今年もホームゲーム開催! 2年生トリオに注目

今年もホームゲーム開催! 2年生トリオに注目
コンセプトを貫く
 勢いを取り戻した。後半戦突入後、チームは3連敗スタートとなり厳しい状況が続いていた。しかし、練習の雰囲気から締め直した先週、国士大と専大を下し今季初の連勝。真骨頂であるディフェンスの徹底が勝利につながることを再認識した。「自分たちのバスケをするだけ。来てくれる人にそれをしっかり見せたい」(田中井紘章・政経3=山形南)。ホームゲームでも守りからリズムをつくる、明大のバスケットを貫き通す。

飛躍の2年トリオ
 コート上での存在感は確実に高まっている。昨年、ルーキーながら、多くの公式戦で経験を積んだ齋藤、宮本、吉川。今季のリーグ戦では、3人ともプレータイムを昨年の倍以上に伸ばした。齋藤はアシスト、吉川は得点能力、宮本はリバウンドとそれぞれ違った魅力のある選手だ
 2年生になり、心境に変化が生まれた。「去年は負けても俺らのせいじゃないとか、がむしゃらにやればいいと思っていた。中心になって出るようになってからは勝敗の重みをすごく感じる」(吉川)。重要な選手となるにつれて生じた、チームを背負うという責任。それがまた、3人を一回り大きくした。
 今回のホームゲームでも3人の出来が勝敗のカギを握る。特に王者東海大を破るためには活躍が必須だ。リーグ戦ラストスパートへ。若き三銃士が成長の証を刻む。

迎え撃つは昨季トップ2
 ホームで対戦するのは昨季王者の東海大と準優勝の青学大だ。青学大との1回戦ではディフェンスから試合をつくり得点を量産。81―43と大勝した。「前半のベストゲーム」(吉本)と振り返るように、チームが理想とする戦いだった。一方、東海大には粘りを見せながらも強固なフィジカルを前に力尽きた。今回の対戦では守備で食らいつきたい。両校とも現代の大学バスケ界をリードする名門。リーグ戦の集大成として、自分たちの現在地を測る格好の舞台だ。

◎応援へ行こう!
10月24日対青学大戦 16時40分トスアップ
10月25日対東海大戦 17時40分トスアップ
会場
明大和泉体育館(明治大学の学生は学生証提示で入場料が無料となります)
アクセス
京王線 明大前駅より徒歩5分


[尾藤泰平]