(2)2年生座談会

 12月18日から三日間にかけて行われる全日本大学対抗選手権に向け、選手たちの緊張感も高まってきました。今年1年の集大成となるインカレに先駆け、ウエイトリフティング部の寮生活や日ごろの練習などについて特集します!学年ごとの座談会、競技紹介、写真館、インカレ出場選手紹介などをお届けする予定です。どうぞお楽しみに!

 第2回は伸び盛りの2年生、上野祐脩(政経2=東京学園)、朽名泰河(法2=名城大付)、後藤将(政経2=県立川口)、齋藤竜磨(農2=金足農業)、中野景介(営2=須磨友が丘)、松本康貴(政経2=常翔学園)の座談会です。

――後輩が入ってきて変わったことはありますか。
上野
 下がいるってことで見られてるなというのはあるので、ウエイトでも生活面でも緊張感はありますね。弱いとこ見せたくないもんな。
後藤 1年生の時はめっちゃなよなよしてたけど、最近そんなんじゃないもんな。
松本 一つ一つの行動の責任感とか。言う立場になるので。
後藤 見られてる感が。
松本 見られてるというより見せなあかん感が。
上野 ウエイトでもそれはな。
後藤 劇伸びしたもんなまっちゃん(松本)。2年になって急に伸びてびっくりしたし。
齋藤 記録の話になるとつらいな…。(笑)
後藤 ああ、それは俺もだから。(笑)今年伸びてないから。
松本 責任感で記録もみんな伸びてきてるんじゃないですかね。

――寮生活の中で変わったことはありますか。
松本
 一つ言えるのはだらしなくなったことは確かや。
一同 (笑)。
上野 やっぱり1年生の時よりは少し楽なので。
松本 授業くらいしか時間の縛りないもんな。
後藤 授業と練習くらいだもんな。
中野景 自分の時間の作り方が分かった気がする。
上野 景介は本当に生活のコントロールすごいからな。

――同期の新たな一面は。
中野景
 みんな優しいなあと思いました。
一同 (笑)。
松本 まさか齋藤があんなぶちぎれて…。
一同 (笑)。
齋藤 やめろやめろ。なんでそこで持ってくる。
上野 齋藤が本当ぶちぎれて。
齋藤 ここでさりげなくネタ入れんのやめろって。
松本 集合っていうシステムがあるんですよ。ミスをしたら先輩たちに呼び出されて怒られるみたいな。1年生の集合は2年生が怒りに行くのが担当で。この齋藤くんが方言、暴言…。
朽名 同期にも怒ったことないんですよ。
松本 ぶちぎれるっていう。
後藤 秋田弁全開でね。
齋藤 やめてやめて。
上野 本当はそういうやつなんで。
松本 あれは真実を言うたらあかんな。
上野 後藤とかは見た通り後輩の面倒見がいいんですよ。景介なんかは一見冷たいようには見えながらも最低限は世話するので。
後藤 なんだかんだ人のこと見てるもんね、景介は。
上野 周り見てるから。で、齋藤は怒ると怖いでしょ。
一同 (笑)。
齋藤 そのフリいらない本当に…。
松本 上野はミーティングの時の怒り方がへたくそだな~と思うくらいかな。
後藤 くっちゃん(朽名)は? くっちゃん。
上野 朽名は右規(佐藤・政経1=宇佐)のお世話で。体重管理から。
後藤 増量一緒に付き合って自分も体重増えるっていう。(笑)
朽名 正直松本がこんなにしっかり後輩の面倒見ると思ってなかったので。その点は同期としてうれしいなと思います。
後藤 齋藤なんかあるかな。
上野 齋藤は極悪ってことにしといてください。

――1年生の練習を見ている時に心がけていることは何ですか。
上野
 体も高校生から上がってきたばっかだからそうできてもないし、フォームも各高校とか地元とかで独特な子とか基礎がなってない子もいるから、やっぱりそういうところが気になるなと思ったら言ってって、ここをもっと鍛えればいいのになというふうに自分が思ったらすぐ言いますね、基本は。
後藤 人によって考えてることはあると思うのであまり邪魔しないような感じで。
上野 否定はしないな。
松本 個々を否定するような教え方はしない。
後藤 持ち味があると思うので、それは否定しないように教えてるつもりだけどね。
松本 ごっちゃん(後藤)と錦織(亮・政経1=米子工)って対照的やろ。
後藤 錦織にこれどうやってるのって言ったら「すってやってぱっとやります」って言って全然俺と感覚が違って、全然説明できもしないからさ。(笑)難しいっすね。錦織が結構感覚でやってるので、その分教えるとなるとあまり頭で考えるタイプじゃなくて体でやるタイプなので、教えるのはタイプが違うので難しいです。
上野 右規とかは教えやすいよな。単純だから、フォームが。分かってる欠点が見え見えだから教えやすい。あと中島も。練習量は多いけど1年生はまだこなしてるだけだから。考える余裕がない。
松本 俺らが1年生の時もそうや。
上野 まあ毎年そんな感じっすよ。

