプレーに雑な部分があったので、そこが4年間のうちに直したかった。前期の流経大戦ではゴールを決めたけど、あれは元太らしいというか、あれぞ三苫元太。彼はきれいなゴールを決めるタイプじゃなくて、泥臭くゴールを決める選手なので、ああいう姿を見た時に元太っぽいなと思いましたけど。さっきもバーベキュー後の食事会をやってくれたけど、ああいうことを率先的にやってくれるのはありがたいし、彼は慕われているし、ああいうことができたんだと思う。

――菊池創太(法4=国学院久我山)へお願いします
 菊池はいい選手だったけど、あともう一歩ほしかった。1年生からトップチームに絡んでいたけど、お調子者な部分もあって、今はないけど。彼が成長したのは、練習に参加できない時にしっかりと体を鍛えられたというところが素晴らしいなと。何をしなければいけないのかをしっかりと考えて、努力できる選手だったし、Iリーグでまとめて優勝できたのも彼の力が出たのかなと。そういうところが成長したところだと思う。

――西原天童選手(政経4=明大明治)へお願いします
天童は一生懸命4年間やったというか、上手くなった。最初はIリーグでも出られるかなと思ったけど、Iリーグに必要な選手になったし、彼も口よりも真面目にコツコツと努力できる選手なので、そういうのは他の選手にかなり影響があった。主務も彼の中で一生懸命やってくれた。今は大分よくなって、成長したと思います。報告がちゃんとできるようなった。聞く以前に、こっちがほしい情報を言えるようになりましたね。

――瀬川祐輔選手(政経4=日大二高)へお願いします
瀬川は能力がすごいあったけど、メンタルが弱くかった。やっと4年生になって、ちょっとずつよくなって、今は欠かせない選手の一人になっています。遅いよっていう感じですけど。それも実力なので、彼の実力だったのかと思わざるを得ない。今はそれが伴ってきて、元々持っている能力と精神面がやっと一致して、今の活躍になっているのかなと思う。彼はまだサッカー続けるかどうかわからないけど、続けるんだったら何とか成功してほしい。社会人行っても彼だったら明るし、コミュニケーション能力も問題解決能力も高まっているので、立派な社会人になってくれると思う。

――田村悠人選手(営4=明大八王子)へお願いします
悠人も努力家。努力を見せ付けてくれた一人。トップに絡むことは一回もなかったけど、チームに対する影響力や出られない選手にとっては、彼の存在は大きい。元々人間的には素晴らしかったけど、プレーが伴っていなかったけど、うちでプレーすることによってプレーもよくなって信頼を得られるようになったと思う。部にとってはすごい財産です。僕は一般生が重要だと思っているので、上手い下手よりも姿勢を見せてくれることが1番大事だと思っているので。彼らがいるから、他の推薦組も努力できるし、Iリーグに出られなくても腐らずにできると思う。彼らの存在は本当に大きい。

――佐藤海斗選手(政経4=大分東明)へお願いします
海斗も努力家。佐藤、田村、天童は本当に頑張った。絶対にリーグには絡まないかもしれないけど、明治に飛び込んできて4年間やってくれた。学連もしっかりやってくれて、評価も高いですし、田村の時も言ったけど、彼らがいるから明治が成り立つ。ある意味彼らが明治の鏡。10年間の明治もそうだったけど、あまり強くない高校から来る選手もいて、明治のサッカー部はこういう選手を大事にしないといけないんじゃないかなと思います
指導者としても彼らを見ていて勉強させてもらうし、彼らのような選手をどう生かそうかと考えています。

――白井綾夏マネジャー(理工4=実践学園)へお願いします
あやかちゃんは選手やスタッフがやりやすいような環境をつくってくれます。本当に無くてはならない存在で、ある意味マネジャーが1番成長してりうんざやないかなと思っています。現役の選手のほうが甘えているって思うほど、何も要求がない中で自分たちで工夫して、よりよいものを出していこうという姿勢が強い。それをマネジャー二人がやってくれた。とにかく明るく接してくれて、こっちも笑顔になるし、そういう子だった。

――日野瑞佳マネジャー(営4=宮城第一)へお願いします
みずかちゃんはどちらかというと黙々とやるタイプ。気が利くし、思いやりもある。理想的なマネジャーだと思います。二人のコンビはよかったです。僕らが何の心配もなくできるのはマネジャーがそれだけ色んな準備をしてくれているからこそです。だからサッカー、指導、プレーに集中できるので。非常に優れたマネジャーでした。

――ありがとうございました。

[西田理人]

次回は瓦版です。更新は明日12月9日の予定です。お楽しみに!