法大に敗れリーグ戦4連敗/関東学生1部秋季リーグ戦

 秋季リーグ戦TOP8法大戦は14―42と圧倒された。昨年2位の法大に挑んだ試合は1Q(クオーター)に2本のTD(タッチダウン)でリードされる。RB#9福田夕斗(政経1=日大三)とTE#92五十嵐一真(商3=明大明治)のTDで詰め寄るが、すぐに返され流れをつかめないまま試合終了。秋季リーグ戦4連敗を喫した。

 オフェンス陣は法大よりも多くの攻撃を行ったが、前半にファーストダウンをうまく更新できなかったことが響きエンドゾーンまで攻め込めず。獲得ヤード数でも100ヤード近く上回られた。ディフェンスでも相手QB鈴木(法大)のゲームメークと廣澤(法大)、鎌田(法大)などのラン攻撃にかき乱され、守る的を絞れず6本のTDを許した。「点差が全てなので正直自分たちの力が足りなかった」とDL#90渡邉健太郎主将(営4=法政二)。攻守ともに法大に翻弄(ほんろう)させられ、力の差を見せつけられた。

 完敗の中に希望も見えた。オフェンスでは第4QにQB#18南卓真(政経3=日大三)の負傷で出場したQB#14服部晃太郎(国際1=県立鎌倉)とQB#15阿江保智(情コミ1=六甲)の”1年生QBコンビ”がそれぞれ持ち味を生かした攻めで法大のエンドゾーンに迫った。「1年生のQBが出た際にみんながカバーしてあげようという雰囲気が生まれていたのは収穫」と岩崎恭之監督。ディフェンスでも法大オフェンスに振り回されずLB#20茂木崇宏(政経1=佼成学園)のインターセプトが生まれるなど第4Qは0点に抑えた。「後半最後のシリーズのディフェンス3つで止めてオフェンスに回せたのは良かった」と渡邉主将。強敵相手に敗れはしたが、ルーキーの活躍はリーグ戦初勝利のカギになる。

 開幕4連敗を喫し、現在最下位に位置付けるグリフィンズ。残り3節、次戦は昨年7位の日体大。昨年は勝利しているが「法政にも日大にも自分たち以上に攻めていた」(渡邉主将)と侮ることはできない。日体大に敗れると入れ替え戦に回ることも現実味が帯びてくる。だが「入れ替え戦に行く気はない」(渡邉主将)。残り3節勝利し、入れ替え戦を回避でTOP8残留を目指す。

[常光純弘]

試合後のコメント
岩崎監督

「ミスした方が負けるということ。追い上げムードの中で不用意なインターセプトとか細かなミス。個々の運動能力も法政の方が上、その中でそういった細かいミスが致命傷になって点差が広がった。ただ初戦と比べても、尻上がりに良くはなってきている。日体戦に向けて立て直していく。オフェンス面は、1年生のQBが出た際にみんながカバーしてあげようという雰囲気が生まれていたのは収穫。ランプレーが得意な方と、パスが得意な方を分けて使っていた。それぞれの良いところをやらせてあげたい、経験を積ませてあげたいということ。練習通りによくやってくれた。次につながる。ディフェンス面は集まりが悪く、余計なヤードを稼がれていた。その辺りの積み重ねだと思う。もうあと残り3試合はすべて勝たないといけない。全力を傾けていく」

渡邊主将
「ディフェンスが止められなかったことが敗因なのかなと思う。点差が全てなので正直自分たちの力が足りなかった。負けは負けなのでそこは受け止めて。去年よりは戦う部分では気持ちが出てきたと思うし、後半最後のシリーズのディフェンス3つで止めてオフェンスに回せたのは良かった。次は最初から全員で意識できればいい。(日大、法大は)このタイミングで試合できたことは自分たちの成長につながると思う。負けてしまったことは変わらないので、そこは悲観せずに2強に対して通用した部分をもっとポジティブに捉えて、自分たちのくだらないミスをなくしていけば問題ないと思う。勝負できている部分はあるのでポジティブに捉えることが大切。こういう流れでいけば来年戦えるよということは分かったと思うのでそこをどうみんなで戦えるか来年の選手たちは考えないといけないし、自分たちもアドバイスしていければいい。(1年生QBは)南が負傷して彼らがやるしかないというところでしっかりやってくれたと思う。まだ1年生なので彼らを伸び伸びやらせるために上級生、特にオフェンスが助けてあげていかないといけない。(日体大は)良いチーム。法政にも日大にも自分たち以上に攻めていたチームなので強いと思う。むしろ自分たちより上だと思っているので去年勝ったとか全て忘れて挑戦者の気持ちを持って2週間取り組んで行きたい。あと3試合しかない。入れ替え戦とかあっちこっちから言われているが行く気がないので残り3つしっかり勝って終わりたい」

TEAM TIME PLAY PLAYER(S) PAT PLAYER(S) G/NG Score
◆得点経過◆
法大 1Q3:58 4yds  RUN #21廣澤 K #6谷澤 G 0―7
法大 1Q10:14 17yds RUN #21廣澤 K #6谷澤 G 0―14
明大 2Q3:49 6yds RUN #9福田 K #19山田 G 7―14
法大 2Q7:11 4yds PASS #12鈴木→#81小島 K #6谷澤 G 7―21
法大 2Q11:38 3yds PASS #12鈴木→#86阿部 K #6谷澤 G 7―28
法大 3Q6:17 5yds RUN #21廣澤 K #6谷澤 G 7―35
明大 3Q9:16 6yds PASS #18南→#92五十嵐 K #19山田 G 14―35
法大 3Q11:14 15yds RUN #21廣澤 K #6谷澤 G 14―42

明大 法大
◆法大戦スコア◆
タッチダウン
P.A.T. (1点)回数-成功 2-2 6-6
(2点)回数-成功 0-0 0-0
フィールドゴール 回数-成功 0-0 0-0
セイフティ
1stダウン(ラン-パス-反則) 14(8-5-1) 19(10-9-0)
パス 試投-成功-INT 39-16-1 29-19-2
獲得ヤード 139 189
ラン 回数-獲得ヤード 29-114 36-178
攻撃 回数-獲得ヤード 68-253 65-367
反則 回数-喪失ヤード 4-30 1-15
ファンブル 回数-喪失回数 1-0 0-0
3rd DOWN CONV. 41% 7/17 69% 9/13
4th DOWN CONV. 50% 3/6 100% 1/1
ボール所有時間 26:11 21:49