――今年に入って自分の練習スタイルは確立されてきた感じですか。
松本
 俺は大分されたな。
中野景 多分全員された。あれ?(齋藤を見る)
一同 (笑)。
後藤 齋藤はちょっと迷走してる感じもする。(笑)でも今のプラットだと結構勉強になるんじゃないの?
齋藤 勉強にはなる。今までとは違うから。
後藤 だったら来年どうなるか。
上野 結構2年生って伸びてきてるんですよ。やっぱり練習とか体調面とかを安定してきてるからこそ伸ばせるというのがあると思うので。ルーティーンというか自分で分かってきたというか、これやればいいんだなというのが自分の弱点とかもみんな分かってきてると思うし。だったら単純にそれは何をすればいいかっていうのはウエイトは簡単なので、鍛えればいいところとか。それはできるまでは時間かかるんですけど。
中野景 意識レベルでいったら歴代の中では学年全体としてはトップレベルだと思います。

――学校生活はどうですか。
朽名
 そんな特に変わってない。
中野景 いつも通り行ってます、くらいでしょ。
松本 ただ授業に行くだけに学校行ってな。
朽名 当番なくなってから体育会の友達とご飯とか行けるようになったよな。
松本 それさえも面倒くさくなった。
後藤 いやいや人付き合いはしないと。
上野 部活以外で大学生活…。
松本 俺らからウエイトの話抜いたら何もないやんな。
一同 (笑)。
上野 正直今年は結構ウエイトに集中してきた年で、みんなそうだと思うんですけど。授業とウエイト抜いたら何も記憶がないくらい。夏解散も地元の方の高校でウエイトやってOBとか先生とかとよく遊んだくらいで、あとは地元が東京なので中学とかそいつらのとことかに遊びに行くくらいで…。
松本 誰もそんなん聞いてへんわ。(笑)
朽名 あれじゃない? 2年になっていいオフの過ごし方ができるようになった、俺的に。
後藤 あ~確かにアクティブになった。
松本 俺1年の時よりさらにインドアになってんねんけど。
朽名 でもアクティブになったよな。お風呂行ったりさ。
上野 朝8時くらいに起きて洗濯回して朝ご飯食べてちょっとコーヒー飲んでゆっくりしてそのあとに洗濯物を干してお昼ご飯を食べるという生活に幸せを感じる。洗濯物を干したらすごい充実感を感じるんだよね。
後藤 齋藤は大学生活かけらも変わってないんじゃない? もともと生田だからこっちいなかったじゃん。
齋藤 特に何もない。いつも通り。
上野 生田は何もないの? 一般生と仲良くならんの?
松本 もうちょいね、同期にも女っ気がほしいよね。
一同 うっざ。(笑)
松本 全然話せないんで、そういうのとか。
朽名 明スポに広告出してもらえば。ウエイト部2年5人彼女募集中って。(笑)
松本 女っ気がなさすぎて困ってるんです。

――オフの日の過ごし方は。
朽名
 買い物行ったり風呂入りに行ったり接骨院行ったりですね。
後藤 接骨院とお風呂率高いよね。齋藤オフ何してるの?
齋藤 高尾山。
上野 先週の日曜行ったよな。
朽名 デジモン見てから高尾山行った。
松本 俺は読書くらいかな。
後藤 嘘つくなお前。見ても漫画だろ。
上野 先輩とかとご飯行くかな。あと同期も一緒に。
松本 先輩とご飯行くとおごってもらえるんでよくせびってます。
上野 違います。
一同 (笑)。
中野景 一回は外に出ます。
後藤 日曜日絶対外行くよな景介。新宿とか。
中野景 最近行ってない。
後藤 あれ?(笑)
上野 めっちゃ食料買ってくるよな。
中野景 最近買ってへんけどね。
松本 え、あるやろ。ハムとかあるんじゃね冷蔵庫に。
中野景 中島(要・法1=栃木翔南)やと思う。

