奥田が準優勝 永井も3位で表彰台へ/東日本学生秋季新人戦
2日目はグレコローマンスタイルの予選から決勝までが行われる。不慣れなスタイルながらも春季新人戦で奥田は準優勝の結果を残している。新体制となってスタートしたチーム、若い力の躍動に期待したい。
[土屋あいり]
試合後のコメント
奥田
「全然ダメ。(相手は)下の階級の選手で、すごくスピードのある選手でそのスピードに呑まれてしまったなと。(コーチから)レスリングの基本はしっかりつぶして後ろに回して点を取ることだけど、僕は体が浮いていてディフェンスを徹底できるように、堅実なレスリングをしろと言われた。1位じゃなきゃ全部一緒だと思ってやっていたので、情けないです。調子は良かったけど、試合続きだったので疲労も溜まっていた。内閣からの反省を生かせなかった。内閣でも強い相手に勝てていたりしたので、いい流れに乗っていこうというのは意識していたけど、その流れだけのメンタル面だけでは勝てないと実感した。(1年間)楽しくやれていた。高校の時はプレッシャーもあったが、今は良い意味で力が抜けている。1年生でレギュラーを任せていただいて、そういった面で責任感を持つようになって、自分のためではなくチームのために頑張ろうという気持ちが芽生えた。(これから)まずは体力強化と一年を通しての技術面での反省を生かして、しっかり練習に取り組みたいと思う。今年は2位とか5位とか惜しいところが多かったので、優勝できるように頑張りたい。(新チームは)大山さんはすごく自分に厳しいというか真面目な方。言われたことは全部受け入れられるし、ついていきたいという気持ちになれる。いいチームになると思う。とりあえずは明日のグレコで優勝したい」
永井
「作戦通りではあったが、最後のラストスパートで取りきれなかった。僕の詰めの甘さが出てしまった。やりづらくはなく、僕と似たようなタイプでスタイルはやりやすかった。(3位)悔しいです。成長してないなと。(コーチから)しっかりした攻めができていないから、もう少し相手にプレッシャーをかけたり、相手の体制を崩してから攻めるということを言われた。(組み手を課題に挙げていた)1、2回戦は自分の得意な組み手ができていて相手の失点を抑えられ戦えていたので、そこは収穫かなと。取り組んできた組み手ができていた。(1年間)コーチとかには成長していないと言われるが、力とか組み手に関しては成長できたと思う。一番成長したのは組み手とスタミナで、あんまり疲れないでしっかり6分間戦い抜くことができるようになったと思う。(これから)しばらく試合もないので、体力面で筋トレとかをして、しっかり一から体をつくって春のJOCに向けて頑張りたい。(新チームは)雰囲気はすごくいい。博貴さんが声を出したり、すごく明るくやってくれていて。博貴さんがいるので、リーグ戦とかには2番手という形になると思うが、そこは博貴さんを越えて僕がレギュラーになれるように頑張りたい」
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