成長を見せるが早大に完敗 /関東学生1部秋季リーグ戦
ミスが敗北につながる大きな原因だった。第3Q最初の攻撃シリーズ。明大はFD(ファーストダウン)を重ね、QB#18南卓真(政経3=日大第三)からWR#83伊藤琢真(商2=県立高崎)の約20ヤードのパスが決まるなどゴールに着々と近づいていった。しかしゴール目前で早大に50ヤードを超えるインターセプトリターンを決められた。「細かいミスから自滅したパターンになってしまいましたね」(岩崎恭之監督)という言葉のとおり、この痛恨の一撃で流れは再び早大に。課題の残る結果となった。
最後に一矢を報いた。0-24で迎えた第4Q後半。QBの南からWR#11阪本真一郎(政経2=駒場学園)、WR#19山田修平(法3=県立大宮)、WR#7森平貴大(営2=県立横浜栄)へのパスが連続5本決まるなど修正を利かせ、明大の意地を見せた。阪本が南からのロングパスを受け取り、第4Q開始10分でTD。DL#90渡邊健太郎主将(営4=法大第二)の「最後まで最後まで!まだ終わってないから」という言葉がピッチに投げられる。第4Q終了間際、QBの南から森平のロングパスでFDを獲得し、試合時間残り11秒でさらに阪本への12ヤードのパスが通った。負は決まっていても最後の1秒まで得点を狙いにいく姿勢は崩さなかった。
挑戦者として立ち向かう。一週間後には王者日大フェニックスとの対戦が控えている。「日大はかなり強いけれど自分たちのプレーができればどこのチームにも勝てると思う」(岩崎監督)と臆するところはない。明大グリフィンズだけにしかない粘りのプレーで秋季リーグ初の勝利をつかみにいく。
[長縄里奈]
選手のコメント
岩崎監督
「1戦目よりは、まあまあまとまってきました。下級生のRB(ランニングバック)もだいぶ層の厚さが出てきたので、基礎基本に戻ってミスをなくしたいです。細かいミスから自滅したパターンになってしまいましたね。ゴール前まで来ているのに攻めきれなかったところもありました。来週は日大戦なのでそれまでに基礎基本に戻って一から練習したいです。次の日大はかなり強いけれど自分たちのプレーができればどこのチームにも勝てると思うので、それがどこまでできるか試したいところです。(後半は巻き返したところは)評価できるけれど、相手のメンバーが代わったところもあります。でもそこで気持ちが入ってないと話にならないです。(明治らしいプレーとは)オフェンスだったらなだれ込んででも最後まで前へ前へというプレー。オフェンスだったら1人でタックルするのではなくてみんなで集まって抑えるという泥くさいプレーです。初戦は全くそれができなかったけれど、今回はそれよりはよかったです」
渡邊主将
「自分たちも気持ちは入っていたけれど、相手の方が上だったかなという感じです。オフェンス、ディフェンスともに課題は見いだせたので、1週間後の日大戦に向けて修正していきたいと思う。後半のオフェンスは頑張ったが、なかなかタッチダウンドライブにはつながらなかった。しかし、最後にタッチダウンを奪えたのは自信につながったと思う。次の日大の対戦は王者相手に食いにいくような勢いでチームで攻めたい。チャレンジャーとして挑みますが、日大からは白星を挙げようと思います」
南
「オフェンスのリーダーとして引っ張り切れていなかった部分がありました。オフェンスに関しては、ゴール前まで持っていっているのに攻めきれなかったところの爪が甘かったです。(QBからの)パスがつながらないところは、レシーバーとのコミュニケーション不足で連携が取れていなかったです。(早稲田との一番の違いは)ミスをしないところ、勢いも違いました。次は日大戦で、日大は日本一のチームですが挑戦者として思いっきりぶつかっていきたいです」
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