慶大にダブルスコアの快勝で2勝1敗/東京六大学女子対抗戦

慶大にダブルスコアの快勝で2勝1敗/東京六大学女子対抗戦
 六大学女子対抗戦2日目のこの日は先日の入替戦で3部復帰を決めた慶大との対戦。前日の東大戦と同じく4年生チームと下級生チームが交互に出場し、87―39で快勝。2勝1敗とした。次週は同じ2部校である法大、立大と対戦する。

 スターターは川副舞(理工4=富士学苑)、藤野希生(国際1=埼玉栄)、伴真衣香(文4=東京成徳)、多久文乃(情コミ1=東京成徳)、北浦彩加(国際4=大津)。

 出だしで勝利をつかんだ。ファーストシュートこそ落としたものの、北浦のスティールから伴が速攻を決めるとそのまま連続14得点。好調なシュートに加え、試合開始から5分間相手をノーゴールに抑える攻守もさえた。22―9で迎えた第2クオーターは、下級生チームだけで戦ったが、失点はフリースローによる2点のみ。前半だけで試合を決定づけると後半のスタートは4年生5人。最上級生らしいしっかりとしたディフェンスで何度もスティールすると、明大のカラーである走って速攻を幾度となく繰り広げる。加藤の得意の3Pシュートも決まると87―39。格の違いを見せつけた。

 次週7、8日はそれぞれ法大、立大と対戦する。同じ2部リーグに所属し、今季は法大には2点差の勝利、立大には最終戦で敗戦を喫している。「楽しい試合をして、笑顔で終わりたい」と加藤。4年生にとっての最後の大会で有終の美を飾りたい。

[吉川真澄]

試合後のコメント
加藤

「新人戦以来同期5人で出てないので、すごい新鮮だなと4年でもう終わりだけど思う。頼れる人たちと一緒にできるのでうれしい。(3Pが2本)本当はもっと決めたいんですけど、自分でチャンスを作れていない。来週も出られれば、自分でチャンスを作れるように動いていきたい。(下級生は)若い、思い切りがいい。ケガだけが心配でみんな伸びてるので安心して見れるし、むしろ頼りになる。4年生と1、2年生では体幹が全然違う。私たちは4年間やってきたし、そういうところの軸はある。先週の火曜日に膝を痛めてしまって焦ってるんですけど、動けるので試合に出てチャンスがあればシュートもどんどん狙っていきたい。早稲田以外は他の大学の4年生もみんなこれで最後の大会だから明治だけじゃなくてみんながバスケやってて良かったなとか女バス入って良かったなって思えるような楽しい試合をして、笑顔で終わりたいなと思う」