――同期と遊びに行ったりはしますか。
後藤
 くっちゃんといつも接骨院行ったり新宿原宿行ってお風呂行ったりみたいな。
上野 そういえば齋藤が一回自分の家に来ました。
齋藤 連れてかれた感じですね。
松本 2年になってから減ったよな。
朽名 減った。1年の頃のが多かった。
上野 後藤とよく学食行くよな。アイスあげるから来てって。
齋藤 アイスで釣る…。
後藤 アイスで釣られる。
朽名 2年になってから齋藤に振られるようになった。どっか行こうって言っても今日眠いとか言って、気付いたら上野とご飯行ってる。
後藤 うわ。
松本 軽く愚痴が。
朽名 さみしいわ~。
齋藤 自分の時間を大切にしただけ…。
朽名 お前とはどこにも行かねえ…。(笑)
上野 全員だと2年生になったお祝いみたいな感じで牛角行ったりとか。
松本 牛角以外あったっけ?
後藤 ガストミーティング。
松本 ガストと牛角やろ? 1年の時よりは完全に減ったな。
後藤 2年生の方が行けるのにな、当番ないし。
朽名 2年になったら全員自分の時間をつくってる気がする。
後藤 あ~。去年なかったからじゃない? なかったから自分の時間つくろうと。
松本 2年は楽しかったな、記録も伸びたし。(齋藤を見る)
齋藤 めっちゃきつい…。
上野 まあ別にいいんだよ、そんなもんな。
後藤 俺と齋藤えぐられるっていう。(笑)

――この1年間で競技面で成長した点はどこですか。
齋藤
 今年1年迷走中です…。
上野 今年は全体的に思えるのは自分も含めて、補助種目のスクワットとデッドリフトの数が増えたことで体の土台ができて、自分としてはフォームが安定したというか自分でしっくりくるフォームが決まってきてそこをベースに鍛えていったら記録が伸びたなという印象ですね。あと上半身のトレーニングがあまり好きじゃないんですけど去年と比べたら少しずつやり始めていて、それもちょっとは足しになってるかなと。
松本 シンプルに記録が伸びてくれた。何をやれば伸びるかというのを分かった上でその練習で伸びたので。
後藤 それはうれしいな、確かに。俺は逆だな。
松本 成長は大分できたのかなと思います。
後藤 正直今年はあまり伸びてないので、どっちかというと失敗から教訓というか分かったことが多いんですけど、やっぱり自分は練習量が多くないと伸びるものも伸びない。今年はちょっと練習量が落ち込んじゃって、去年は練習量が多くて学ぶことも多かったんですけど、今年はそういう面では練習量が下がって学ぶことがあったかなと。実際記録に出ているので、練習方法が変わってこういう方法では駄目なんだなと分かった一年でもあるかなと。
朽名 今年は同期がどんどん伸びていって置いてかれてたのでまだ全然なんですけど、今年になってもっと強くなりたいとか負けたくないという気持ちがどんどん強くなって、練習量も増えましたし競技に結構真剣に取り組めて、それで泣くこともあったし本当に切れてどうしようもなくなることもあったし、でもそういうことがあったからこそ今年の練習はつらかったけど楽しかったですね。
中野景 技術的には今年は特に進歩はあまりなかったんですけど、自分は足が弱くて土台が弱かったんですけどそれをある程度つくれたことと、1年生の時と違って目標は他大学の同期の同じ階級の選手と勝負できるくらいのトータルを出せるようにというのを目標に練習してから、ある程度自然と伸びてきてくれたのでちゃんと意志持ってたらできるのかなと思いました。
松本 確かに目標が明確になったのは確かかもしれん。
上野 そうだな。去年までふわふわしてたものがしっかり見えるようになってきたというか。
朽名 (齋藤に向かって)お前は?
齋藤 あ、大丈夫ですか?
松本 一言やん、迷走してますって。
齋藤 本当にその通りです…。
一同 (笑)。
中野景 高尾山で足腰を鍛えてますって。
朽名 言うことはあるでしょ、今年から何も学ばなかったなんてないでしょ。
松本 フォームも汚くなるわ、成功率も悪くなるわ、散々だな。でもこれ俺らの色ちゃうの? ウエイトでうまくいってなかったら結構ボロカスに言われるっていう。なあ?
上野 容赦ないよな。
松本 厳しくやり合ってるというか。
朽名 今年からじゃない?
松本 2年になってから同期で言い合うことめっちゃ多なったよな。冗談とかでも。

