競走部 エントリー選手発表/出雲駅伝

2015.09.26
競走部 エントリー選手発表/出雲駅伝
 10月12日に迎える号砲を前に、エントリー選手10人が発表された。昨年の全日本大学駅伝にてMVPに選ばれ、1万m現役学生最速の横手健主将(政経4=作新学院)は膝のケガでエントリーを回避。黄金世代と呼ばれた昨年の4年生が抜け、メンバーは三大駅伝初エントリーが4人とフレッシュな顔触れとなった。区間エントリーは来月11日に発表される。

☆菅平選抜合宿でのエントリー選手のコメント☆
西弘美監督

「少しずつ足並みがそろってきた。1人1人が意識が高く、仲の良さのみではなくてライバル心もありながらうまくやっている。キャプテンの横手(健主将・政経4=作新学院)がもたついている。戦力ダウン。昨年は最強世代と言われて、その穴埋めが今年の課題。その中で優勝が目標というのは変わらない。その気持ちを一人一人が持って、勝ちに行く。今年言ってきたのは「安定性」。どんな状態であっても、安定して走れるように。(出雲駅伝は)横手が現状では使えない。だから、6番以内は取りに行かないと。逆に言えば1人にはチャンスが生まれることになる。出雲は距離が短いのでスピード駅伝だけど、焦りすぎると良くない。本当の底力があれば行ける」

木村
「去年の夏合宿より距離を増やして、今までで一番走りこめている。いい練習ができたと思う。長い距離に挑戦しようと思っているので、今年の練習では距離を稼いでいるという感じ。長い距離を走ることで、後半失速しないような走りができる力を夏合宿で付けていると思う。(目標)他大のエースと競り合うだけじゃなくて、後半区間の選手に差を広げて襷を渡す。三大駅伝全てで優勝を狙っていきたい」

齋田
「僕は4年だが、初めてこの合宿に連れてきてもらった。だから挑戦者の気持ちと、上級生として引っ張る気持ちの両方でいる。夏は積めてきたので土台はできている。最後の年で、箱根(駅伝)は小さい頃からの夢なので、箱根でつなぎを果たして優勝に貢献したい。重要な大会のメンバーに食い込めるような力をつけることが目標。最低でも全日本駅伝には。自分は三重出身なので、他の人より思いは強い。全日本駅伝でチームに貢献したい。出雲駅伝もチャンスがあれば出たい」

牟田
「今年はケガなく練習を積めている。全カレではあまりいいレースができなかったが、今年は緊張への対処の仕方をちょっとずつだがつかめてきたと思う。もともと緊張しがちだったので。4年になって、今年は自分が走らなきゃいけないという思いを持ってやってきた。駅伝で失敗して、一度は駅伝を嫌になったこともあったが、たくさんの人に応援してもらっているので。そこで結果を残さなきゃという思い。出雲、全日本で結果を残して箱根でも主要区間を任せられるようになる」

江頭賢
「合宿は始めはあまり走れていなかったが、そこからぐんぐんと調子が上がってきた。これまでは長い距離を走るという練習をしてこなかったので、合宿ではしっかり距離を踏んでいくことを目標にしてきた。タイムトライアルなどはやっていないが、確実に自己ベストを狙えるような状態ではきている。駅伝ではどこの区間というのはないが、区間賞を狙えるようにしたい」

籔下
「昨年は選抜に選ばれても上級生に引っ張ってもらう立場だったけど、今年は自分が前に出て自分でプラスしてってことができているので、そこが成長したと思う。この合宿ではしっかりと距離を踏むことを意識した。1か月で900くらい言ったと思う。昨年は700kmくらいだったからかなり増えた。ここまで疲労とかもあまりなくてこれだけの距離を踏めたので、自分に力が付いたということを実感できている。今の調子はボチボチ。出雲のメンバーに選ばれる自信はある。昨年も走る予定だった。4、5かアンカーか。どこでも行ける準備はしている」

吉田
「調子が上がってきたという感じではないが、練習は積めているので。距離を踏めたぶん上がっていけたらと思う。去年とかに比べると陸上に対する気持ちというか、上級生としての自覚を持ってやってきたと思う。長い距離に自信はあるので。ロードになってきたら力が出せるのかなと思う。今年はそれぞれの駅伝でチームに貢献する走りをするのが目標。チームには横手さんという世代トップがいる。世代トップがいるのに優勝できないといわれるのは嫌なので、優勝できるように頑張りたい」

末次
「今は治っているが途中故障もあって、合宿を全部こなせなかったのが反省点。去年箱根を走ってみて、足の作りや身体の面で実力不足だった。今年はジョグで最低でも何キロ踏むというような設定をしてやってきた。西監督もおっしゃられてきたことだが、優勝を狙わないと始まらないので。個人では去年のブレーキもあるので。ただ走るだけではなくて、他大の選手と戦えるようになりたい」

坂口
「合宿は順調に練習できている。高校と比べて距離が伸びて、強い先輩の中でできていていい。慣れるのに苦労もしたが、距離に不安はなく、焦らずケガもせずきている。後期は記録も出しやすくなる。駅伝になったら勝ちに行きたい。チームのために走るのはモチベーションも生まれて良い。3大駅伝はどこの区間でも絶対走ると思ってやりたい。出雲駅伝は高校の距離に近いので、出雲、全日本は走りやすいと思う。自分の力を出し切って、チームの力になればと思う」

竹山
「大学の合宿は高校に比べても圧倒的に距離が長い。その中でも思っていたよりもしっかりと走れている。感覚的にはかなり手ごたえがある。30km走だったり後半のペースアップだったりがある中でもこの選抜合宿でもずっとAチームでやらせてもらってる。ここまで故障なく練習を積めているので、それが結果として表われだしているのかなと。距離走だけでなくインターバルランやスピードの練習もしっかりとこなしていければ、駅伝も全くチャンスがないわけではないと思っている」

田中
「合宿は高校より練習が増えてきついところもあるが、生活面は大学らしく余裕がある。量が一気に増えたし、高所でやっているのがきつい。2回目の合宿の最後に足を傷めたがこの選抜合宿に連れてきてもらったので、そういう期待に応えたい。これからも気持ちを切らさず頑張りたい。駅伝はできれば走りたい。出雲駅伝は記録会で走れたら、という感じ。合宿で長い距離を走ったので今までと「長い」と思う感覚は変わった。駅伝に出て、上位で走れる実績がほしい」

[競走部担当]