4連続得点で法大に5―1で勝利/関東大学リーグ戦

 後半は流れを引き寄せた。同点で終えた第1ピリオドだったが、第2ピリオドで2得点を決めリード。さらに第3ピリオドではFW上野峻輔(政経3=北海)が今試合2得点目となるシュートを放ち5―1で白星を挙げた。しかし、先制点を法大に奪われ第1ピリオドは攻め切ることができなかった。

 主導権は明大が握った。1―1と同点で迎えた第2ピリオド。明大は1点奪取しリードするも、7分後に明大が反則を取られキルプレーに。その中、上野がFW川村一希(商3=北海道清水)からリンク中央でパスを受け取り相手DFを振り切るとゴールまで一直線。「決めてやると強い気持ちで打った」(上野)とネットを揺らした。また第3ピリオドに相木健太(政経3=駒大苫小牧)が放ったシュートのリバウンドを上野すかさずゴールへたたき込み、今試合2ゴール目。結果5―1で圧巻の試合運びで勝利した。
 一方で先制点を法大に奪われた。攻防戦を繰り広げるなか7分。法大にパックを取られると、シュートを放たれ先制点を決められた。「先制点を取られたことは良くなかった」(川村)とその後第1ピリオドでは上手く攻め切れず、シュート数も明大が15本に対し、法大は2本上回る17本と課題が浮き彫りになった。

 次節に控えるのは、1次リーグで敗戦した早大戦。現在リーグ2位の明大が優勝するには1敗も許されない。「勝つためにまた一週間練習していきたい」(FW大津晃介主将・法4=日光明峰)と1次リーグの雪辱を果たしにいく。

[村田萌衣子]

試合後のコメント
間中朗監督
「失点が少なかったのはいいのですが、もうちょっと点数を取りたかったですね。相変わらず立ち上がりが悪いですね。そこを直さないかがりはこれから難しくなっていくと思います。(大幅なセットの変更について)まずは点数を取りたいっていうのが一番ですね。あと三つ目でももっと取りたかったです。(早稲田戦に向けて)すっきり勝ちに行きます。どこが悪かったのかチームも分かってますし、そこを改善してしっかり練習していきたいと思います。必ず勝って、東洋、中央戦につなげていきたいと思います」

大津
「全体的にパックの出所が良かったです。バトルの部分で競り勝てたので、そういった一つ一つのプレーが今日の5―1という試合につながったと思います。(2試合のブランクは?) 特にブランクはありません。代表の試合とリーグ戦の試合となるとシステムも全然違うでそこに合わせて1週間練習してきました。(大幅に変更されたセットについて)合流した時からこのセットでやっていて、自分のセットもほかのセットも練習では流れのいい状態だったから法大戦もこのセットで迎えたと思います。練習では調子も良くスコアリングもチャンスを生かし切れていたので調子を崩さずやっていきたいと思います。(早大に対しての苦手意識)あとあとプレーをビデオで見ると自分たちのミスであったり、ターンオーバーからの失点でしたので、また見直して早戦に向けて頑張りたいと思います。1、2年生もフレッシュなプレーをしてくれて学年関係なく明治のガムシャラなホッケーを続けてできれば早稲田のディフェンスを崩せると思いますし、守りも今日もみたいにたり、試合の流れを減らし勝つためにまた一週間練習していきたいと思っています」

川村
「やっぱ1ピリで先制されて流れ的にはそんなには悪くなかったのですが、先制されたっていうのが良くなかったところでした。そこで同点ゴールを決めれて流れを変えられたっていうのはすごい良かったと思います。一応毎試合ゴールすることを目標としているのでそこで明治にとっての先制点を決めれたっていうのは良かったです。(セットに関して)大津さんと大椋さんとは去年からやっているのでユニバーシアードとかでもずっと組んでいるのでやり辛さとかは全然ないです。むしろやりやすいです。このセットに求められていることはやっぱり点数だと思うので早いカウンターとかから点数を取っていきたいです。(立ち上がりに関して)やっぱり点数を取られたのがちょっと。無失点で終わりたかったので今日は。やっぱり明治は先制点取られるより、取ったほうが流れにも乗りやすいです。先制点を取られたことは良くなかったと思います。(早大戦に向けて)一回負けていますが、実力は早稲田より明治のほうが全然強いと思うので。やっぱり早稲田戦の出だしの流れだったので、1ピリで勝負を決められればいいなと思います」

上野
「優勝につながる勝利だったので良かったと思います。自力優勝できるので、一敗も許されないので。いつもよりペナルティーが少ないっていうのは良かったと思います。ペナルティーもらうのは最後の一回だけだったのですが。最初失点しましたが、焦らずプレーできたので全体的に良かったと思います。足も動いていたので。(得点決めたことについて)久しぶりの2ゴールだったので、周りの選手も出してくれました。キルプレーの時は一樹が良いプレーして、チャンスを与えてくれたので決めてやると強い気持ちで打ちました。(セットに関して)正直1ピリは、攻められることもなく攻めることもなく、むしろ攻めないといけないので悪い方だと思います。2ピリから少しずつ攻められたのは良いとは思うのですが、次の試合は1ピリから攻められるようにしたいです。2セット目は、1、3よりも個性のあるまとまりだと思います。1だったら、みんな足動けてみたいな。他のセットに比べてスピードはないかもしれませんが、個性があるので良いと思います。でも唯一2セット目だけあまり練習してきてないので、自分らはもう少し質を上げていこうと思っています。(早大戦に向けて)前回はスコアリングできなくて、向こうに勝ち越し許して時間が迫った時に、決めてやるっていう気持ちでみんないて、それでゲーム終了してしまいました。その反省を次に生かして、強い気持ちで。その気持ちだったので法政にも勝てたと思うので、同じ過ちがないように早大に勝ちに行きます」

日時 対戦予定・結果
◆平成27年度関東大学リーグ戦◆ (スコアをクリックすると記事にリンクします)
9・19(土)12:00 ○明大6―2日大
9・21(月)12:30 ○明大5―0日体大
9・23(水)15:00 ○明大10―1慶大
10・4(日)15:00 ○明大6―3法大
10・10(土)12:00 明大1―2早大○
10・12(月)12:30 ○明大5―0東洋大
10・18(日)12:30 明大3―3中大
10・31(土)14:30 ○明大4―1日大
11・3(火)12:30 ○明大7―3日体大
10 11・7(土)14:30 ○明大10―3慶大
11 11・14(土)14:30 ○明大5―1法大
12 11・21(土)17:00 明大―早大
13 11・23(月)12:00 明大―東洋大
14 11・29(日)17:30 明大―中大
※会場は全て東伏見・ダイドードリンコアイスアリーナ
順位 チーム名 勝点
◆順位表◆【11月15日現在】
中大 29
明大 28
東洋大 25
早大 25
日体大
法大
慶大
日大