――現在の目標はどのあたりに定めていますか。
松本
 自分はインカレで点数が10~15の間っていう目標です。
上野 自分はインカレでスナッチ、ジャーク、トータルばらばらでもいいんですけどとりあえず5位は取っておきたいなというのがありますね。あとは成功率を上げていって。自分の階級が一番最後で点数とかも一番最後に決まるので、どういう指示が出るか正直最後まで分からないという。今までの階級で失敗したら無茶な支持もありますし、ある程度点数取れてきてたら余裕のある感じで指示はくれると思うんですけどそれは最後まで分からないので、そういうのに対応できるような自分の感覚というか、何㎏飛ばしでもいけるというかそういう感じの対応ができたらいいなとインカレに向けて思います。
後藤 今年何㎏をやるという目標はあったんですけど思うようにうまくいかなくてそれが難しそうで、いい目標だったので難しそうなところが結構残念なんですけど。
松本 今は出ることっしょ、目標としたら。
後藤 そうですね、インカレ出場することですね今は。56kg級で彰紀先輩(佐藤・営3=常翔学園)とどっち出るかという感じなので。自分の方がちょっと劣勢なのでもうひと踏ん張り見せるところかなと。目標というよりは今この瞬間を頑張るしかないかなという感じです。
朽名 自分だけまだ個人戦の規定記録を取れてないので、それを最初にもう取れないと見えてくるものも見えてこないので、それをまず取ることしか今のところは考えてないです。
中野景 明治としてはインカレで13点取ることと、個人としてはさっきと同じように他大学の同期に勝つことです。
齋藤 今年伸びてないので今のうちに変えて、来年覚醒することを祈ってます。
中野景 祈ってる時点で駄目や。
一同 (笑)。
上野 正直今年はある程度伸びてきてるので怖いのは来年かなって思ってるんですよ。伸びてきてると結果があるのである程度プレッシャーになると思いますし、ある程度伸びるところまではいくかなと思ってたんですよね。そこからどう頑張ればいいのかっていうのがまた一段階。
松本 来年は齋藤が頑張ってくれるわ、お前。
上野 まあ齋藤がね。
齋藤 …まじできつい。
上野 正直俺と景介なんか最近1㎏刻みとかしか伸びてきてないもんな。俺は重量級だからちょっと違うかもしれないけど。ある程度あるじゃん、かさっていうのが。これからどんどんかさ増しするのが厳しくなってくるよな。
後藤 まっちゃんは体重がもう。
中野景 お前らは体重増やせるからいい。俺はもう増やせない。
後藤 確かに。俺ももう増やせない。技術の質をよくするしかない。
松本 でも楽しみだよな、俺らが4年になる時にどこまで伸びてるのか、このペースでいって。
朽名 来年でこの流れ止めたくないな。
松本 どこまで上を見れるのか。なあ? 景介とかごっちゃんとか。俺も岩崎が105上がってくれたらチャンピオンになれるんやけどな。
朽名 上野もチャンピオン…。
上野 個人とかで取っとくわ。
一同 (笑)。
松本 まじで俺らが4年になった時楽しみやな。
上野 来年JAPANというか国際大会出たいよな。
松本 狙ってないことはないけど。
上野 出たいよな。
松本 うん。でも原先輩(亮太・平27法卒)に言ったら夢物語って言われた。
上野 そんな日韓中で優勝してる人に言われたらはいとしか言えないけど。
松本 景介日韓中狙ってんの?
中野景 無理じゃない? 行けるの?
松本 選抜3位以内やん。
朽名 行けないことないんじゃない?
松本 いやー楽しみやー。日韓中出たい、ほんまに。
朽名 国際試合出たいな、学生中に。
上野 西岡先輩(翔吾主将・政経4=明石南)が出てるのがやっぱり。
松本 現実味っていうかめっちゃ近く感じんねん。
上野 そう。2年生になってから俺なんか同じプラットで世話してもらってて、その人が国際大会出るってなったらすごい近い感じがする。
松本 行けんじゃね? みたいな。
上野 行けんじゃね? とかそういう軽率な感じじゃないけど。(笑)
一同 (笑)。
松本 俺行けんじゃね? やねんけど。
上野 そう? まあお前も記録近付いてきてるもんな。
松本 JAPANで試合とかありえへんって思ってたから自分で、でも出た人が目の前にいてその人の記録にだいぶ近付いたからこそめっちゃ現実的になってるというか。
上野 あと何年か連続で国際大会に出てるからそれも止めたくないなっていうのが。

