
前半果敢に攻めるも後半に大敗/関東学生秋季1部リーグ戦
前半はチャンスを逃さなかった。リードしては追いつかれの攻防戦を繰り広げるも、24分で国士大に逆転を許してしまう。さらに反則で国士大に7mスローのチャンスを与えてしまい国士大が勢いづこうとするも、キーパー・八木信之輔(政経4=国分寺)が見事セーブし流れを渡さなかった。その後再び逆転し2点リードで迎えた残り6秒。国士大がロングシュートを決め前半終了と思われたが、ラスト1秒で東謙佑(法4=法政二)が9m外からのステップシュートを決め会場を沸かせた。
「速攻が機能してない」(松本勇監督)。後半は一転、開始早々国士大に連続2得点を許し逆転される。何とか同点に追いつくも後半8分からの12分間はまさかのノーゴール。ゴールは何度も狙うが得点につながらず。速攻は形を作れずパスが通らなかった。さらには3回の明大選手の退場の間に国士大のサイドシュートに苦しみ試合の流れは完全に国士大に。国士大との差は徐々に広がり7点ビハインドで敗戦した。
これまで1戦も勝利を挙げていない明大。次の立大戦では「走り負けしないように」(松本監督)と走り込みの練習をする。秋季リーグも残すところあと3試合だ。気持ちを切り替えて勝利を目指す。
[村田萌衣子]
試合後のコメント
松本監督
「21点じゃ駄目。前半良くても、後半がほとんど取れなかった。速攻が機能してない。あと退場がすべて試合を壊してしまった。前半はそれなりに機能していた。後半があれではだめ。セットでそんな毎回とれればいいけど、国士舘は大型でベースはある程度良いチームだからそんな取れるっていう感じはなく結構ロースコアの試合をしている。そういう意味では前半は良しだけども、後半はあまりにもちょっとミスだったり退場だったり速攻のミスがあったりした。(速攻は)練習の中でしているとは思うんだけど多少吉野が外れているのを立ち位置を確認はしているんだけど、走りのタイミングとか少し合っていないんだろう。キャプテンの池田が出た時にうまい具合にクロスがかかっていかないケースが多い。(キーパーは)まあ、あんなもんだろ。今までの流れで行くとまあ普通。前半12点で抑えられたけど向こうが結構外していたからその分っていうのもある。ディフェンスは後半はちょっとずれてずれていってしまった。(次の立大戦は)気持ちを切り替えていかないとやられる。立大は強い。今日みたいな試合ではだめ。ものすごい立大は走る。高い3-3をどう崩していくかが重要。残り3試合だから気持ちを切り替えていかないといけない。多く点取れているときは速攻でいかないと、速攻でいくためには守らないと。守ると(相手のシュートが)ゴールのバーに当たってときにマイボールで速攻でいかないといけない。吉野が1人いられればいいが、吉野がいないと一気に得点とれないからそこをもっと点を取っていかないといけない。練習で結構走ってきたけどもうちょっと走ってかないと。立大はめちゃめちゃ走るから走り負けしないように」
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