
法大を6―3で撃破 第3ピリオドで4点を挙げ逆転/関東大学リーグ戦
第1ピリオドでは「できるだろうという過信」(大津)が生まれミスを呼んだ。プレー自体も硬さが見え、流れは法大となり先制点を許したが、チームは焦らずプレーの完成度を上げていった。第2ピリオドになると徐々に調子を取り戻していき「FWの得点力不足が直ってきた」(大椋)と流動的にアタッキングゾーンへ侵入しシュートを放ち始め2点を獲得。「第3ピリオドでは自分たちのプレーができた」(大椋)と第3ピリオドでは4得点と圧倒。3点差を付け逆転勝ちを果たした。
秋リーグ制覇に向け、順調に白星を積み重ねている明大。次節の相手は早大。ここから3試合は1次リーグのヤマ場、秋リーグ制覇に向けての最初の難関を迎える。今年の目標は「無敗で、完全優勝」(FW永井遼・商4=白樺学園)。1試合も気の抜けない戦いが続く。この日のように、出だしのつまづきが命取りとなることもあり得る。最高のコンディションで早大戦を迎えたい。
[渡邊弘基]
試合後のコメント
間中朗監督
「(1ピリはビハインドでの折り返しでしたが)2ピリが始まる前に、まだ40分あるので焦らないでやっていこうという話をしました。今週の練習の出来、あとは昨日練習が出来なかったことで、コンディションが良かった選手とそうでなかった選手がいて、出だしが悪くなってしまいました。ただ、2ピリ、3ピリでぐんと上がったと思うので、早稲田の時はそういうこと無いようにやっていきたいです。(守備については)3失点は多い、特に最後の1点は余計でしたね。(次は早大戦ですが)ちゃんとやれば大丈夫でしょう。シンプルにやるだけですね。自信はもちろんあります。
大津
「(本日の試合はいかがでしたか)序盤あまり良い形で進めなかったですが、最終的には良い形で得点できて終われて、一試合通しては良かったです。でも最初から最後まで気持ち切らさずできなかったのが課題です。セットを通して決めるべき選手の大椋や桂川がしっかりと役目を果たしてくれたのが大きいです。そういう選手が決めてくれればチームに勢いが付くと思います。周りが走ってくれるし、上野に関してもセンターを通して良い働きをしてくれたし、DFもいいパスをつないでくれました。自分もそういうパスにつながった一本を出せたら、周りが決めてくれた形だから同じセットの人に感謝しています。(前半の立ち上がりから苦しんでいたが)一つ一つの場面で逆ターンをしてしまい一つのプレーを丁寧にできなかったし、それで相手にチャンスを与えてしまうパターンが多かったです。相手との実力差で言ったらうちの方が上なので、自分たちのミスから失点につながってしまったり、悪い流れになっていってしまったしそういうところ減らしていければ、辛いシーンはなくなると思います。できるだろうという過信からのミスがあったので、そういうところを減らしていけるかが重要。(早大戦に向けて)早稲田も実力的にはこちらの方が上です。でもだからといって相手の実力が劣るかどうかでなくチャレンジャー精神でこっちから先に先にと心がけながらシンプルにかつゴールに向かう意識を見せていければまた得点できると思うので、継続してできるようにしたいです」
大椋
「(試合を振り返って)第1ピリオドは全然明治らしいホッケーができずバダバタした展開でしたが、2ピリ、第3ピリオドでは自分たちのプレーができて点差も開いてきて楽になりました。調子は決して良くはないが周りの人が助けてくれることも結構ありました。だんだんやっていくうちに、FWの得点力不足が直ってきて、強い相手にも入れられるようになってきたのでこれからももっと続けていきたいです。どんな調子でも多くの点を取りたいです。直していく部分をちゃんとやり、パワープレーで全然点を入れられなくて、課題だと思うから練習して修正したいです。(先制を許したが焦りは)先制が第1ピリオドだったので、あと40分間ありそんな焦りもなかったです。(早大戦に向けて)早稲田はチーム力がすごいので、自分たちも負けずにチーム力で対抗して、個々の能力でも勝っているので、そういうところで勝っていきたいです」
永井遼
「チームが勝てて本当に良かったです。復帰戦ということで準備してきたのですが、まだ課題がたくさん出てきました。体力面は試合をこなさないといけないですし、そこは今日試合に出て良くなったと思います。状況判断であったり、コンタクトプレーが出来ない中でどれだけ自分を押し殺して周囲を生かしたり、球をつないだりというプレーをやってきて、そこは出せたと思います。今年のリーグ戦は無敗で、完全優勝を目指しています。自分ももっと得点に絡めるように、1週間しっかり練習して、コンディションを上げていけるようにいい準備をしたいと思います」
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