――インカレに向けてやっていることは。
後藤
 頑張るしかない。
松本 やるしかないからな。体調管理は、自分体弱いんで起きた時とか練習後とかの手洗いうがいとか、一番気にしてるのは体調管理ですね。
上野 風邪ひいちゃったから何も言えないわ、俺。おとといまで駄目で。
松本 インカレに向けて、景介は?
中野景 生活のリズムの固定化と、体重の安定。62㎏級で出るんですけど、62.0㎏に2週間前にしておくっていう。でそれを保つ。
松本 齋藤インカレに向けて何かあんの?
齋藤 卵焼きの作り方を…。
一同 (笑)
上野 毎年インカレ選手以外は早起きしておにぎりとちょっとしたおかずと卵焼きを作るんですよ。
後藤 唐揚げとかね。
朽名 お弁当マスター。さすが生田。
松本 4年の頃卵焼き焼くの鬼うまくなってん。
朽名 はい次、次~って。
齋藤 そんなの絶対嫌だわ…。
一同 (笑)。
齋藤 同じプラットに選手が2人いるので、
松本 蹴落としたろうかなって?
一同 お前がメンタルつぶしてどうする(笑)。
後藤 盛り上げていく感じ?
齋藤 盛り上げていくようには。
松本 盛り下げてるやんけ。
齋藤 ちょっと今自分が下がりがちなので、それをあまり影響させないように。
上野 記録とか伸びた時とか失敗した時とかって下級生は静かなんですけど、ここ(上野、松本)とかは容赦なく叫ぶんで。
後藤 本当それ。そこだよ、そこ2人じゃん。景介なら許せるもんな?
上野 景介も叫ぶ。
後藤 いや景介はいいの。駄目なの、めっちゃ出しよる。
松本 いや、300乗った瞬間は超うれしかったな。3回くらい喜んだもんな。

――最後にインカレへの意気込みをお願いします。
松本
 やれることを真剣にやるくらい。
後藤 自分の仕事を全うして。
松本 できることを死ぬ気でやるくらいですね。
後藤 あとちょっとしかないもんね、残り。
上野 取れる点数をしっかり取るということと、一本落とすだけで全く試合の流れが変わりますし、自分結構試合には強いタイプなのでコンディションを合わせて流れで自分はやっていくタイプなので。ケガせずに体調をこれ以上崩さずに試合に向けて頑張れればなと思います。
中野景 自分は逆に試合の成功率が悪いので、今度は絶対に取れるという自信を持てる行動を今のうちに積み重ねて試合で発揮するだけです。
松本 齋藤の意気込みは?
後藤 卵焼きに対しての。
上野 何これ齋藤のメンタルをつぶす会なの?
一同 (笑)。
齋藤 本当につぶれちゃうから、そろそろ…。
松本 くっちゃんのインカレへの意気込みは?
後藤 くっちゃんは全体の練習を盛り上げてる感じ。
朽名 俺の意気込みって何?(笑)
後藤 雰囲気マックスみたいな。
朽名 雰囲気をよくすることです。(笑) 本当に1年の時から心がけてるんですけど、インカレ前は暗い雰囲気になったら自分が声出して盛り上げようかなっていうのはずっと考えてます。
齋藤 くっちゃんがスクワットすると応援しやすい。盛り上げやすい。それに乗ることはできる。それをつくることはできない。
後藤 便乗するの?(笑)
齋藤 便乗する。
松本 あっきー(後藤)は?
後藤 今を頑張ることくらいですね。出れるかどうかも分からないので、一応調整は頑張ってやってるんですけど。もう少し自信をもって、今何回やっても取れない重量があるんですけど、それだけに固執しないでもっと上を目指さないと、インカレ出るだけが目標じゃないので。出たところで何点取れるかが一番大事だと思うので、インカレ出るという目標だけじゃなくて、出てからやりたい重量とかあるのでそれに向かって自分なりに調整するメニューとかあるので、考えながら練習していきたいと思います。

――ありがとうございました。

次回の特集は3年生座談会です。アップは12月7日(月)の予定です。お楽しみに!

[谷澤優佳]